猫好きですか、猫。
沙耶は好きですよ。大好きです。
そして今ここに。新しい品種の猫が。
アフリカンサーバルと、アジアンレパードを中心に、それに雑種をいくらか掛け合わせて生まれた新品種とのこと。
アジアンレパード
東南アジアからインドなどにかけて生息する野生種。日本国内でもその数は少なく、動物園などを除けばその数は極めて少数。原則として野生種であり、家猫などではない。性格は獰猛にて凶暴、人になれることはめったになく、完全にワイルド血統である。
非常に面白いことに、猫科でありながら水で遊ぶことを好み、泳ぐという特色を持ちます。
これを家猫として愛玩用に改良したのが、ベンガル(ベンガルヤマネコ)とよばれる品種で、こちらは普通に見かけることはあります。ただ、原種となるワイルド個体のアジアンレパードとなると話は別。当然のようにワシントン条約保護動物に当たります。I種なので制限はあるものの取引は可能です。
ちなみにベンガルとアジアンレパードに品種的な差はないので、ベンガルといえど凶暴性の高い個体もいます。
レパードの名の通り、豹に似た美しい文様を持ち、体長は約60~80cmほどで、30cm近い長く太いしっぽをもっています。体重は約3~7kgもしくはそれ以上。
大型個体もいますが、基本的なサイズは通常の普通種の猫と同じ程度ですが、先祖は豹などとかなり近いところで別れた野生種のため、非常に獰猛かつ凶暴な猫であり、豹に近い系統を残す猫の一種です。
アジアの広範囲に生息しており、ツシマヤマネコもこの亜種だとされているようですね。
サーバル
アジアンレパードはベンガルヤマネコと言えば通じやすく、通じる人も多いですが、こちらはどうでしょうか。アフリカンサーバルなどとも呼ばれます。赤道付近を中心に、アフリカ全土に広がる野生猫の一種。こちらも当然のようにワシントン条約保護生物。絶滅の心配はないですけどII分類とされている取引すら制限されている品種です。通常サーバルは商業目的での取引が禁じられた生物です。
サバンナに生きる野生品種で、すでに猫というより猛獣に近い気がしますが、こちらも豹に非常に近い生物で、サイズも非常に大型の猫となります。大きなものは100cm、13kgなどにも達し、小動物を狩って暮らす生物です。て言うかすでにもう実態がハイエナと大差ないんだけど。
やはり非常に美しい体毛と文様を持っており、その体躯は精悍。この精悍さがワイルド種の魅力でもありますね。
いずれも短毛種の野生種です。決して気軽にモフモフとかしに行った日には喉首狙われかねません。
さあ、そんな二種をメインにし、これにいくつかの雑種を組み合わせて作られたのがこちら。
アシェラ
お値段240~300万円。高っ。しかも頼んでからお手元まで来るのに一年くらいかかりますが。
ああ、これだけじゃよくわからない? 確かにきれいだけど上の二種とどう違うんだって?
この貫禄は豹だろ。
ちなみに成長すると30ポンド以上まで大きくなるようです。30ポンド=16kg。
すでにだいぶ猫の領域から逸脱している気がします。
ボブキャットよりも大きく、カナダヤマネコなんかがそれくらい。半分豹、半分猫と言われる東南アジアに生息するウンピョウなどがこのサイズ。
いわゆる猛獣、とよばれる豹やチーターなどは小さいものでも30kg~60kgなど、いわゆるレトリーバークラスの大きさを(言っておきますが小さい方で、です)有しています。もちろん大型のものは1小錦~1.5小錦程度の大きさを有していますから。
ちょうどこの大型肉食獣と小型野生猫との中間くらいの品種になります。
なんとかがんばって、正確的にはかなり温和になっているようです。とはいえ、猫って品種的な性格よりも個体の性格のほうが強く出るのであまりアテにはなりませんwwwwwwwwwwwwwwww
どなたか、いかがですかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww