その名をオスプレイ!
ミサゴを意味する…ミサゴ? ああ、こいつか。すぐにピンとこないからこの行なかったことに。
その名をオスプレイ! 天空の覇者にして無敵。
左翼がこれだけ抵抗するのだからきっと恐るべき攻撃力を持ち、天空の支配者たる目を有し、そしてあらゆるものを撃滅する殲滅兵器。それは間違いない。
沙耶です。というわけで、今日は巷で大人気、オスプレイくんを特集です。
あんだけ文句言われるんですから、オスプレイとはきっと周辺諸国にとって悪夢のようなステルス超長距離レンジ戦闘機かつ超精密爆撃もこなすF/Aナンバーのマルチロール機な上に戦術核の運用も可能で対地対空において他の機体のアウトレンジ遥か彼方から攻撃してくるに違いありません。
その上低空でも超音速で飛行でき、グローバルホークとしての超長距離航続距離と作戦距離を持つに違いありません。
あとついでにガウォーク形態とバトロイド形態にも変形できると思います。
ていうかそんな機体がいいな。
もちろん嘘です。
さて、オスプレイ、オスプレイ。本日最大のオスプレイニュース。
【山口】オスプレイのプロペラが回転した
…そりゃローターにつながったプロペラくらい回るに決まってるだろう。
回らなかったら欠陥品じゃないかw
一体彼らは何と戦っているのか、実はよくわかってない人も多いと思います。
そこで、今日はオスプレイとは一体何者か、を詳しくお話しましょう。
その前に、オスプレイは何の目的で作られたものか、というお話をせねばなりません。
オスプレイとは、要するに、輸送機です。
はいそこあからさまにがっかりしない。
輸送機。現在米軍において、また空自陸自などにおいて活躍する輸送機の代表的なものをまず見て行きましょう。
C-5、ギャラクシー。
C-17、グローブマスターIII。
C-130、ハーキュリーズ。
とりあえずこの三つを頭に叩き込みましょう。このみっつがアメリカを代表するバカ巨大輸送機です。
C-5ギャラクシーはAn-124/An-225と肩を並べる、世界最大級の輸送機です。
C-17グローブマスターが主力輸送機で、C-130ハーキュリーズが戦術輸送機のサイズ。
ちなみに自衛隊にはC-1という中型戦術輸送機(国産←ここ大事テストに出します)があります。
さて、まあこいつらの馬鹿げた仕様のことはいちいち語ってると時間が足りないので、あっさりと行きましょう。
軍用の輸送機において、役割分担というものがあります。
C-5のような超大型は超長距離輸送に適します。モノも大量に積み込めますが、大型ゆえに滑走路の距離も必要となります。当然、前線に投入すべき機体ではなく、鈍重なので攻撃されるとさくっと落ちます。
制空権を完全に掌握したエリア、なおかつ野戦飛行場ではなく、正規の飛行場が整備されたエリアへの輸送が主です。
C17はちょっと置いておいて、C-130ハーキュリーズ。
プロペラ機です。
こちらは、むしろ前線近くでの活動が主です。バリエーションも多く、ガンシップ型の機体や、レーダー機、空飛ぶオペ室機、あるいは空中給油機など各種の改装機体があります。
輸送機としては前線での活動を目的としていますので、
・超短距離で離発着できること。
というSTOL性能と、
・少々の悪路でも平気ぶっこいて離発着できること。
という悪路性能を持ちます。つまりガチ硬くてエンジンだけサイズに見合わずオーバーパワー。
これが前線で活躍すべき輸送機に求められるもので、1500mあれば離発着できます。
また、補助ロケットを利用することで600mあればOKにできます。
C-130はその前線での野戦小型飛行場での戦域輸送においての運用性能、また汎用性の高さなどから世界最高の輸送機とまで言われる機体です。
なんと、実験レベルのお話ですが、普通に空母相手に着艦と離陸をやらかしたこともあります。しかも、カタパルト未使用の離陸、ワイヤーブレーキ未使用での着艦であり、非常識も大概にしましょう。ていうか実験だからってやるようなことでもないと思います。
で、C-17。こちらはC-130とC-5の中間的位置づけを狙ったのですが、何事にもやりすぎ一生懸命なメリケンのバカ努力家が頑張った結果。
・輸送重量はC-130を大幅にふやした
・通常離発着距離をC-130からさらに短くしてみた
バカですか馬鹿ですねバカでしょう(もう消すのめんどくさい)。事実上、C-130は日本のC-1と同様の最前線での戦域輸送を担う中型輸送機ですが、C-17はペイロードの大きさがどうみても中型とは言いがたく、77tもの輸送重量を持ちますが、サイズ的には中型輸送機をちょっと大きくした程度かな~って思えるくらいにはコンパクトです。
ずんぐりむっくりだけど。
C-17は1000mの短距離離発着ができますが、気合入れてパイロットが度胸見せると500mもあれば飛べるようです。一発勝負だったらしいですがw
また、野戦小型飛行場のような悪路対応も素晴らしく、C-17も密かに輸送機として非常に優秀です。
要するに、輸送機とは、大きく分けると2つ。戦術的に大量の物資輸送を安全圏で行う、とにかくデカけりゃサイコー的な超大型超長距離輸送機。
もう一つが、前線近くの拠点と後方拠点との兵站を担う、前線戦域輸送機。
このふたつです。さらに、こっから戦域の前線に近づくためにあるのが、輸送ヘリ。
有名なのはCH-47チヌーク。40人程度を搬送でき、シートを使わなければハンヴィーなんかも載る、本当に最前線に人員を適切に搬送するための輸送機。
40人くらいでだいたい1個小隊の輸送ですね。
ヘリなので悪路もクソもなく、ちょっと開けた場所さえあれば着陸出来、部隊が展開できるわけです。これは非常に重要なことです。
さて。
オスプレイでしたっけ。そろそろ忘れかけてたんですが。
ティルトローターを持つ、まあ実用化されたのとしては世界発の、ヘリと飛行機のいいとこ取り機。
輸送機は基本鈍亀ですが、それでもC-17やC-130はそこそこ速く、マッハ0.85~0.7くらいは出ます。また、基本エンジンが推進力としてフルに働き、揚力は翼で得ますので、航続距離は長いです。
ペイロードへの搭載重量にもよりますが、4000kmくらいは余裕で行きます。
じゃあヘリは?っていうと、速度は輸送機の半分。航続距離も1~2000km行けばいいほうです。
そこでメリケンの人は、言った。「離着陸だけヘリになればええんや」
そういう問題じゃないと思うんだけどね。要するに、輸送機に悪路性能とかSTOL性能を考えるくらいなら、ヘリ形態で着陸すればVTOLじゃないかと。
ちなみに同じような事考えたバカの結末がハリアーなわけだけど。こっちはこっちでちょっと目的が違うけどねw
こうして、合体変形気合魂友情愛発動99%なのに外れたぞおいどうなってるんだ責任者出てこい。
というわけでできたのが今話題のオスプレイ。ちなみに沖縄に来てるのは海兵隊部隊に入ってるMV-22です。
V-22には海兵隊くんが導入して実績を積み上げてるMV-22と、特殊部隊(ぐりーんべれーとかなんとかって連中だろ)の導入する新型のCV-22があります。
ちなみにMV-22とかもう7年も前からお仕事してます。ちなみに珍しく朝日さんがこの2つの事故率をきちんと分けて書いていました。
もちろんどっちが導入されるかとか詳しいことは隠匿した上、記事本文では全部の事故を足し算した挙句、運用時間単位で割っていないという素敵主張でしたが。
さて、んじゃ単純に行きます。
離着陸がヘリ形態で行けますので、VTOL機と言って構いませんが、基本輸送機です。
そして、航続距離はヘリとは比較にならない3900km近くを叩き出します。
また、巡航速度も500km/h程度と、高速ヘリ(輸送ヘリはもっと遅い)の1.5倍程度の速度で飛行できます。
要するに、単純に考えればC-130のVTOL機というわけです。戦域輸送、前線輸送のいずれもこなせるマルチプレイヤー。
ちなみにオスプレイの事故率がー!とか言いますが、実際問題、MV-22の事故率は時間単位で割ると1.9とかその程度です。
チャイナ・エアラインの7オーバーとかいう事故率のほうがよほど大問題なのですが、那覇空港にはなんとこのチャイナエアラインは毎日運行が2便、往復してます。つまり往復なので4回飛んでるから毎日のリスクが4倍ですwwww
大問題ですw
MV-22の事故率で那覇空港のリスクと同程度まで引き上げようと思ったら、毎日14.7回はオスプレイが飛ばないといけない。それでも下回りますが。
沖縄の人はオスプレイ怖いとか言う前にまず那覇空港の国際ターミナルの閉鎖を訴えるべきだと思いますw まさかたった5年前のチャイナエアライン120便を忘れたんですかね。忘れるの超早いっすね。
それとも死人がなかったからOKなんですかね。だったらオスプレイの事故なんて死人出たのは試験段階や制式運用前の運用評価の段階を除くとMV-22の一回だけですよね。
あ、嫌味って通じてます? 通じてる? そうか、良かった。
というわけで超安全ですので問題無さそうですね。ていうか、事故なんてどの機体でもあるんだよ。ヘリなんて飛んでる機体数が多いぶんさらに多いわ。
なあしょっちゅう墜落してカメラマン殺しまくってる朝日さんならよく知ってるよね。
青森朝日取材ヘリ墜落、信越放送取材ヘリ墜落、毎日新聞社の取材ヘリと朝日放送がチャーターしたヘリの兵庫明石での空中衝突。静岡でのNHKヘリ墜落。
マスコミに限定した事故率計算したいからさ、マスコミのチャーター総飛行時間提示してみろよ^^ 10万時間単位の平均事故率出そうぜマスコミさんやw
まさか忘れてるわけでもないだろ。
あくまでオスプレイは試験段階と運用評価時に大きな事故を起こして、それがニュースとして大きく報じられたからイメージとして悪くなってる側面はあるが、実際の事故率としてはかなり低い。
ちなみにオスプレイの平均事故率の1.93/10万時間がどのくらいかよくわからん人のために。
航空会社別で見る10万時間単位の事故率。
那覇国際空港ターミナルから逃げてー!w 左翼にげてー!wwww
機体ごとの事故率ってのもありますけどねw まあ要するにそういうわけだよ。
事故事故いうてオスプレイに反対するのはちょっと不自然ですし、説得力がない。
むしろいままでのCH-47がカバーできない島嶼部への輸送をどうするのか、という問題をいっぺんに解決してしまうわけで、それによって島嶼部に余計な部隊を予めおいておくとか、高速艇の配備とかしなくていいから軍備をある程度スリムにしてくれる可能性のほうが高い。
軍縮に反対してんのか左翼の人は?
まあ縮、っていうか単に効率化しただけだがw
いまいち反対の人の事故事故って話以外での主要な要点がよくわからない。
在日米軍再編:オスプレイ配備 地区労など、佐世保で反対集会 /長崎
まず欠陥航空会社の出入りを禁じて下さい。話はそれからだ。
主要点は
1.欠陥機だから嫌だ
2.航続距離が長いと平和ではない?
1.はまあ論破したんでどうでもいいとして。2.はなんなんだ。
空中給油ありだったらどの機体でも無制限に伸びるわボケがwwwwwww アホかw
給油なしなら少なくとも現状カバーしきれていない領海の島嶼部をカバーできるようになるだけだ。
F-15だって増槽で4000kmだしな。なんか問題でもあんのかw
独自開発のC-1だって2000kmは飛ぶし、開発中のC-Xは12t積載で6000km飛ぶぞ。小牧から届くぞ。
結局のところ、オスプレイが問題にされているのはその空中戦闘能力(そんなもんはないがw)や航続距離ではない、というようにしか見えない。
つまり、オスプレイ独自の何か、を彼らは断固反対したいのだ。
オスプレイ独自ってティルトローターでVTOLってことくらいしか。ヘリなら文句言わないってことは、長距離輸送のVTOLが気に入らんってことなんじゃ。島嶼部に着陸して小隊展開されるのが困りますって意味ですかね?
C-130とかだと空挺降下しかないもんね、島嶼部。危ないし、それこそ人の命をなんだと思ってるのか。
兵員を安全に、目的地に運ぶ。それが輸送機の役目です。それ以上でも以下でもなく。
そして、そこから安全に、を取り除こうとするのは殺人者の思考です。
オスプレイで着陸して兵員おろすのと、空挺訓練して海兵隊にパラつけてC-130から島嶼にめがけてスカイハーイってやるのとどっちが安全ですかって質問に空挺って答えるのかこいつら。
あ、島嶼部を守るなってことでしょうか?
ちょっと”航続距離があると平和に暮らせない”の意味がわからないので説明をお願いします。
リムピースのHPみたけどこないだの毎日と全く同じだった。
あれも嫌コレも嫌。じゃあどうやって守るの? この国の平和を。ってとこに関しては一切の言及はない。
きっと倫理の名の下に全てから解き放たれてるんだろう。
じゃあ俺もいやいやって言っとけばいいのかな。
オスプレイ導入反対運動に反対! 嫌! うるさい! 死ね!
これで会話になると思ってんだからあいつらの脳ってすげぇよな。白痴か。
それとも脳みそが退化してんだろうか。退化してんだったらまあ人間として扱う必要もないし、細切れにして魚釣りに使いたいんで死んでくれ。
もちろん僕はあなたと同じように倫理に基づいて自由なので決してコレは脅迫でも侮辱でもありません^^
意見は全てから自由らしいから文句なら毎日新聞とお前ら自身の作ったHPの主張に言ってくれよw