猫の伝説

犬猫は非常に古い時代から人間社会に溶け込んでいるため、その伝説は多岐にわたります。

犬は元来社会性のつよい動物であるため、人間との主従関係を持ち、その従順さから人間の守護者として働く伝説が多いのですが、一方で猫はその気まぐれさから、その伝説は独特の雰囲気を纏います。

そんな、猫の伝説を。


皆さんが最もよく知っているのは黒猫が横切ると~ではないですかね。
もともと黒猫を不吉とするのは西洋を中心とした信仰です。西洋では猫の数は少なく、そもそもそれゆえにネズミの被害が拡大した傾向にあるわけですね。黒死病なんかも猫の絶対数の少なさがその遠因であったとすらいわれます。

数が少なく、それほど見かけないうえに、みかければ見かけたで気まぐれにふいっといなくなる仕草、人々がその姿にメッセンジャー的な要因を見てとったことは想像に難くありません。
黒猫が魔女の使いとされたのもそう言った経緯からでしょうね。やがて、黒猫が現れる=魔女による呪詛のターゲットとしての”しるし”をマーキングされるというイメージになっていくわけですね。

沙耶の家にも黒猫が一匹いますが、別段なんということもありませんしね!w

日本における猫の伝説は化け猫化するのが基本スタイルですね。
化け猫、なのですが、猫が化け猫化するのは理由があり、そのたいていが人間のせいなのですが…。
もっとも有名な化け猫と言えば鍋島家の猫。

竜造寺からその地位を奪った鍋島家に報復を成そうとする、竜造寺の血縁の飼い猫であった化け猫は、竜造寺を呪い自害した女性の血を舐めて化け猫となり、鍋島の殿を危篤に陥れます。
しかし、部下の賢明な判断と対処により寸前で救われる、という話ですが、内容的には一方的に鍋島家が悪いのです。
気に入らんからくらいの理由で竜造寺の子を殺してますしね。

猫又、もまた化け猫の一つとされますが、前述のような呪の継承者として化け猫に成るのではなく、徒然草にもあるように、”奥山に、猫またといふものありて、人を食ふなる」と人の言ひけるに、「山ならねども、これらにも、猫の経上りて、猫またに成りて、人とる事はあなるものを」と言ふ者ありける”。
と、これを年老いた猫であるとしています。年老いた猫は猫又となり人を喰う。
この段は結局、飼っていた犬が暗闇でじゃれて飛びついた、というのが真相となっていますが。

しかし、猫又の伝承となると地方伝承はそこそこあります。猫又、と言えば人を喰らう妖怪としての性質が強く描かれることが多いのですが、猫の恩返し系の話も犬に劣らず少なくはないのです。
もっとも、恩の返し方が犬のように身を呈して、というケースのみならずさまざまな形で返すところが面白い。
どちらかというと狐に近い性質を持たされていますね。キツネは種としては犬の方が近いのですが。

猫の伝説でセットになりやすいのは定番のネズミのほか、蛇もまた猫を天敵とします。
大蛇と猫の伝説も少なくはありません。

そんな猫の伝説がいろいろと

111 :天之御名無主 :04/03/18 20:26

む~う、それは一種の格言みたいなものじゃないかと思う。
「オランダの猫は~を好み、フランスの猫は~を好み、イタリアの猫は~を好む」
といった、ジョーク混じりの比喩から来てるのではないかなぁ。

雑食化した飼い犬とは違って、猫は今でもほぼ肉食だから、
パスタを好むというのは信じ難いな。




えーっと、ちなみにうちのトロはの好きなもの嫌いなものを羅列するとですね。

すきなもの。
・甘いお菓子、クッキー、ケーキ、お団子、大福、砂糖。
・パスタ、そば、うどんなどの乾麵。
・白米、もち、小麦粉。
・お湯。お水よりお湯。40度くらいのぬるま湯。
・ポテトチップス。塩気の効いたスナック。

嫌いなもの
・魚。煮干しとかまず喰わない。
・またたび。完璧に無反応。
・お水。お湯じゃないと嫌。

とまあどう見ても猫じゃないっぽいんですが新種でしょうか。

0 thoughts on “猫の伝説

  1. きっと週に20本くらいが普通ですよw
    そんなおいらも20本w
    でもまだ1つも見て無いのでそろそろHDDVDがいっぱいに・・・
    つまんなかったら全部けしてやるるる。

  2. うむ、ここにヲタしか見に来てないことだけは一般人である俺様にもよくわかったYO!!!w

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