あ、えーっと、たとえばのハナシね、たとえば。
誰かがこうやって切り出したら、間違いなく本人の話だと思ったほうがいいでしょう。
まあ、私の場合は本当にたとえばのハナシなんですけどね、たとえば。
だから本当にたとえばの話なんだってば!!!
いやさね。こんなことがあったらしぃ。
その人はまあ、器量はまあどっちかといえば中性的? スカートが嫌いでいっつもパンツルック。
髪は多少伸ばしてたんだけど、スタイルがまあ女性というにはあまりに平坦。
まあ、ぶっちゃけペタ胸? というわけで、昔はよく男の子と間違えられてたらしいんですよ。
悲しいですね。
まあ、もういいトシになったので、それはなくなったらしいんですが、いまだに年齢と比べると著しく幼く見られてしまうらしく。
そんなある日の午後。
面接に出かけて、公園で一服してたところ、数名の若い女性がわいのわいのいいながらこっちをちらちら見てる。大学生くらいでしょうか。
なんだろなー?っておもってたら、やおら一人が寄ってきてこういったそうな。
「突然すいません、お名前お伺いしてもよろしいでしょうか」
はい? なんでいきなり?
答えに窮していると、返事も待たずに続ける。
「メルアドとか聞いてもいいですかっ! あのっ、もし良かったら…っ」
…頭のなか真っ白になったらしぃですよw
「私ー。女ですけどー…」
爆笑と恥ずかしさでいっぱい。そんな春の日の午後。
まあ、逆ナンなんかされたことねぇけど、そんな時どうすればいいだろ?って聞かれても困るんじゃああああああ!!!
というわけで、みなさんならどうしますかね。
…結局その女子大生の子とメアド交換して帰ってきたらしぃw
春だなぁ…あ、たとえばのハナシですよ? こんなの書いたってバレたら殺されますから、あくまでたとえば、ってことにしといてくださいね。
まだ命が惜しいんですよ。
ほらね、沙耶は正直者だから自分の話じゃなかったでしょw
とくにリアルで知ってる某氏、ダマっとけよ!w