なっにっをっ

やっとんじゃバカ者ー!wwwww

三冬@ 楽しい仲間と検診するよ リスが の発言:
NA802ポチったってさw
沙耶@うらんじゃいますv の発言:
そかw
Alien買えばいいのに!w
三冬@ 楽しい仲間と検診するよ リスが の発言:
SSDにしたというお話デス
日曜に凶術いってる時に
その話の中で
ほいみんが
SATAⅡのHDDにしたいなんて言ってて
SSDじゃないの^^?って振ってて、まだ高いとかやりとりあったんだが
エロ様、らんちさんあたりはSSDってナニって反応だったんですが・・・




今すぐ一旦キャンセルしなさいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
というのは半分冗談ですがw

SSDか…。

特性をわかってて買う分には全くそれをどうのこうの言うつもりもないし、それを止める気もないが、知らない人に買わせるのはやめたほうがいい、マジで。
散財させるにしてもやーいやーいひっかかったばーかばーかで済まないくらいには高価だしw
※Alienware買わせようとした人のいうセリフか?というのは置いといて!w
 アレが9割冗談なのは通じてると思ってるし!w(本気度が1割もあった方が問題です

SSD。Solid State Disk。いわゆるシリコンディスクである。正式にはFlash Solid State Disk、Flashメモリを用いたもの。
Flash SSDは不揮発性であり電源切断後も内容を長期に渡り保持でき、また消費電力も低いし放熱も少ない。衝撃にも非常に強く、小型で騒音も発しない。
メモリチップをディスク代わりにし、非通電時にもデータを維持するチップを使うことでディスクとして利用する、現状次世代高速ドライブとして期待されている最高速ディスク。
こういった特製からじゃかじゃかノートに大規模採用中。

こう書けば何がまずいのかなんて誰もわからない。

だけど、何もかもが完璧な素敵アイテムなんてこの世に存在しないんだ、ってことを頭にまず叩き込むんだ。SSDにはSSDとして、HDDとは決定的に異なる問題点を多々抱えている。

”だから、記憶媒体としてノートのBTOでSSDとHDDが同時に選べるようになっているんだ”

だってSSDが完璧だったら選べる必要なんて記憶容量以外にないじゃないか。


もっとも有名なのが、SSDのプチフリ問題。

プチフリってのはプチフリーズのこと。一瞬、完全にPCが止まったように無反応になり、再度動き出す。
この瞬間はなんもかんも止まる。これが、使ってると結構頻発する。

これは、SSDの仕様上の“特性”であって言っておくがバグでも問題でもなんでもない。
Flash NANDチップを使っている以上、特性的に起こる。緩和することはできるかも知れないが、根本的な解消法はない。あるかもしらんがMLCでは回避が難しい。特に多値になればなるほど起こりやすくなる、と思う。使ってないから実際の感覚はわからないのだけどね。

OSがVistaだからとかLinuxだからとか全然関係ない。起こるもんは起こる。コーラを飲んだらげっぷが出るくらいに確実に。
詳しい仕組みをいちいち説明する気にもならないが、MLC型のSSDはすべて起きると思っておいて構わない。ちなみに、現状市販ノートなどで利用されているSSDはほぼすべてがMLC型である。

基本はランダムアクセス時のWrite動作においておきる。シーケンシャルな書き込みやReadでは起きない。つまり、キャッシュをSSD上に持つとSwap Out時に等に発生しやすくなる。
根本的な解消法ではない(ランダムWriteを高速処理させる)わけではないが、Random Writeを”発生させないように”工夫すれば回避可能。
つまり、何がランダムで何がシーケンシャルな動作をしてるのか把握してないとそもそもなんで起きるのかすらわからんという非常にヒドい話だったりするw

MLCと異なりSLC型、というのもあるが、こっちは相当高価格である。MLC型のSSDは低廉化してきているため現状かなり安いが、この二つは”そもそもがまったく別モノ”である。
ほいみんとかがSSD高いって言ってるのはたぶんこのSLC型の方を見ている可能性がある。

だってMLCならもうくそ安いもん。64GB程度のMLCなら2~3万、128GBでも4万程度だ。HDDに比べれば高いが、出始めの32GBで9万とかって価格を覚えていればこれがどれだけこなれたかはよく分かる。
対するSLCだと32GBで5万、64GBで8万円台とほぼ倍額になる。
ブートドライブとしてOS入れるだけなら32GBで十分だし、MLCなら十分手が出る話だもの。

1素子に1bitのSLCが2bit以上を多値で持つMLCの倍ってのはおもしろいですね、とかいう話。仕組みわかってる人だけ笑えよ。


次に書き換えの回数問題。まあMLCもだいぶこなれたし、OSのキャッシュをSSD上に持っていたとしてもまあ数年は普通にもつでしょう、って話でもあるんだが。

SSDは素子に対してデータの書き換えを行える回数の上限が、仕組み的に決まっている。
ちなみにこれもMLCよりSLCの方が回数は多い。この仕組みも説明するのがめんどくさい。
SSDは仕組み的に、”動かし始めた瞬間から少しずつ壊れていく”メディアなんだ。

このため、壊れたとこをさっさと見捨てて(不良ブロックにして)、予備ブロックを代替に充てる。

この予備ブロックの数と、何個の素子中で何個が何回書きこんだら壊れるか、ってのは”最初から決まってる”。

これはいい面と悪い面があって、知ってればだいたいどれくらいでSSDを”交換すればいいか”がわかる。
突然死することがあるHDDに比べ、不慮の損失は、”知っていれば回避できる”。

だが、それはひっくり返せば”知らなければすべてを失う”と同義である。
だからこそ、SSDをよく分かってない人に押し付けたくない。知ってるやつが覚悟完了して買ってるのはぶっちゃけがんばれとしか思わないがw


そして、こちらはVistaでの問題。
Vistaはディスクに対して自動デフラグメンテーションをかける機能がある。
つまり、SSDをドライブにしてると、この自動デフラグで書き変えられまくり、ものすごく寿命が短くなる可能性がある。
Windows7以降はSSDをSSDとして認識するため、SSDのための処理が組み込まれる予定だが、Vista以前はそもそもSSDをHDDとして認識する。

このため、SSDの特性をあまり考慮せず、HDDへの操作と同じように作業しようとする。


これら書き換えの問題はSSD+HDDのような構成を取ることでOSキャッシュをHDDに逃がしたり、アプリケーションの書き出し先やテンポラリをHDD側に持たせるなどの工夫でSSDをかなり延命させることもできる。

だが、それはあくまで”そう言うことを踏まえて、アプリやOSがどう動作するのか”を理解したうえで設定してやった場合、に限られる。
そしてその設定はただひたすらめんどくさいし、HDD併用でなければできない芸当だ。

SSD単体ドライブってことはそういう回避手段もない。

ちなみにSLCとMLCとの書き換え回数は、SLCがECC(エラー訂正符号ビット)を合わせて、1セルあたり10万回程度の書き換え耐性を持ちますが、MLCは同じ条件で1万回ほどです。
もちろんこれはセル単位なので、予備セルに切り替えていきますが、予備セルはそんなに多くはないです。
これらのために、SSDのメモリコントローラーはなるべく多くのセルに分散するように書き込みを行います。
これらが結果的にランダムアクセスそのものとなり、プチフリーズを呼び起こす形となるのです。

が、じゃあこの回数って多いの?少ないの?って話になると、「通常の一般利用の範疇としては」普通に数年以上余裕で持ちます。それは間違いないです。たぶんSSDが書き換え寿命を迎えるころにはノートが何世代も時代遅れになっているころだとは思いますよ。

ただ、”明確な寿命が存在する”ことは忘れない方がいいとは思います。HDDもそうですけどね。
だんだん死に始めることの多いHDDにくらべ、SSDは死んだら即死以外ないですからw
SSDをわざとぶっ壊してみてどれくらいかかるか、ってのをテストしてるひともいるので、そう言うのも参考にしてみるといいかもしれませんね。


んでもって最後の問題。

SSDが”動かし始めてから少しずつ壊れて行く”メディアである、と書いた。

これはとりもなおさずですね、SSDが”もっとも高速”に動作するのは購入時です。
それ以降、SSDはゆっくりと速度低下を起こして行きます。これはOSをクリーンインストールし直しても、最初の速度には戻りません。

SSDなのにベンチマークしたら最近遅いな。そんなのバグじゃありません、仕様です。
どうしたら治る? 治りません。仕様です。
なんかあるっしょ? ないです。新しいSSD買って来てください。

そういうモノ、なんです。

つまり、SSDはHDDの代わりに使われることが最近は多いけど、そもそもHDDとは構造も、理念も、仕組みも、意味も違う代物なんですね。


と、いうわけでSSDってことならこういうとこを参照のこと。
EWFなんかはプチフリを原理的に止めますし、それ以外に行われている対策もSSDの延命などに作用しています。

SSD軽いしね。軽量のノート目指して採用されることも多いので、一概にもう一般向けじゃない、なんてことは言わない。
SSDを正しく使ってやればそれは十分に高速なディスクだし、日常のメールとブラウジング程度で即死するアイテム、ってわけでもないので、決して否定されるべきものじゃない。
ネットブックなんかの採用も、そういう用途向き、というきらいがあるしね。

ただ、実際のとこまだまだ過渡期という印象はぬぐえないので、あまり積極的にお勧めはできないんだよなぁ。
まあ沙耶の性格のせいなのかもしれないけどw

あとはまあ自分の判断。スピンドルであるHDDはHDDの欠点を備えているわけだし、SSDが将来的にノートの一翼を担うのは間違いない、事実でもあるけど、私は今の段階では価格というよりはSSD特性に応じた環境をそろえる煩雑さとその特性の周知の問題からあまりお勧めはしないし、自分も選択には入れないかな。

入れるとしたらOSブートドライブとして、HDD併用環境が前提かなぁ。
単体で使用するには、まだまだ円熟したとは言いにくいんですよねぇ。

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