北朝鮮支援プロジェクト

六カ国協議もひとまず一段落。

拉致問題進展がないなら日本はエネルギー支援を行わない、とし、残った中米韓露で重油100万トンを分担。
その上で各国合意に落ち着きました。沙耶です。


さて。

今回の合意をどう見るべきでしょうね。朝日なんかは日本は孤立!とか当面援助は延期!とか米国に梯子外された安部政権!とか書き立てるのでしょうけれど。
いや、最近朝日はテレビ欄しかみてないもんでwwwwwwwwww

55年体制時期のいわゆる土下座外交から少し変わってきたカナ、ってのが実感ですね。
小泉劇場はいろんな明暗ありましたけど、明確なスタンスが出た、っていう意味では意味があったような気もしますね。
そのかわり経団連がのさばりましたが。

日本、という国ですよっていう当たり前のスタンスをきっちり出して、それを各国に納得させて「ウチは払わないぜ」って言い切って条件を突きつける。
正直、かつての日本政府でここまで言い切れたのって珍しいんじゃないかな。
玉虫色外交とか大好きでしたし。

いいのか悪いのか、この結果がどう出るかは出てみないとわかりませんが、結果として米・韓・中・露が日本ぬきでアメを北に与えたってことは拉致被害者問題はますます厳しくはなって来るでしょう。
#とはいえ、進展もないのにエネルギー支援に回るってのが結果として北の譲歩を引き出すとは思えません。

ならば、せめて日本って国の姿勢だけでも各国に明示できたのは大きいな、と思います。

さて、とりあえず「またお前らは北に騙されたわけだが」スレが次ぎに立つのを楽しみにしてますがwwwww
結果として、そのときに日本は「だからあの時俺はいやだといったわけだ。北を付け上がらせた責任はお前たちにある」と中韓米露に対しさらに一歩踏み込める外交カードを握ったわけです。

問題は、日本がそのカードをキチンと切り出せるか。そのカードと引き換えに何を得るのか。
そのときに、米の態度がどう動いているのか。

まだまだ国際情勢は目が離せそうもないですねー。

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