もし今徴兵されたらどうする?
まじめな問題提起かと思ったら”今”の現状しか見てない問題提起か。何が正解です、だ。
条件付けの一つもなしで答えられると思ってやがんのかこのバカ。
沙耶です。流石にこれはハラが立つ、というレベル。
徴兵される、ということは国家が独裁でも発動しない限り、国民が多数決によって徴兵制の実施を選択したのだ、という大前提をまず置かなければならない。
このときにまあイヤだから他国に逃げますね、って選択は別にあってかまわん。
が、それと「イヤだし間違ってるから大多数の人が決定したその徴兵制は意味がなく、他国に従属するのが正解なので徴兵に従わない」は間違ってる。
言ってしまえば、刑法に殺人罪が記載されているが私は正しいと考えていないので従わない。と言っているのと同じことだ。
わかってなさすぎる。
それはなされた選択。否やの問題ではない。徴兵が発動した、ということはそれがすでに選択された、ということで、その時点での是非を問う理由や権利は個々人には存在しない。
なぜ”政府”と”国民”を切り離して彼らは考えるのだろう?
”政府”とて民主主義が前提であるなら国民による選択でしかない。
どんなバカげた劇場政治が行われようと、民主が政権を取って国土を切り売りしようと、自民が政権について官僚が腐っていこうと、そのすべての責任は”政府”にあるわけじゃない。
他の誰でもない。
選んだ貴様らにある。
選択は常に貴様らの前にあり、お前ら蛆虫にはそれを選ぶ権利を与える。
蛆虫が目の前にある選択肢が気に入らない、というなら貴様ら蛆虫自身が他の蛆虫どもに選択肢を提示する権利も与えよう。
その自由を保障する。
それが民主主義だ。
徴兵制がなされた、ということは、それが提示され、それが認められたということだ。
すべて選択の結果として。
嫌です、が通用するのは、投票の時までだ。その時に否やもくそもあるか。
いやだろうがなんだろうが行くしかねぇんだよ。それはすでに結果のプロセス。
”何もしなかった”あるいは”したとしても賛同を得られなかった”なら大多数による選択の結果がなされたことに異を唱える権利が付属するのか? 初めて聞いたぜ。
それじゃ民主主義なんていらないじゃないか。貴様一人による思考と論理による独裁主義であるとわかって言っているのか。
大多数による決定を、少数派(マイノリティ)によってひっくりかえせる政体は、どのような形態であれ独裁形体以外には存在しえない。
徴兵制が提示された場合に賛成しますか、ならまだ議論のしようもあろうが、呼ばれたら行きますか、ってブサヨのセリフそのままじゃねぇか。
戦争=徴兵制みたいな論理そのままだ。軍靴の音でも聞こえますか。そうですか。
幻聴ですから精神病院にでも行ってください、ほんと。
では逆に状況設定をすれば話は変わってくる。
たとえば自衛隊が軍事クーデターを実行。
原因は政治の腐敗と弱腰外交による国内資産の売却、売国奴政治による傀儡政権と化した中国属国日本に対して、喝を入れるべく軍事蜂起。
暫定政府が亡命政府として中国で発足、中国軍上陸による対自衛隊戦が発生します。軍事力比率は自衛隊1に対して人民解放軍10とし、自衛隊の備蓄は十分にあるものとしますが、確実に自衛隊は負けます。米軍は双方の疲弊を期待するため動きません。人民解放軍が十分な戦果を上げれば介入してくる可能性はあります。
なお、国連は中国の拒否権発動により国連軍の介入はありません。自衛隊はほぼ絶望的な状況にあるといってよいでしょう。
亡命政府及び自衛隊双方が日本在住の国民に蜂起を呼び掛けた場合、どちらに呼応しますか?
これならまだ会話のしようもあろう?
もっとも現代戦において徴兵制の無意味さは軍事ヲタにとってはあまりにも常識的すぎるため、議論にもならんけども。
準備段階ですでに勝敗が決しているのが現代戦。戦力育成ができているかどうかで勝敗がほぼ決まってしまう。
だから防衛費つぎ込めよ、って言ってるんだ。
あと自衛隊に志願する人は決して少なくはない。予算がないから雇えないだけ。陸自が少ないのも、空自と海自にカネを回すのが最優先だから。
その分、陸自は執拗に質を追求してるきらいはあるけどね。
とか、そういう前提条件なしで何のアレもなく唐突に「徴兵されたら行きますか?」って聞くその神経と思考回路とお花畑脳の中身がとても頭悪すぎて同じ人間だと思いたくないです。
なお、軍事的な面をいうなら>>81の指摘が非常に鋭い。予備兵がほとんどいないため、日本は戦力人員損耗を補えない。
これによる徴兵制度の発令は”ありうる”
そして、その最大の原因、つまりなぜ予備兵がいないのか、という部分についての原因は言うまでもなく防衛費を抑え込んでいるためだ。
予備兵ってのは自衛隊にいたけどやめていまは会社員です、みたいな人たちのことで、バンバン雇って基本叩きこむだけでも”一般人”と”予備兵”では雲泥の差になるんだよ。
だから、ほんとは自衛隊はもっと人を雇って回転させるべきなんだけどね。
なーんかこの手の議論を志願する人たちは愛国狂いみたいな空気にする人いるけどさぁ。
国を守る、って当たり前なんじゃないの。
死にたくない、殺したくない。
んなの当たり前だよ。
だから逃げる? 家族も友人も恋人も見捨てて、か。自分さえ助かればそれでいい。
家族もつれていくにきまってるって?
家族の友人や恋人や以下略。
友達の友達は以下略ってやってって、どこまで連れて逃げれば”助かった”ことになるんだね?
ぶっちゃけ全員連れて行くしかないんだぜ、本当の意味で戦わずして生きるならな。
それができないなら、自分だけ生き残ろうとして逃げ出すのと大差ねーよ。
そん時に全員助けるため、に闘って守ることを選ぶ人がいるのを、なんで否定できるんだろうね。
頭おかしいよ。
自分の手の届く範囲しか見てないってことだろう、それは。
見えないとこで知らない人が死んでもそれは自分とは無関係。
でもきっと、その人はどこかでつながっていくぜ、お前に。友達の友達の友達かもしれん。
誰も殺さない、誰も死なさない。
崇高な理念だろうな。
でもそれは世界中で誰一人死なさない、っていうのと同じだ。
今、このとき。この瞬間にも死んでる。
お前はそれをどうして救えなかった。救うんじゃないのかよ。死なさない、んじゃないのかよ。
死んでるぜ、毎秒毎秒。
お前が、お前の手の届く範囲だけを守ろうとしてるのより、ずっと大きな範囲で守ろうとしてる人たちがいるだけだ。
崇高な理念だけ掲げてやってることが手の届く狭い範囲だけを救う方法ばかり口にしてる餓鬼と、殺す、って覚悟を決めてお前よりずっと大きな範囲を守ろうとする人と、どっちが崇高だよ。
国のために戦いたくない、って言ってる連中。
その”国”を作ったのが自分だってことへの認識がなさすぎるし、自分で作っといて守りたくないって無責任もいいとこの発言だといい加減理解するべきだ。
たとえ心底腐った政府だろうが、民主主義である以上、その国を作ったのは貴様らであって、本来貴様らはそれを作った責任があると思うがな?
それを徴兵という手法で表現するかどうか、ってのはまたまったく別の話。
国を見捨てるくらいなら、キチンと自分の手で壊せ。それが作ったものの責任というものだ。
戦いたくない、ってのは飼えもしないペットを飼って、大きくなって予想とは違ってかわいくなくなったから道端に捨てました、って言ってるのとなんら変わらんのだよ餓鬼。