法学部生が思う光市判決の問題点
これで法学部生として社会に出る気なら、おれは全力でおまえを落とすべきだと声高に叫ばねばならんよ。
自己言及で矛盾しまくっているのが分かってないのか。
少数派を最後に救うのが裁判官だから世論に流されてはいけない、順法で機械的にという。
その一方で、
裁判官は法に従うのだからおかしいなら立法で法を定めよという。
立法が多数派による民主主義ではないのか?というとそれは衆愚であるという。
議論を尽くせばよいのだと。少数派を尊重した立法をせよと。
裁判に違憲を訴えるのは少数派だから守らねばと言うのに、その守るべき裁判官が寄って立つのは多数派の作る法律では誰も守らないではないか。
民主主義に期待し過ぎだ阿呆。
彼の言葉を借りるなら、二次元ハァハァって言って何の罪も犯してないヤツが多数からキモいって思われたなら”裁かれなければならない”。
最悪、ブチ込まれなければならない。
それが、民主主義による立法構造。
その少数を守る盾は、そもそもどこにもないのだ。憲法に書いてあるって? 多数派論理と尊法順守を謳うならば、その憲法さえも変えてしまえばよい。それが多数派の力というものだ。
だが、それをしてしまったらそれこそ衆愚だ。伝家の宝刀を抜きまくってたらありがたみもくそもない。
だから、司法に一定の範囲での機械的ではない判断を求めることもある。
それは、主権を有してる国民という名前のバカにむやみやたらに刀を振りまわさせないために、おまえら法の番人に力を与えてるんだよ。
そもそもが逆だ。国民は馬鹿で間抜けで阿呆でどうしようもなく振り回される生き物だから、プロを育成してプロに権力を与えてるんだよ。自らの暴走を律するために。
国民が暴走するか裁判官が暴走するかのどっちが治めるのが楽かっつーたら裁判官の暴走の方が鎮火させやすいんだよ。そのための三審でもあるんだ。
お前は国民を暴走させたい、と言ってるのと代わらんのだ。ただの革命家、と言ってるやつがいるが、まさにそれだ。
死刑云々の議論もどうにもまとまってないし、そもそもがケンカ腰だし。ディスカッションで否定されたからって熱くなるんじゃない。
ディスカッションは相手をアツくさせたほうが勝つ。そのためにいくらでも挑発はするし、トラップを仕掛ける。
それに全部引っかかってどうすんだお前は。
ローってこのレベルのしかいないんだったら要らないぞ、マジで。