ケータイ小説

こんなのを読んだ




ので


やってみたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
沙耶ですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ラノベ風味?

春先の温かい陽気が消えて、間もなく本格的な夏を迎えようとしていた。空気を震わせる蝉の声は微か、夏を告げる台風もまだ騒がしくはない。
ニュースキャスターはまもなくの梅雨明けを叫んではいるものの、おおよそ夏を迎えるにはまだ早い、そんなどこか生ぬるさを伴った初夏。


入学直後の初々しさも薄れ、かといってほんの数か月前までの中学生の自分とも違う、と言いきれるほどの変化もなく。いったいこれのどこが義務教育の自分と違うのだろう、とどうでもいいような疑問が鎌首をもたげる。
何も起きない。何も起こらない。平平凡凡とただ明日を迎えるために今日を過ごし、時間の針を進めていく。それが当たり前だと思っていた。


気の合う友人もできたし、学校に通うのが嫌なわけじゃないけれど、あまりにも繰り返しが多すぎて辟易し始めていたんだと思う。


入学してすぐに染めた髪も、そろそろまだらに黒が踊り始めている。
化粧も、少しは上手くなったのかもしれないけど、それで何かが変わるわけでもなかった。
わいわいと騒ぎたてるおしゃべり、TVの話題、最近の流行、そして誰が好きだの嫌いだのと。つまらない、くだらないと思いながらも付き合いって大事だよね、なんてごまかして。
結局、何もきっかけになんかならない。
中学の頃は、高校に行けば何かが変わる、そう思ってた甘ちゃんな自分がいたんだと思い知らされた。
結局、そこに待っていたのは身の丈にあった日常と、変わらない毎日。
刺激の少ない、だけど平和な。


告白されたり、告白したり、それを肴に騒いだり。そんな、ありきたりの日常。
誰かを好きになったとか、別れただとか、そんな話題が私たちの何よりの御馳走で。でも、子供の好きだの嫌いだのなんて、決して大層なものじゃない。
大体が彼氏だの彼女だのなんて、半分ステータスみたいなものだと思ってたし、実際それ以上の恋だの愛だのなんて重いだけだと思っていた。もっとも、それ以上、なんてものが存在することを当時の私が思い到っていたかどうかは甚だ怪しいと言わざるを得ない。


そんな、茫洋とした未来と現在に思いを馳せていたら、4限目のチャイムが無機質な音を立ててスピーカーを震わせていた。
たった今の授業が何の授業だったのか、さっぱり思い出せない。まあ、思い出そうとも思わないし、思い出そうにも聞いてないんだからそもそも記憶の片隅にそれが残っていることも期待できない。
ま、いいや。そう一人呟いて、さっぱりと4限目の授業の内容を切り捨てる。机の上には古文の教科書が出ているから、多分古文の授業だったのだと思うけれど、もしかしたらそれは3限のそれなのかもしれない。いやはや、まったく自信がない。


ぐう、とお腹が騒々しく補給を要求した。軽くひとつ伸びをすると、鞄のなかからお弁当を取り出して古文の教科書と交換に机の上に広げる。


いつの間にやってきたのか、がたがたと騒騒しい音とわいわいと騒ぎたてながらアヤとユカが私の前と横に陣取り、手近な机と椅子を引き寄せている。
お腹すいたあ~と笑う彼女らに合わせて、私も同じ様にぶっきらぼうに同様の意味の言葉を吐いた。


なんとも、平穏としか言えない無為。
変わらない毎日。それが、かけがえのないものだなんて、その時の私は知りもしなかったし、理解もできなかっただろう。



最初の一ページまともに読むのに挫折しそうになった。
オープニングの詩はどうすればいいのこれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

というかもうなんていうか厨二病全開な文章になるんだけどwwwwwwwwwwwwww
よし、ここはもう開き直ったほうがいい。

というわけで。


こうなった。

私の名は田原美嘉。人は私を畏怖の念をこめて、ミス・アベレージと呼ぶ。
テストを受ければ平均点以外を取ったことがない。
顔の作りも平凡。突出したものもなければ、落ちこぼれたところもない。
男子に評価されると毎回「50点」と言われる。なにその微妙な点。


ついつい勢いで染めた髪も、自分で色を決めたのに美容師には「これ、一番人気なんですよ」などと言い放たれる始末。
付き合った人数も平均。初体験は年齢も場所もアンケート一位。ついでに相手の条件も。もうなんというか、神様が私の人生のレールを引いてくれているかのようだ。
ありがたいのか迷惑なのかはよく分からない。


そしていま、時計の針が12時を指す。同時にお腹が空く。
ミス・アベレージ健在。健啖家。ちなみに3時も当然お腹が空く。


特別、になりたかったわけじゃない。
芸能人みたいに有名になりたいとも思ってない。


ただ、この平均値人生はちょっとつまらないときもある。
そんなとき、ちょっとでもレールを外れることができたらなぁ、と、出来もしない妄想に思いを馳せることもある。


今日のお弁当はから揚げ。なんという定番。なんという平均。
多分今日のクラスのお弁当は半数以上がから揚げに違いなかった。
私が平均に合わせているのか、それとも私の行動が平均になるのかは分からない。
今度、カレーでも持ってきてみようか、と思ったが、すぐにその考えを捨てた。


その日、教室中にカレーの匂いが立ち込めたら、その日のうちに自殺したくもなりそうだと気づいたからだ。
ビビってると言われればその通り。怖いさ。私が平均なのか、平均こそが私なのか。
確かめるなんて簡単だけど、確かめてどうなるというの?
恐怖に確たる裏付けがついちゃったら逃げ場がなくなるじゃない。


だから、私は常に無難な選択をする。
それが、ミス・アベレージのなすべきこと。なさなければならないこと。
慎重に、そして大胆に。
レールを踏み外さないように。


友人二人が、がたがたと私の机の周りでお弁当を広げている。
二人とものお弁当がから揚げである事実を、私は見なかったことにした。



きっつ…。てーか、なんで面白くもない文章を一生懸命読まなければならないんだ!(超八つ当たりです
よくこんな厨二病全開、ほぼ黒歴史レベルのモンを公開できるな…。
いくら書きなおしても厨二病が滲み出る。というかあらすじがすでに厨二病なんで厨二病を取り除くと何も書けないwwwwww

ちなみにあらすじだけ読んで本文は一ページ目しか読めませんでしたwwwwっうぇwwwwww

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