佐々沢さんが迷宮に潜ったっきり帰ってきません。
FF13に浮気しつつ、アクワイアのWizを布教しに来るんですが、アクワイアって時点でやらないのであきらめてくださいwww
沙耶です。
外国人「日本の宅配ピザは高すぎ!」「なんで高い金払ってピザを食べるの?」
自分でつくると…結構高くつく。
とはいえ、それは妙にいろいろこだわった場合。デリバリーピザ程度のを作るのに高いもクソもあるか。
ピザソースなりトマトソースに玉ねぎだのなんだの混ぜ込んだのをブチまけて好きな具を載せてその辺のスーパーのトッピングチーズぶちまけてオーブンさんのお出ましだー。
千円かかんねーだろ。生地作ってもいいけど、生地買ってきても1000円しねーだろ。
こだわった場合、ムダに材料費が高くなる。とくにチーズ。ていうかチーズだけたけぇ。やべぇ。
まともにマルゲリータとかやろうとすると普通にモッツアレラの生かってこなきゃいけない。トッピングもレッドチェダーとゴーダあたりを配合~って遊んでると、これだけで余裕で1000円突破する。しかも塊が小さいw
もっとも金かかるのはそこだけだが。フレッシュバジルは庭に植えてんのむしり取ってくりゃいいし。
というわけで要はチーズが高いんですよチーズが!!!!
パルミジャーノ・レッジャーノもたけぇんだよ!!!!クソ!!!!
パスタにも使うんだし安く売れよ。
あとはオーブン。魚焼きグリルでもオーブンでも焼けるし、焦げ目も付くけど、クリスピーピザだと窯みたいなやつのほうがぱりっと焼けるね。ブレッドタイプのことなんか知るか。あんなのピザじゃねぇ。アメリカ行ってろ。
というわけでチーズ。
チーズと言えば、日本ではよく見かけるのがプロセスチーズ、というもの。対義語はナチュラルチーズ。
チーズってのはあれです。牛乳だのをこう固めてまとめて云々。めんどくさい。
そうやって作ったのをナチュラルチーズと言います。
日本にも同様のチーズは存在し、そちらはラムズデン現象を利用したものでした。
ぎゅーにゅーあっためたら膜ができるでしょ。アレを気長に一杯集めて固めたもの。それが蘇。これになんか手を加えたものが醍醐になるといわれていますが、まあよくわかっていません。
牛乳にレンネット(凝乳酵素)とか、レモンとか酢を入れると白いふわふわっとした塊と、上澄みに分離してくれます。上澄みがホエー、乳清。塊の方を布巾なんかに包んで水分を絞ったものが、もっとも最初のチーズ、いわゆるフレッシュチーズと呼ばれるものです。ご家庭でもできます。ぎゅーにゅーと生クリームとかヨーグルトをまぜ、あっためつつレモン汁入れるとクリームチーズの元ができます。モッツァレラとかカッテージチーズもこのフレッシュチーズです。
ちなみに乳清ってヨーグルトをそっとおいとくと上にできる透明な水の層と同じです。
栄養価は高いらしいですが、基本使い道がないのでぽいされますが、このホエーからさらにチーズを作ることもできます。生クリームの代わりにしたり、ホエー豚のえさにしたりもしています。ホエー豚ってそういう豚ですwww
このフレッシュチーズの仲間が、クリームチーズやモッツアレラチーズ、カッテージチーズ。どれも”比較的”作成難度の低いチーズなので、ご家庭で作れます。っていうかこれ以降は熟成工程になるので、いきなり作成時間単位が年とか何ヶ月とかになります。
ここまでなら数時間程度あればできます。夏休みの自由研究に持ってこいです。ラスト一日あれば行けますw
ここからは熟成工程となり、チーズを整形し、定温定湿などの蔵でじっくり熟成させていきます。型に入れてがっちり圧をかけて絞り、塩水などにつけて塩味をつけ、チーズ蔵で長いものは数年から数十年、短くとも数週間は寝かせます。じっくりゆっくり。
この熟成手法もいろいろあるのであれですが、熟成によって柔らかかったフレッシュチーズは水分が抜け、固く締まっていきます。特に熟成期間が長くなると水分がしっかり抜けて堅いハードチーズとなります。パルミジャーノ・レッジャーノはそういったなかでもかなり長期間熟成させるチーズで、最低1年、普通は2年は寝かせます。
スイスのエメンタール、グリュイエール、イタリアのペコリーノ、パルミジャーノ、ロマーノ、イギリスのチェダー、オランダのゴーダ、エダム辺りが押さえておきたいハード/セミハードチーズ。
どれも一度くらい、ああ、なんか聞いたことある!って名前だと思います。基本的にチーズらしいチーズですので、カビ系やウォッシュ系チーズのような好き嫌いのあるチーズではありません。
チーズそのものが嫌いな人のことなんか知ったことじゃないですが。
ちなみに、フレッシュチーズには、先のクリームチーズやカッテージ、モッツアレラの他、ティラミスに使うマスカルポーネ、ホエーから作るリコッタなんかがあります。
なお、型に入れて熟成させる際に表面にカビ菌を吹き付けたものがカビチーズ。
チーズの女王、カマンベール(白カビ)やゴルゴンゾーラ(青カビ)が代表格ですね。独特の香りを持つため、ダメな人はとことんダメです。
これらがいわゆるナチュラルチーズ、と呼ばれるもので、これは販売されている時点でも生きています。つまり、適正な条件下においては熟成が進んでいきます。
そして、プロセスチーズ。日本ではスーパーのほとんどのチーズがこのプロセスチーズです。
複数、あるいは単一種のチーズを一端加熱して溶かし、乳化剤などを混ぜて固めなおしたもの。発想が如何にもあの国っぽいな、と思った人、あの国のことがよくわかってますね。
これにより、一端加熱されることでチーズはその時点で熟成が止まり、それ以上熟成しなくなります。代わりに、ながーい賞味期限を得ます。
酵素と細菌をいけにえにささげて長期の賞味期限を召喚!って感じですね。
別名、アメリカンチーズ。
あの国wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ちなみに原料は比較的値段の安い、ゴーダやチェダーが使われます。
また、パルミジャーノ・レッジャーノを粉チーズと言いましたが、粉チーズの缶に入ってるパルメザン、はパルミジャーノ・レッジャーノの認定に通る品質ではありません。なので、パルミジャーノと比べると、バカでもわかるレベルで香りの立ち方、風味が別物です。というか熟成期間が全然違いますしね。
このため、あの緑色の缶はEU圏ではパルミジャーノ・レッジャーノを名乗れません。
ま、パルミジャーノっぽい、くらいの意味でしかないですしね>パルメザン
さて、チーズフォンデュなど用と銘うって売っているチーズがあったりしますが、何を入れているかをよく見てみましょう。
安価なゴーダ・チェダーを中心に組み立てているのは、日本人受けはしやすいですが…。
フォンデュの場合、基本はスイスチーズ。グリュイエールとエメンタールを中心に組み立てます。スイスにはこの二つのハードチーズが主力で、そもそも山が雪に閉ざされてしまうことによって生まれた食品ですから、スイスは基本長期保存の効くハードチーズになります。
もちろん、そのアルプス山脈における食品であるフォンデュもまた、これらのハードチーズを中心として組み立てられます。まあ、モン・ドールのようなウォッシュもありますが、基本はグリュイエールとエメンタール、覚えておきましょう。これにモン・ドールや女王、カマンベールを加えたりもします。
ちなみに、エメンタールこそ、トムとジェリーや絵本とか、とにかくあっちでいうところの”チーズ”と言えば穴開きのアレですが、アレのことです。
エメンタールは穴開きの他、世界最大級のチーズとしても知られ、ホール(丸い塊)は100kg以上にも達します。
国内に輸入する際にホールで輸入してるとこないんじゃないかな。大きくても1/4カットサイズだと思います。
もっとも、エメンタールは香り高いチーズで、味のほうは少し薄いと思います。
まずは、ハードチーズはゴーダ、チェダー、パルミジャーノ・レッジャーノあたりを、ぜひ食べ比べてみてください。きっとチーズらしいチーズの味がします。
女王カマンベールもカビ系では非常に食べやすいのでお勧め。でも結局カビ系なのでくっさいですが。ええ。臭いですよ。なんか文句でも?w
ブルーではゴルゴンゾーラ。臭いですが何か? もうあれですよ。足の臭いの喰ってるみたいな気分ですが何か。くせええ!!!!
ワインでもないとやってられません。多分そういうことなんじゃないかと思います。
なので、カビ系のことは忘れてしまいましょう(つい今お勧めって書いた気がしますが気のせいです。
カマンベール・ド・ノルマンディって書いてある商品を見かけたら是非買ってください。
※カマンベール・ド・ノルマンディ:伝統の手法で作られた認定カマンベール。熟成の進んだものはものっそい臭いを発し、中身は半分とろけてる。一般スーパーで売ってるカマンベールチーズ、と比べるととっても香りが立っている。と言えばきっと聞こえがいい。つい二行ほど上で臭うとか書いてある気がするのは気のせい。芳醇でふくよかな芳香が鼻腔をくすぐります。しゃっきりぽんと踊るわ。
あ、僕カマンベールは結構大丈夫な方だけどゴルゴンゾーラはさようならデス。どう見ても青カビは口に入れる勇気そのものがわきません。どう見てもあのカラフルな色は毒です。
白いのは多分脳がカビだって認識してないから大丈夫なんだと思いますw
フレッシュは輸送に問題があるため、あまり多種は有りませんが、カッテージ、クリームチーズの基本二種、そしてマスカルポーネとモッツアレラはどこでも手に入ると思います。
これは説明するまでもないくらい味がはっきり違うのは皆さんご存知だと思います。
クリームチーズはお菓子で、マスカルポーネもティラミスでみなさん食べたことがあると思いますし、カッテージなんかはお料理、お菓子にも利用しますし、低脂肪なヘルシーチーズとして利用する人もいるでしょう。
モッツアレラはピッツァ・マルゲリータやトマトに挟んで食べたりダイス状にカットしてドレッシングと一緒にサラダに乗ってたりとよく見かけると思います。
どれも風味はかなり違いますよね。
大型のスーパーなどでは国産や安価につくられたチーズが並んでいたりしますが、ぜひ一度ちゃんとした輸入食材店やワインショップなどで輸入物などのチーズも食べてみるといいと思います、とくにハードチーズ。
美味しいですよ。僕ワイン飲まないけどねwwwwwww
輸入食材のとこのチーズなんかに詰め合わせセットみたいなのもありますから、そういうのでもいいかもしれません。お好きなワインと一緒にどーぞ。