やほー沙耶です。
ちょっと今日は趣向を変えて。音楽のお話です。とはいえ、堅苦しい話してもしゃーないので。
沙耶はこーみえても小さいころはピアノやってたりしました。瞬間的に飽きたけど。
ただ、いまでもDTM叩くことがたまーにあります。
最近めっきりやらなくなったけど。
というわけで、ちょっと面白い音楽がらみの小話を。
ということで、世界で一番ながーい演奏時間の曲のお話。
CDの録音時間74分、というのがベートーベンの第九の演奏時間に合わせて仕様がきまった、というのは有名な話ですが。
ギネスブックに載っている最長の演奏時間を持つ曲、はなんでしょう。ってのはトリビアに出たこともあるので知ってる人も多そうですね。
幻想的なピアノ曲を数多く世に残した、エリック・サティの遺稿、「Vexations」です。
曲自体は数分もかからず演奏が終了するのですが、冒頭にこんな注釈が。
…「このモチーフを連続して840回繰り返し演奏するためには、大いなる静寂の中で、真剣に身動きしないことを、あらかじめ心構えしておくべきであろう。」
つまり840回ループ。海外、国内問わず何度か演奏されていますが、いずれもフルで演奏するとどうやっても18時間以上かかってしまいます。タイトルからして、「いやがらせ」くらいの意味ですしね。
一方、現代音楽には4’33″という曲もあります。こちらは4分33秒間まったくの無音のスコア(楽譜)。
この間、演奏者は一切の作曲的行為を禁止。じゃあ、演奏者はただ座ってりゃいいのか、っつーとそういうわけにも行かなくて。
・最大限に音が増幅される状況の中で(ただしフィードバックは避けること)、非音楽的な修練を伴うアクションを1回か複数回演じること
・同じアクションの中で2つのパフォーマンスはしないこと。音楽を作曲するパフォーマンスはしないこと。電子的・音楽的・演劇的なシチュエーションそれ自体に注目を集めないようにすること。
etc.
なんて指示が記述されています。つまり、パフォーマンスを1回~複数回演じろと。しかもそのパフォーマンスは電子的・音楽的・演劇的な場合、そちらへ注目されてはならない。その音を増幅して聴衆に聞かせる、という非常に実験的なもの。
チェスやカードゲームなどの音を聞かせたケース、文字を書く音だけを聞かせたケースなどありますが、現代音楽の世界に入るととたんに異様な楽曲が増えてきます。
妖精のエアと死のワルツなども殺人的、というか演奏できないことを目的に書かれた楽譜で、アリエナイおたまじゃくしの並び。その上、注釈にはわけのわからない指示が列挙。
一小節全休符かとおもったら、サックスは舞台前方に移動、とか、落ちろ、とかもうわけわかんない。
検索してみたらいっぱい出るので見てみるといいです。見て楽しむ楽譜ですから。
まあ、そんな感じで音楽界もわりとお茶目なわけですが。
なんといっても、まだギネスには載りませんが(演奏実績がありませんし)、世界最長の音楽演奏としては新しく記録が塗りかえれるかもしれません。
楽曲は「2 Organ As Long As Possible」現代音楽家、ジョン・ケイジの作品です。
この曲目を正確に演奏しよう、という試みが開始されています。注釈として「できるだけゆっくり」とあるので、可能な限りゆっくりにしてみましょ!という試みです。
演奏開始は2001年9月5日。ドイツはハーバルシュタットで開演されています。
…演奏終了は2639年の予定。もうね、ぶっちゃけ現代音楽家ってバカだろ?w
公式サイトもありますので、見てみたけりゃどーぞーw
復旧したのはいいが変更するんじゃなかったなぁ…
いろいろ無駄なもんはでるし、NTTの機械は使いにくいし、なんといっても自分の鯖にアクセスするのに会社のVPN回ってくるかProxyとおらにゃならんとは…。
さて、apacheの設定変えて内部からのVirtualDomainへのアクセスをどうにかしたいとこだが…はて、どうしたもんかね。
うし、とりあえずこれでいいやwwwww
hosts書き換えて終了…