毎日新聞が”ようやく”ひとまずの敗北宣言を発令。
しかし、どっちに転んでももうすでに事態はローリングストーンズ。
マッチポンプ?:日本の人身売買をめぐって
日本が南北アメリカから人身売買国家として糾弾を受けた、というものです。
ちなみにソースのリンク先はgovドメイン(アメリカ合衆国政府機関)を示すものであり、正式な抗議文書です。
そして、この起爆剤となっている可能性が非常に高い資料がこちら。
OASによる人身売買等のレポート。この中に当然のように毎日のWAIWAIの記事がソースとして記述されていました。ソースとして示されたのは2003/7/10の記事で、これは14億円チリ人妻の記憶に懐かしいアニータさんの売春あっせんだかなんだかの記事らしいのですが。
この、たった5日前の記事がこれ。
エクアドルで日本人が人間狩りツアーを行っている、というとんでもなくショッキングな情報。
無関係、と装うにはあまりにも無理がありすぎます。
ちなみに、この記事について毎日は今回のお詫びでこのように述べています。
「エクアドルやベラルーシなど外国で日本人観光客が違法ツアーに参加しているという記事(03年7月)もあった。」
違法ツアーというレベルではない。人間狩りだぞ。違法もくそもあるか。
そして、毎日新聞がこれらを裏付けもなく報道した、ということを認めたためにROM人さんによる訴訟に拍車がかかっている。
事件番号 平成7(オ)1421
引用だったから虚偽でしたすいませんでは収まらないのです。ましてOASのような公的文書に掲載されているとなると、他もどんだけ流布してんのか想像もつきません。
さらに勝手に記事の全文引用、全文翻訳を行っていたことについて無断翻訳であることを認め、著作権の侵害を認めました。
全記事数2000を超え9年間もの著作権無視。
これが、国内で第三位を誇る部数の”新聞”(笑)の姿ってことです。
ペーパーメディア、笑わせんな。