まだ生きてます

電車に飛び込んではいませんwwww
多分誰も心配はしていませんが。沙耶ですこんにちわ。



大津の中学校での例のアレ。

擁護視点から2つ。
まずは読んでから考えて。


精神医学の観点から今回のいじめ自殺を考察する

いじめ自殺の学校が口封じ校内放送したことが問題になっているけど

さーて、それぞれの主張、あなたはどう思いますか?

沙耶の意見としては、精神科医の話は理解できる部分も多い。というか、まあある種の集団ヒステリーではあると思うよ、祭りとか炎上ってのはね。
後者。お前死ねば?


さてさて。まずは精神科医の話から。
要するにこの人が何を言いたいかっていうと、いじめと自殺との因果関係が希薄である、という可能性を誰も検証しないよね。って話です。

確かに、行われたイジメは陰惨ではあるし、彼の中での何か超えちゃいけないラインを超えたんでしょう。ですが、その超えちゃいけないラインってのが実は低下していたと考えるほうが妥当、ってのがお医者さんのお話ね。

要するに、この程度のイジメ(実際のとここの程度って言えるかどうかも誰も検証してないよね、って話もあるけど)はどこにでもある。そりゃあるわ。社会に出りゃもっと陰惨なイジメなんていくらでもあるし、悲惨な生い立ちの話、それを乗り越える話、あるいは乗り越えられないけど生きてます、みたいな話はそこらにいくらでも転がってるよな。

そいつらは生きてるから語れるわけだよ。
児童の虐待やらなんやらってのもな。別にそれを擁護するわけじゃない。だけど、それは起きる。

ここがまず認識が間違ってんのよね。イジメはどうやったって起きるんだ。だって社会でもおきるんだから。社会の縮図である学校で、更には精神性が未熟な児童/青少年の集団である学校で「起きないわけがないだろう」。

それをなくす、というアプローチはもちろんほめられたものだけど、そもそも社会でなくせないものを未熟な精神性の集団の中から放逐あるいは低減が可能か?って言ったら沙耶はそうは思わない。だからってやらなくていいって話じゃないけどさ。

この人が言ってるのは、そのプレ段階。
個人が容認できる”超えちゃいけないライン”が低下した要因はなんだ?ってとこで、鬱だったんじゃないの?ってのが見解としてはありうる、と。
低下していなければこの程度のイジメなら乗り越えるよね。って話。

イジメをなくす、というアプローチは非常に困難だ。被害者の逃げ場所を作って上げることはできても、それは解決にはならない。けど、それでやり過ごすことはできる。

そして、青少年の鬱に関してはカウンセリングである程度の緩和が行えるのだから、逃げ場を作っておいてそこで鬱を改善すればよいのではないか、という話だと認識しました。

なので、そういう意味であれば沙耶はそのとおりだと思うのです。
それが、自殺という結果に至ったのは、いじめもその一部を構成しているかもしれないが、鬱を発生させたのはいじめではないかもしれないよね、という意味なら、まあそうかもね。いじめかもしんないけどさ。

自殺ってのはある種衝動的な行動で、計画的なものではないことが多い。大人になるとそうでもなくなってくるケースもあるけどさ。
人間ってのは自己保身の本能が強い生き物で、徹底的に追い詰められて、死ぬか、ってとこまで来た上でまだ計画的に行動できるだけの理性が残っていたならば、多くの場合、相手への危害を先に検討するはずなんですよ。

そのときにまだモラルまで残っていて、危害を加えるのは良くないことだ、なんて理性が働くならば、そもそも自殺だってモラルが押し留めてしまう。

なので、自殺に到達するには理性の崩壊が多くの場合必要です。

危害を加えて原因を排除する、という実に短絡的かつ明快かつ自己保身が保てる手法が存在しているにもかかわらず、それを選択せずに自己傷害に向かうのは、”病気”なんです、いきものとしては。
いきものとしては正しいのはその場合相手への攻撃です。

昔のお姫様が敵に捕まって辱めを受けるくらいなら自害します、ってんならそれで相手を殺すほうが適切なのですよ。まあこの場合相手が多数すぎるので、自害するしかないんですが、相手がレイプ犯一人で自分短剣持ってて、抵抗せずに自害するのはいきものとしてはおかしい。

つまりは、この理性を喪失させたのは鬱ではないのか、ってのが自殺に至ったプロセスではないか、ってのがこのお話かと思います。
ある面で正しいとおもいますよ。同時に、その超えちゃいけないラインが低下している人をターゲットにして、超えちゃいけないラインをかるがると超えたクズが居たってのも同時に問題なのであって、そのふたつの問題は独立しているのだ、ってのがお話の趣旨。

イジメはトリガーであって弾丸や銃そのものではない。という話。
同程度のストレスであれば、失恋でも、受験失敗でも、下手すりゃ漠然とした不安感からでも死ぬ。

なので、ここで木村束麻呂くんがクズで、とかはあまり意味を持たないわけだ。
また、外的要因として統計を持ってイジメが自殺の原因となるケースは少ない、というのを示しているけど、この点に関しては沙耶の見解は異なるかな。

少ないのは沙耶もそう思う。中高生の自殺なんてそんな珍しい話でもないしね。
その要因として明確にいじめに対する抗議である、として自決しているのは、理性のある自殺なんだよ。

だから、その数はすごく少ない。大人でも普通は相手への攻撃を行う段階で、モラルと理性を保ったまま、その上で、自殺を選択するのは並大抵の追い込まれ方ではない。
普通その前に精神的にトブか、反撃しちゃうからだ。

別に沙耶はイジメが正しいとか、木村は悪くないなどと言うつもりはない。

視点が違う。

子供の視点から見れば、いじめた奴が絶対的に悪い。

だが、その状態になった時に、もし本当にイジメが理由で自殺に至ったのだとしたら、それほどの覚悟を抱かねばならないほどにまで、「他人を傷つけてはならない」という精神拘束が存在しなければ辻褄があわないのだ。カルネアデスの舟板の上で、自ら死を選ぶのは生命として誤っている。

だってそうだろ? 殴り返せばいいじゃないか。それが無理なら放火でもしちまえ。
殺せよ。それで排除できるだろう。

世界中の他の誰の命よりも、お前の命のほうが大切なのだ、と親が子供に示せていたならば、モラルを理性を保っているなら自殺はできない。自分の命の持つ価値を、他人の命のそれよりも安く見積もったから選択されてしまう選択肢なのだ。それは。

あってたまるか。沙耶は殺されるくらいなら殺してやる。家族を傷つけられるくらいなら傷つけてやる。

親ってなぁそういうもんだと思う。とは言え、親がどれほどそう思っていても、それが子に伝わっていなければ意味はない。
そして、子供に暴力はいけません、他人を傷つけてはいけません、と躾ければ、当然まあ自己傷害に至るしかない。その条項に例外条件が存在することを示さなければならない。無闇矢鱈と振るっていい例外ではないが、どんなルールも例外が存在する。

というような、非常に俯瞰的な視点を子供に与えられていなかった、あるいは子供が未成熟でそこに至れていない時期、それを思春期と呼ぶのだと沙耶は思う。

だから、親も悪いだろ、とも言い切れないけれど、イジメだけが絶対悪であって普遍的に親に何らの責任もないのかと問われれば、それは違うとも思う。

イジメられた、それは子になんらの責はない。
外的要因でしかなく、それは子に何かできたとは思えない。
貧乏に生まれました。というのと何らの違いを沙耶は認めない。

イジメられたから自殺しました。
貧乏だったから泥棒をしました。

さて、じゃあその場合このふたつのロジックで一方だけが親の教育が悪い、とは沙耶はとてもじゃないが言えない。

自殺をする、泥棒をする、それを選んだのは本人なのだ。モラルもルールも他人の気持ちも乗り越えて。

そんな選択をする子に育ったのはなぜだ、という問いかけをしたならば、沙耶はひとつの回答しかできなくなる。
それは、口にもしたくないし、すればお叱りもあろうとは思う。

だが、そう思えてしまうのも事実だ。彼が、なぜそれを選んだのか?
それが鬱などの病気、であったならむしろ救われるのは親ではないか?
それをイジメが理由で、としてしまったら、追い詰められるのは親ではないのか。
違うだろうか。誰かを憎まなければ耐えられない今は、まだそれでいいと思う。

だけど、何年もたって。少し冷静になって。

本当に?って自問した時、その答えが怖くはないだろうか。
沙耶は、どちらだとも言えない。どちらであったとしても悲しい話でしかない。
で、あれば生きている人の心を救えるのは、一体どっちなんだろう。


次に後者。

死ね。以上。

まさに教育現場というもののクズっぷりを全く省みることもなく、臆面もなく生徒のためだなどと言い切るか。

それのどこが生徒のためだ。10年。20年。その先。
お前が見ているのはたった1年先の生徒の未来。

皆が指摘するのは10年先の生徒の未来だ。

来年の受験だけを目処にする貴様らにはわからんのだ。
人が、何十年も社会の中で生きて行かなければならないという事実が。

罪に対して、自分たちが警察となり、裁判官をやり、弁護士をこなしてだした結論を、さも社会正義のように語っているのだと自覚しろ。
そんなもの、正義でもなんでもない。

ふざけろ。死ね。
そんなものに正義の欠片すらありはしない。
そして、そんな教育が生み出すのが悲劇ではないか。いい加減にしろ。
何度繰り返せば気が済むのだ。バカか。名乗れ。そのクズな教育現場を正しいと信じているなら名乗れ。名乗ってみせろ。お前ごとぶっ壊してやる。

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