というわけで

やることおわた。沙耶です。
ダメなクライアントを切るのも営業とSEの仕事だといつ気づいてくれるのか。

まあ俺が被害被るわけじゃねーけどさー<自衛はしてる人
それでほかの人が死んでるのを見るとなんだかなぁ。


はいはい。今日はベランダ園芸でもしてみませんか。いきなりデンドロ育てましょうとか言いませんから。
目にもやさしく、おいしく、そんなものを目指しましょうってことでハーブ行ってみましょうハーブ。苔玉やってみたいんですがまだ手を出してないんですよね。
ハーブは春先にもなればホムセンの園芸コーナーの一角を占領する雑草の苗軍団、安いですしね。

さ、じゃあまず用意するもの。
・プランターor鉢
・(肌の弱い人は)軍手
・スコップ類
・如雨露
・土
・石
・苗

はいこんだけです。全部そろえても大した金額じゃないです。
何を植えるかをまず決めてしまいましょう。

今回はプランター向きなのを避けて鉢で行ってみましょうか。おいしく、を全面に出して行きましょう。ってことで。

スイートバジル
ローズマリー
ワイルドストロベリー

あたりから好きなのを選んでください。バジルはご存じイタリア料理に欠かせません。ですのでデブでも喰ってろピザ。な人は是非に。ローズマリーは煮込み料理に使えます。特に魚との相性のいいハーブですが、シチューなんかの煮込み料理に使うブーケガルニにはだいたい一本かそこら突っ込まれるハーブです。
ワイルドストロベリーはちょっと前になんか幸福になるとかなんとかって言ってましたがなんだったんでしょうかアレは。おかげでなぜか妙に高値になってますが。手持ちだったのは前の家に放置してきたため、手持ち苗はないです。代わりに普通のイチゴを増やしてますがwwwwwwwwwwww
甘味の少ない、香りの高いイチゴです。甘さはかなり控えめですが、非常に強い香りを持つ実をつけますので、紅茶などに用いると紅茶をあまり甘くすることなくストロベリーの香りを楽しめます。

気に入らない人はこの辺から適当に育ててみたいのを探してください。
一部、巨大になる奴や育てにくいのもいますのでまあその辺だけ気をつけて。普通に園芸コーナーで売ってる苗だとイタリアンパセリ、オレガノ、マジョラム、カモミール、カレープラント、セージ、タイム、チャイブ、ミント、レモングラス、レモンバーベナ、レモンバームなんかがハーブとして置かれていると思います。
ナスタチウムとかはハーブコーナーじゃなくて普通に花の苗のとこにいたりしますし、アロエなんかもハーブのとこにはいません。匂いなんかないしね。
ハーブ苗は、ちょっと葉っぱを触ってみて、香りをかいでみて気に入ったの育てればいいと思います。

苗はだいたいホムセンなら98円とかで売ってますし、セールなら~~個でまとめていくら、みたいなのもありますからそれで。間違ってもハーブの苗のそこそこ大きく仕立て上げた298円とかの苗買っちゃだめです。
そんなの数か月で追いつきます。ミントを入れてないのはミントは始末に困るのと、花がかわいくありません。ガチで。ていうか何あのげじげじもじゃもじゃ。死ねよ。
その辺気にしないならスペアミントあたりをどーぞ。若い葉を砂糖漬けにしたり、スイーツに載せたりと楽しみ方は色々ですが、たぶん一年後には始末に負えなくなってミントいらねぇと言いだします。間違いなく。

あと、種は避けてください。種でも余裕で育ちますが、ぶっちゃけ多すぎます。100円であほほど育てられますが、そんなにいっぱいほしいわけでもないでしょうw
大きめのプランターで育てるなら種でもいいんですが。

次に鉢。安いのはプラスチック製のものです。倒れた程度では割れませんし、日光にも比較的強いですが、経年劣化はしていきますので数年後には買いかえることになりますが、どうせ大きくなってきたら植えかえをしないといけませんので、安く済ませたいならプラで十分。
沙耶は素焼き鉢が好きですけどね。キッチンハーブとして家の中で育てるなら釉薬もかけた陶器鉢がデザイン的にもお勧めです。
鉢のサイズは号数で書かれています。深鉢とか平皿でもいいですが、まあ普通の駄鉢でいいっしょ。
ハーブなんてなんでも育ちますからむしろ見た目重視で構いません。

家の中の出窓などで育てるなら3号鉢なんかでも構いません。小さいですが十分です。ベランダなら取り回しのいい5号あたりでもいいですが、大きな鉢を使うと鉢のサイズまで巨大化していくので、成長限界を決めておくためにもあまり大きな鉢はやめましょう。買ってきた苗突っ込むだけなら4号でよいかと。3号は育苗ポットとほぼ同じですから、一回り大きい格好ですね。
家の中な人は一緒に受け皿も買っておきましょう。号数は同じか鉢より一つ大きいくらいで。ま、同じでいいですけどね。

スコップ類はあると便利。ってだけ。いわゆるスコップ、だと3号や4号の鉢にはでかすぎますので、ちっこい奴を適当に100均とかで売ってますから買っときましょう。ガーデンツールとか言われてますけどね。
あ、なかったら割りばしとちょっと大きめのスプーンとかでもいいですwwwwwwwwwwwwww

如雨露。あると便利ですがないならないでも構いません。別にコップでいいし。だってハーブだし。
大体キッチンハーブなら水やりはコップになります、どうやったって。どこの世界にキッチンで水バラ捲く阿呆がいるものか。

土。めんどくさいからその辺の空き地で適当に掘ってビニール袋にでも入れて持って帰ってきても全然問題ありません。ちょっと雑草が一緒に生えるかも知れませんが。
まあ高いものでもないので1Lくらいの土を買ってきてもいいと思います。別になんでもいいです。野菜用とかハーブ用配合とかいろいろわけわからんこと書いてありますが、売り場に行って一番安くてコストパフォーマンス高い土の袋買ってくればいいです。いちいち配合とか気にしないでください、ハーブごときに。

石。あー。そこらで小石が拾ってこれれば拾ってきてください。適当な河原とかでもいいです。鉢の底にあいてる穴から落っこちないくらいの石ならなんでもいいです。一応近所にそんな場所がない人のためにお店には鉢底石の名前で売っていますが、ぶっちゃけそこらの河原の石を袋詰めしてるものですので、拾えるならそれでいいです。

以上。肥料はほしいとこですが、最初に土を買ったんならその中にある程度まぜまぜしてあるんでそれでも十分。
まあ、肥料が最初の園芸でひっかかるとこかもしれないですけどね。

基本は以下。
・元肥:土に混ぜ込む、初期肥料。効き目がゆるく、ながーく効く肥料を使うのが基本。
・追肥:元肥を使いきったあとに土に補充する肥料。基本は元肥。
・礼肥:花が終わった後の栄養補給に。一発ヤったあとのたばこみたいなもん。速効性の液肥などを。
・寒肥:越冬のための肥料。冬眠するような植物にはあまりやらない。
・置肥:土の上において雨なんかでとかしてゆっくり土に栄養補給する肥料。緩行性の固形なんかを良く使う。

なんですが、ハーブごときに気にする必要はありません。適当でいいです。いや、まあ適当だと思ったように行かないこともありますけどねw
使い勝手のいいのは緩行性の化学肥料。が、何のことか分かんないですよね。ええ、そう思います。

マグァンプKってのが売ってるからそれ買っとけwwwwwwwwwwwwwww小粒あたりで。
これは元肥向きですが、置肥にも使えないこたぁないですし。リン酸肥料なんで開花促進しやすいので、本来ハーブ向きではないんですが、汎用性が高いので。
※本来ハーブの香りを楽しむ場合、花をつけると香りが弱まるため、なるべく花をつけさせない方向で育てるのが基本ですが、こまけぇことはいいんだよ!

肥料の基本はN-P-K。Nは窒素、Pは燐、Kは加里、カリウムです。植物の育成に必要な三大栄養素。このほかに鉱物系要素も取りこみますが、基本少量なので。吉野はカリ肥料を喰ってればいいと思います。
水溶性カリって要は硫酸カリウムもしくは塩化カリウムの塊です。
硫酸カリウムの方が高いです。

と、細かいことを覚える必要はありません。
N->はっぱ多くなる
P->花がつく
K->根っこが元気になる

こんだけ覚えておきましょう。基本はNPKがある程度バランスよく入った肥料をブチ込んでおき、どれかに勢いがなかったらその要素を足してやるだけです。
ただ、普通カリウムが足らなくなることはないので、バランス系の肥料と、リンカリ肥料、窒素の単肥くらいあれば問題ありません。つーか窒素の単肥なんてアクアリウムでもやらない限り手を出しませんwwwwwwwwwwwwwwwww
バランスとリンカリだけ用意しておけばほぼ問題なし。NPKが比率1:1:0.6くらいの配合のものとかを買っておくとなんにでも使えますしとりあえずなんとでもなります。有機肥料はこの辺のバランスがとりにくいのよね。化学肥料で構いません。安いし?

土を拾ってきた人は、一応なんか混ぜときましょう。買ってきた人は初期肥料入りならあんま気にしなくてもとりあえずは大丈夫。
本来肥料が根っこに触れるのはよくないのですが、所詮雑草なので全然平気です。むしろハーブは肥料がない方がよく育つ、とまで言われる悪魔の生き物です。少々根っこが肥料まみれになろうがぜんっぜん無視して育つため、あまり気にしないでいいです。

同じことをランでやったら死ねます。一瞬で高額なランが溶けます。わーい。雑草万歳。

んでは作業に入りましょう。ベランダがあるならベランダで。屋内でやる人は新聞紙でも広げてください、朝日や中日や東京新聞や変態なんてこんなときくらいにしか役に立たないんですから、こんな時くらいは役に立ってもらいましょう。

買ってきた苗をポットから外します。底の穴に指突っ込めばずっぽし抜けます。
なんか表現がエロい気がしましたがあんま気にしません。抜けたらたぶんこの時期のハーブ苗なんて何を買っても土がみえないくらいまっ白に根っこが張ってると思います。

…寄生虫みたいですね(ぼそっ

キモいのでどうにかしましょう。一番外側のその白い根っこをべりべりとうすく剥ぎ取ってください。たぶん底の方も寄生虫みたいな根っこの塊なのでこれもべりべりと剥いでください。ほんとは丁寧にやった方がいいんですが、しょせん雑草です、かなり適当に大量に剥いでしまっても生きてます気にすんな。
基本はポットから出てきた塊を、ほんの一回り小さくする感じで。一番外側から5ミリ、底の根っこの塊は1センチくらい剥ぎ取れば十分ですけどね。めんどくさかったら底の寄生虫みたいな塊だけ剥ぎ取るだけでもOKです。せめて底の根っこの塊は剥いでおきましょう、キモいし。

剥ぎ取ったら苗はその辺に転がしといてください。雑草ですし、丁寧とかどうでもいいっす。

鉢を取り出し、鉢の底に小石を軽く敷きます。鉢の底が隠れるくらいで十分です。土を1cmくらい入れます。ちょっとだけ肥料を入れるなら入れて上げてください。土に混ぜた人はいれないでいいです。あとは適当に土を入れて、苗を置いてみて、鉢の縁に苗の根元が来るくらいまで土を入れたら、苗を入れて、後はあいた隙間に土をざらざらと突っ込みましょう。ある程度つっこんだら、鉢をとんとんと軽く衝撃を与えてやると土が落ちていき、また隙間ができますので土を突っ込みましょう。

2~3回やったら十分です。水でもだぱだぱと入れて、日当たりのいいとこにでも置いといてください。

バジルの人。
1週間もすれば元気よく芽が出始め、明らかに伸び始めているのが見てとれると思います。
1か月もすればもうでっかい葉っぱが増え始めるので、好きにピザにでも乗っけて喰ってください。
虫に食われやすいハーブなので、食われる前に喰いましょう。
アブラムシなら薄めた牛乳や酢を噴きかけておけばいいですが、ヨトウムシとかは取るしかないしね。
秋には花をつけてたねを落っことします。

そして翌年えらい目に遭いますざまあみろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
バジルシードはこれもまたスパイスとして使えるのですが、殺菌されてないんで喰わないでくださいw
水につけてキモい感じになるのを楽しむのがいいかと思います。ほんとキモいし。
どう見ても蛙かなんかの卵です、本当にありがとうございました。

ローズマリーの人。
実はローズマリーは樹木性でして、伸びるのはちと遅い。1年くらいはのんびりとしといてください。
生長点を切ると一気にその脇からわき芽が出まくるので、枝を増やしたいときは生長点をぶった切るとよいです。虫は比較的つきません。花はかわいらしい小さな紫の花をつけますが、路地植えでないと花は付きにくいかもねー。
のんびり育てるにはお勧め。ただ病気にはかかるかもしれません。植木鉢で育てていれば、そんなにはでかくなりません。
地植えした瞬間に巨大化します。木だし。常緑低木なので冬でもグリーン。

ワイルドストロベリーの人。
春先なんでさくっと晩春には花がつくと思います。ほっときゃ受粉しますが、実に色をつける、カビや病気の防止のためにも、屋外の日当たりのいい、風通しのいい場所にでも置いておきましょう。
実は色づいたらさっさと収穫。元気な苗なら次々と花がつくとは思いますが、あまり花をつけすぎると実が小さくなります。
花が連続で付いて、実ができまくってる時期は一気に肥料を使いきるため、速効性の肥料を買って来て定期的に与えておくと無駄に体力を消耗しつつ実をつけてくれます。
実は色づいたら放置せずに収穫してください。放置すると腐って落ちてカビだのが生えてしまいます。
イチゴは落果しても芽は出ませんので、落とすだけ無駄というより邪魔、むしろ迷惑です。ガンガン収穫して何かに使うなりゴミ箱に投げ込むなりしてください。

あと、水やり忘れるんだYO!って人はペットボトルでできる給水機作ればいいです。100均とかに売ってますwwwwwwwwwwwwwww
3号鉢に刺すにはちょっとでかいので、4~5号の鉢向きではありますが。

こういうやつ

まあ自作できますけどね。ペットボトルの頭に小さな穴が2個あいてりゃそれでいいんですよwwww
土がしっかり湿っていれば水は減らないですし、乾くと一気になくなりますが、予防線として張っておけばいいと思います。

まあ雑草だし少々水やり忘れても死にませんよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

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