素直には感動できない。

何が、ってまあ…鉄人28号ですね。神戸の。

実物大の鉄人28号完成 高さ約15メートル 神戸

これの騒動を知ってると、ちょっと素直には応援しにくいです。
去年の頭でしたっけね…。


倉田光吾郎さん、という方がいます。お名前だけじゃわからない人もいるかも知れませんね。

サイト名:なんでも作るよ

実物大スコープドッグ。

はい、この辺で流石にわかるかと。そうですね、実物大のスコープドッグ作っちゃった方です。等身大ガンダムなんかも、この方の草分けがあって企画が通ったんじゃないかって思うくらいに、こつこつと長い時間かけて作ってくれました。

スコープドッグの次に、作ろうとしたのが、鉄人28号だったんです。もちろん神戸版のようにバカでかくはないですが…。

経緯なんてのはもう当事者と版権元しか知らないことですからわかりません。ただ、スコープドッグの許諾が後付けになってしまい、サンライズさんがたまたま快く認めてくれた、ってのは手順として間違っていた、ということで、鉄人に関してはあらかじめ版権元に許諾を得てから制作を開始しました。

ちなみに、このときすでに神戸の案も版元は持っており、倉田さんにもそれは版元経由で知らされていました。当初は銅像、って話だったらしいですが。

半年後に、それは大きく変化しました。理由はしりませんし知りたくもありません。どうせ碌でもないことでしかないですし、原作者の気持ちなんて多分欠片も尊重してない人の言葉でしかないと思いますから。

神戸の案が、銅像から鉄に代わって、大きさも18m近い案に変わってました。倉田さんのと材質で丸かぶりでしたが、大きさがずいぶん違いますので、倉田さんは倉田さんでおもしろい、と思ってたらしいですね。

しかし、それをそうは思わなかった人がいるってだけです。

鉄人が二体あったら困る。だそーな。諸事情はしらんが、倉田さんにこれを言えるのは版元だけですので版元が言ったのは間違いないですが、それが版元自身の判断なのか、別のどっかが版元に要請したのかはしりゃしませんし知りたくもありません。
訴えるだのなんだのってとこまで話はこじれてしまい、最終的には倉田さん、制作中止。
そのあたりの経緯や彼の気持ちとかはBlogやサイトで読めますから読んでみてください。すごく、悲しい気持ちにさせられます。

だから、正直この鉄人を素直に応援は出来んのです、沙耶としては。作ったことはすごいと思いますし、雰囲気も出てますよ? でも、これを見上げるたびに大人の事情とやらで踏みにじられたクリエーターを一人、思い出してしまいます。
だから、ちょっとこれは見に行く勇気は出ません。行きたい、とも感じないのです。ガンダムは行きたかったけどねぇwwwwww

別にKOBE版のProjectからの圧力があったとは限りません。また、Projectの方も圧力をかけたことはない、と表明しています。純粋にファンの声だったのかも知れません。そんなもん、わかりゃしませんが、わかりたくもありません。
そんなもんがファンだなんて思いたくもないのですから。

でも、一人のクリエイターの思いが、過程のどこかで何かしらの形で歪んで現れた悪意に踏みにじられた、それだけは少なくとも動かしがたい事実、だとは思います。
だから、応援できない。誰かの犠牲で成り立ったものを素直に喜べない。

別に鉄人のファンではないけれど。そんな行為がファンの姿勢だなんて思いたくはないし。
じゃあ誰かが嘘ついてるわけ? 倉田さんが? Projectが? 版元が? そんな風に疑うのも嫌です。
だったら、みなければ、いい。存在していなければ、存在しないと決めてしまえば。

沙耶の世界の中には、そんなもの、”何一つ作られていない”。

そうすれば、誰も疑わずに済むんだもの。だって、思いたくないじゃないですか。
誰かを踏みにじることを選んだ鉄人なんて。リモコン次第、ですかね?

悪人にリモコン奪われたのなら、とり返すまでが物語でしょう。

取り返せなかった以上、それはバッドエンドの物語でしかないんじゃないですか?

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