来ました来ました!
光子をとっつかまえて状態を保持させるという量子メモリの基礎技術は以前に確立していたのですが、こちらは量子コンピューターのマザーボードとなるべき基礎研究。
特殊レーザーで光回路開発 京大、高性能パソコン、携帯電話に応用も
量子コンピューターというのは量子を用いて電子回路を実現するシステムのこと。
量子っつっても一番使いやすいのが光子なんで光子を使うのが基本ですね。レーザーは電気の発振で生成できるので。
何がすごいか、っつーと光回路の生成ができたことですね。平面回路ならともかく、現在の電子回路部品、とくにコンピューターなどは多層構造が基本になっていますので、立体的な回路形成は必須。
その回路内を光が伝送するわけですよ。すげー。かっけー。
ガラス基板かー。いやーかっけぇなぁ。見てみたいなぁ。生きてるうちに拝みたいなぁ、量子コンピューター。
とりあえずまずは基盤回路を電気から光子に置き換えるとこから始めるわけですね。
電気<=>光の相互変換はメディアコンバーターに代表されるようにすでに存在する技術なので、これをうまく小型化していく話になるんだけど、メモリごとにレーザー発振機付けるってのはちょっとカッコ悪いしなんかきっといいアイデアがあるんだろうな。
回路上のリーク電流が発生しなくなるだけでも相当な省電力な希ガス。トランジスタ内回路まで置き換えれれば光子回路のノイマン型とかできるかもしれんな。
なんかね、かつての「ユッコ・シンドローム」を思い出してしまった。
あれは、方法じゃなくて行為そのもののはやりだったとは思うけど。