たまには文学を

ただしやる夫でwwwww

沙耶です。


吸血鬼譚:真紅は怪奇な体験を語るようです

吸血鬼カーミラ。
アイルランド人、ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュが1872年に著したホラー。
吸血鬼伝説自体は東欧を中心に古くからある民間伝承であり、それを下敷きにした物語は他にも出ています。また、口伝などを漁ればその数は圧倒的なモノとなるでしょう。

では。

あなたに問う。吸血鬼と聞いてあなたが最初に思い起こしたモノは?

多くの日本人が思いだすのは、おそらくは吸血鬼ドラキュラ、ドラクール、伯爵公、モデルはワラキア公ヴラド3世、串刺し公ヴラド・ツェペシュ。

イギリスのアイルランド人作家、ブラム・ストーカーの手による「ドラキュラ」がそのイメージの祖であり、その大ヒットにより吸血鬼と言えばドラキュラ、というイメージが先行しました。

このドラキュラの作品に最も強い影響を与えたのがこの、吸血鬼カーミラ。

貴族的、夜を歩く者、心臓を串刺しにして殺す、灰にして川に流す、影ができず死者を操り海を渡れず怪力を持ち、棺桶に眠る。こういった、いわゆる定番的吸血鬼のイメージを確定させているのもこの作品の特徴です。

同時に、ホラーとしての色は薄く、サスペンス、あるいはドラマの性質が強めなこと、またカーミラとローラの性的関係を示唆する、レズビアニズムも盛り込まれた非常に退廃的な雰囲気を醸す作品です。

原典の翻訳は杉田玄白プロジェクトにもありますので、Webで読むこともできます

やる夫ではローラを真紅、カーミラを水銀燈で。あの退廃的な雰囲気のゴシック・ホラーを見事に描きあげています。是非、一読のほどを。


彼女との待ち合わせ場所まで行くと彼女は俺と車を見るや否や「帰る」

うん、まあ気持ちはわからんでもないけど昔の、ってことは多分ABCのどれかですよね?w オープンだからAじゃないとは思うけどwwww

デートカーかって言われるとなぁ。

はい、ABCってなんじゃらほい。ということで。平成ABCトリオ。

マツダのAz-1、ホンダのBeat、スズキのカプチーノ。ほぼ同時期に売り出された、軽四二人乗りスポーティクーペ、もしくはロードスターのこと。

Az-1
ガルウィングオープンのドア、スケルトンモノコックのフレームシャーシは素晴らしいまでの高剛性を誇り、FRPを多用した軽量化が付きつめられた、スポーティ軽四。そこらの下手な似非スポーツセダンなら下手をするとぶち抜かれます。世界最小のスーパーカーとまで言わしめるそのスタイルは、鮮烈。ミッドシップレイアウトを採用し、エンジンはアルトワークスと同型。きびきびアルト、のあのエンジンである。

欠点:
二人しか乗れない。体形によってはそもそも乗れない。
荷物は全く積めない。姿勢はろくろく動かせない。
視界が恐ろしく低く、へたすると他車の死角に入って見えなくなる。
事故ると死ぬ。生存確率0。絶対死ぬ。なぜならちょっとでかい車相手なら、本来衝突衝撃で壊れるべきボンネットがそのまま”相手の車の下”に入ってしまい、衝撃緩和も無いままボディ上半分が相手の車に衝突する。首ちょんぱ。お前は死ぬ。
あと高い。すでにプレミア価格付きまくってる上に、程度のいい車はもうほとんどない。基本買って修理しないと乗れない。イタ車かお前は。
そもそも生産台数が少なすぎて部品がアレでアレでアレ。

ていうかAz-1はもはや完璧に趣味車なので、絶対にお勧めしない。
ほとんど主旨がスーパーセブンであると言えば分ってもらえるだろうか。


Beat

ホンダビート。1998年生産終了。比較的多くの弾数のでた、ミッドシップレイアウトのオープン。言って見れば、NSXを軽にしたらこうなりました、というシロモノ。
ABCトリオの中ではNAエンジン。

現在でも安く、また多く流通しており入手しやすい。
乗ったことないからよくわからない。本田総一郎が最後に見届け、送り出した車でもあり、そう言った意味での重みもある。


カプチーノ
ユーノスロードスターの小型化、に最も近いのがこのスズキ・カプチーノ。こちらもAz-1同様アルトワークスのエンジンをベースにしているが、伝統的なスポーツスタイルとして、ロングノーズショートボディのスタイルを持つ。
上記二台とは異なり、エンジンはフロントで縦に配置され、FR、加重バランスを51:49に保つ、という形でデザインされている。
ロードスター同様、ヨーロピアンテイストが強く、国内よりは海外での評価の高い車。
ロングノーズのため、エンジンルームに余裕がありまくり、その無駄空間を目いっぱい使って通常のスポーツカー的装備を突っ込んだ車である。

ちなみに欠点は、狭い。糞狭い。居住空間を犠牲にして、ダブルウィッシュボーンサスやパワートレイン等を突っ込んでいるのでとにかく狭い。ていうか狭い。ロードスター乗りが言うこっちゃないと思うんだが、はっきり言って狭い。普通に狭すぎる。
ちなみに知り合いのカプチーノ乗りは運転席と助手席の間で立ち乗り1人を乗せることで3人乗りクーペだと言い張っているが脳味噌のねじが飛び過ぎてるとしか思えない。実際やってみたらとてもじゃないが公道に出たら死ぬとか言ってたがやる前にわかれボケ。

ABCトリオの中で最も軽量の700kgを実現している。つまり、言葉の意味は、ぶつかれば死ぬ。お前は死ぬ。
ABCトリオとしては最も長く販売され、1998/10まで販売された。こちらも中古市場はそこそこ豊富。

ちなみに、カプチーノは他の二台と比べロングノーズスタイルのため、異常にエンジンルームが広い。このため、より大きな出力を持つエンジンへの換装が可能である。
車重と相まってピーキーにしかなり得ないが、現実として2000ccエンジンを積んだカプチーノが計画されたりRX-7のロータリーエンジンを積んだカプチーノといったものは、ナチュラルに実在する。

羽根を付けたら空を飛ぶんじゃないかと思えてくる。ちなみに2000ccDOHCを積んだカプチーノは作ってみたけどまっすぐ走るというすでにそれが難しかったという話。

要するにコブラやViperのごときスネークダッシュで始まって最後まで制御できない、というレベルだったんだろうと思うが、せめて1500ccくらいから始めるという頭は無かったんだろうか、無かったんだろうねアホだしね。

という、バブル末期真っ盛りスタイルな三兄弟のことを指してABCトリオと称する。

一番アホなのがAz-1だと言うことだけは多分車好き100人に聞いたらAz-1オーナーですら頷くのは間違いない。


ちなみにオープンに乗りたいならダイハツのコペンに乗るべきである。間違ってもじゃあマツダロードスターで、とか言ってはいけない。

こっちも別の意味でアホだから。街乗りのオサレデートならコペンがいい。
ロードスターやACコブラ、Viperなんぞでドライブデートなんて来たら普通の女性は引く。ていうか引かない方がおかしい。

F40でしまむらに買い物に来るくらい空気読めてない行為なので気をつけよう。

0 thoughts on “たまには文学を

  1. お花畑のステージに降りてって件の、武力行使反対派を全員虐殺すればいいじゃんって部分が、過去の赤軍派の最終形態に向かった形そのもって思っちまったんだけど。
    なんか、左巻き人たちって言ってるに対する「現実的」解決策を絶対に取りたがらないのってやっぱり軸が傾いた際に考えのベクトルが発散方向に向かったっきり帰ってこないからだからなのかねぇ。 右の人たちに関しては、正直純粋な右の人たちっていうのが絶滅危惧種だから語りません。

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