はじめ、世界には何もなかった。神は言われた。
「大地あれ」
すると大地が生まれた。
次に、神は人間をおつくりになられた。
神は、その人間に軍学と名づけた。
そして、世界は軍学であふれていった。軍学は世界のすべてを支配し、おこがましくも神へと続く天にも昇らんとする塔の建設を始めた。
それをみた神はお怒りになられた。神は軍学の言葉を互いに通じなくさせた。
軍学は互いに言葉が通じなくなり、地には青ネームに釣り野伏せは有効かどうかで言い争い、バー読みのできない活殺厨に暴言を吐き、武器が傷むからとみねうちをせず、よろいが痛むからと守護と一所をぬく軍学であふれた。
彼らはわれらはインテリであり、他の脳筋すべてを支配する特権階層であると信じて疑わなかった。
神はそのあまりの有様にさらにお怒りになられた。
モラルハザードの起きたソドム稲葉とゴモラ甲府は特にひどかった。
そこで神はおっしゃられた。
「武芸あれ」
ゴモラの忍者がすべて武芸となり軍学に襲い掛かった。非力な軍学は抗することができず、滅びた。
さらに神はおっしゃられた。
「武士道あれ」
ソドムの武将厨がすべて武士道になった。軍学は必死で金剛不壊を叩いたが、ちっとも割れなかった。
こうして、軍学は細々と世界の片隅に追いやられてしまったのである。
しかし、まだ軍学は生きていた。
神は調子にのってさらに言われた。
「新ダンジョンあれ! 新狩場あれ!」
すると世界には新しい狩場が生まれた。ダメがひどすぎて軍学では耐えられるものではないらしい。
#沙耶はインしてないのでしりませんwwwwwww
こうして、神は軍学を滅亡させられた。神は満足して、軍学の滅亡日を安息日とされた。
次号、反逆の堕天使いっしゅき。
「僕たちの冒険は始まったばかりだ!」
沙耶先生の次回作にご期待ください。
なるほどなるほどと思ったけど最後の言葉が
言いたかっただけではないのかと妙な憶測を
してしまいましたわ。
しまったこれはこうめいのわなだ。
はわわ、ごしゅじんさま、てきがきちゃいましたっ!