じっけんくん

こんなスレを読んだせいで久しぶりに理化学の実験がしたくなってしまいました。沙耶です。

硫黄の斜方結晶ですか。きれいですよね。沙耶は硫酸銅結晶が好きなんですが作るのに時間かかりすぎんだよな。
ミョウバンの結晶は非常にお手軽なのでお勧めです。


はい、というわけで今日は理科の実験をしてみましょう。ミョウバンの結晶くらいならでかいのを望まなければいけます。中学校の理科でやりませんでしたか?

理科の実験ですから、本当はビーカーと試験管くらいはあった方が雰囲気は出ますwwww
雰囲気だけですが。めんどくさかったら別にそのへんのプラカップとかでOK。
まず実験器具はきれいにしなければなりません。蒸留水を買ってきましょう。薬局に売ってます。ついでにミョウバンも買ってきときましょう。安いやつでOK。そもそも工業用製品で十分です。
生ミョウバンはちょっと高いしなかなか置いてないので、めんどくさけりゃ焼きミョウバン買ってきて種結晶作ってそれ使いましょうね。
あ、ちなみに蒸留水は飲まないでね。お腹壊すよ。純粋なH2Oって体にはあまりよろしくないので。死にゃあしねーけどな。それに全然おいしくないよ、飲んでもwwww

おいしい水、ってのはいろいろ混ざってるからおいしいんです。

あとはこんな感じで!(丸投げだよぉぃ

いいんだよ、ミョウバン結晶なんて自由工作レベルなんだから。

濁りやすいので、透明な結晶はなかなか作れませんが、がんばって大きく育ててみましょう。夏休みは40日もありますから、つくりまくればきっと夏休み明けには結構かっこいい正八面体を学校に持っていけるかもしれません。運ですが。

このほかにも砂糖や塩も同様に作れます。基本は飽和水溶液を作って、水分をゆっくり冷ますだけです。発泡スチロールとか使ったりもしてますが、とにかく飽和水溶液の水温をどれだけゆっくりゆっくりと冷ますことができるか、が勝負ですね。
水分を自然蒸発させて作る手もありますね。水温をある程度保てれば、こちらの方が飽和状態を長く維持できると思います。

ちなみに砂糖で出来上がったのはみなさんよく知ってる氷砂糖ですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
蔗糖を結晶化したのが粗目。グラニュー糖はこのちっこい結晶です。

ただね、無能がこんな無難なもんつくって終わりってわけにもいかないでしょ。
次は硫酸銅いきましょうか。夏休み初日に全部準備しておけばいろんな結晶。みたいな自由研究が出せると思います。

まず硫酸銅を買ってこなきゃいけません。薬局に売ってますが劇物指定喰らってる代物なので購入の際には使用目的とか聞かれることもあります。我慢してください。
バポナだって買うときに名前書かなきゃならないんだからいいでしょ。結晶作るんです!って言えばまあ普通買えますが、それはちょっと餓鬼くさいなぁと思ってるなら熱帯魚の病気の治療に使いたいですとでもいっといてください。

別にアレなら通販でも買えるしwww

あとはもう簡単。水にとけますんでガンガン溶かして飽和水溶液を作ったら底の平らなプラケースにでもどばどば注いで、放置してください。ちっこい結晶がどんどんできてきますが、きれいなやつだけ残してあとはまた飽和水溶液にして補充。

毎日結晶の向きを変えたりするのを忘れないでね。ゆっくりゆっくり育つ結晶なのでちょっと気長に頑張ってください。その代り、めんどくさい以外の難しいことはほとんどありません。

最終的にはきれいなブルーの結晶体が出来上がると思います。非常に美しいので、是非一度チャレンジ!

はい、まあここまでも普通に自由研究ですね。

次々。さて、スレでも出ていますが硫黄の斜方結晶ですか…。

揮発性の有機溶媒に溶かして揮発させてく、ってのは飽和溶液からの結晶化ですね。これ旨く行くのかな。
試したら明らかにおかしな人の家扱いされると思いますがwwww

硫黄は熱すると液状化するんですよ、単体で。ですから、粉末硫黄を思いっきり熱して、濾紙なんかに流し込むと冷えて再結晶化します。
それほどきれいな結晶は得られないとは思いますが…。核として作って、あとは繰り返し繰り返し硫黄を熱しては掛け、熱しては掛けってやってたらでかくなりそうな気もします。

自然結晶買ってきた方がきれいな気もしないでもないですが。高いよね、硫黄の自然結晶wwwwwwwwww

大きな、ということでは>>83の言ってるこれが析出としてはいいんじゃないかな。
問題は二硫化炭素なんて入手できるかバカ野郎ってとこ以外は。コイツは危険物第4類特殊引火物に指定されていますので、使用用途だのなんだのとネチネチ聞かれます。
そもそも薬局で発注するのも大変そうだが。まあ、少量の場合試薬に使うとかいっときゃ買うことはできるんじゃなかろうかとは思うが、毒性のとても高い危険物なので、無理かもねwww
そもそも低容量の試薬製品があるかどうかすらわからん。一応蜜蜂の巣箱の消毒なんかに使うこともあるようなので、薬局発注は可能なようだが…。いずれにせよ、保管法などに詳しくないなら全速力で辞めておくことを勧めるなぁ。35度で引火するレベルの揮発性、しかも皮膚接触で毒物ですからね。

まあ結晶つくるんですーって無邪気に言われたらかなりがっくりされるとは思いますが。

ベンゼンやアセトンと比べると10倍以上の溶解度があるので、二硫化炭素はでっかい結晶作りやすそうですが、一般人なら素直に種結晶確保してベンゼン類の有機溶媒飽和水溶液での自然結晶化をした方が素直っぽいですね…とんでもなく時間がかかりそうですが。そもそも有機溶媒ですら普通の人の認識では毒物でしょwwww(要はシンナーw

さあ、これで硫黄の入手方法はわかった。同様に硝酸カリウムも少量であれば特に問題なく薬局で購入できる。

え、何する気かって?

硫黄っつーたら黒色火薬作るんちゃうの?(ぉぃこら待て

自由研究って言って黒色火薬とピクリン酸との爆発力比較とかムービー付きで出したら面白そうじゃね? 俺はやんないけど! まだ手足が大事だし!w

とはいえ、黒色火薬自体はそれほど危なくはありません。普通に作る分、そして粉末を利用する分にはね。ご家庭でも普通に固形化することもできますし、着火剤を作ることもできます。
そもそも日本の貧困期なんかには餓鬼がよくこれで遊んでたわけですし?
炎色反応と合わせれば立派な自由研究になります。

問題は、これらの火薬を密封した場合です。そして、一般に火薬の危険性というのはこの密封式の状態での着火を起こすからです。
この黒色火薬に、炎色反応を起こす金属を混ぜ、筒に突っ込んだもの、それが信号筒や信号弾とよばれてるものです。もっと身近なのだと自動車の発煙筒がこれ。

色は混ぜる金属によって炎色反応で変わります。まったく同じ原理で花火なわけです。

ちなみに別にこうやって火薬を作るのは違法でもなんでもありません。ある一定量以下、かつ販売や譲渡を行わないならばすべて合法です。
下瀬火薬(ピクリン酸)だろうがニトロだろうが合法です。ニトロはどうかしらんけど多分問題ない。
怖くてとてもじゃないがニトロ基なんて触りたくもないが。爆発させたら刑法に引っかかる可能性はあるけどw
試薬実験のレベルならたぶん大丈夫。逆にニトロはその量ですら危ないから怖い。

硝安油剤爆薬のようなお手軽なのもありますけど、こっちは着火が難しいですね。
ホームセンターとかで売ってる硝酸アンモニウム(おもいっくそ肥料)に軽油ちょろっと混ぜて、錬れば練るほどー!ぱーぱっぱぱー! どかん!
とは爆発しません、超安定爆薬だったりします。指向性も持たせられるので、爆破消火とかいう手法まで存在します(一定方向に爆発させ、その方向の酸素を爆発で使い切ることで消火する、大規模消火法)。

ま、化学の実験は適度に危険なほうが楽しいよね(ぉぃw

0 thoughts on “じっけんくん

  1. 無理でした。DD以降はポーランドとったらソヴィエトの友好度いくら上げても発狂確定AIだったようです…ポーランド簒奪って無印のみなのか…。

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