えたーなるふぉーすぶりざーど

相手は死ぬ。

そうじゃなくて!!!wwww エターナルマシン、永久機関。沙耶です。
仕事の合間からコンニチワ。

そしてサヨウナラ。


エターナルマシン。いわゆる永久機関。有名ですね。
理論としてはありえます。ただし、現実には決して存在し得ない機械であり、構造。

それが、永久機関です。

そもそも永久機関とは何か、というところから説明しましょうか。
永久機関には第一種と第二種と呼ばれる二種類が存在します。

第一種永久機関とは、外部からのエネルギー補給を受けることなく、仕事を取り出すことの出来る運動機関、いわゆる”エネルギー源の存在しない無限エンジン”ですが、これはあまりにも荒唐無稽というか、物理的にエネルギー保存の法則をかんっぺきに無視した挙句、実在するとわれわれの宇宙そのものの概念からぶっ壊れて私たちが生きてることすら夢かなんかだったっていうオチに行き着くので存在しえません。不可能であることが証明されています。

これが存在しない、ということで定式化されているものが熱力学第一法則、かの有名なエネルギー保存の法則です。中学校で習いますよねっていうか習ってるはずです。
ゆとり教育は帰れ。
ちなみに反物質(いわゆる反陽子)と陽子との対消滅とかSFチックなこと言い出しても無駄です。
反陽子というエネルギー量と陽子のエネルギー量は保存されます。だいたい、現実すでに反陽子は作れる物質です。作るのに莫大なエネルギーが必要ですが、莫大なエネルギーをかけて作られる反陽子が莫大なエネルギーのカタマリであることくらい、バカでも普通分かります。

で、第二種とは、”自ら生み出したエネルギーをモトに自らを動作させ続けることの出来る構造”です。
そして、この構造に対し、初動のエネルギーを与えてやると、その初動エネルギーが”全くロスなく”すべての動作機構を動かし、そのエネルギーを循環させ続けることの出来る仕組みを言います。

なんのことか分からないでしょうね、多くの人は。

分かりやすく言うとですね。

グリコ一粒与えたら

グリコ一粒食べてグリコ一粒と同量・同栄養価のウンコしてそのウンコ喰ってまたウンコしてって永久に動き続ける構造です(きたねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まあ、なんで現実として出来ないかっていうと世の中には摩擦とかがあるからです。それは宇宙空間でも同じ。
完全真空下では摩擦はありませんが、物質を用いて”モノ”としてこの第二種を作った場合、その物質自体が”永久”ではないため、ロスしていきます。
※永久の物質なんて現実にありえません。夢見ないように。永久磁石がほんとうに永久だと思ってんなら豆腐のカドに頭ぶつけてから半減周期って言葉をググってこいw
また、完全に外部からのエネルギーの影響を受けない環境、というものがそもそも作れません。
そのため、特許として”永久機関”って書いたら即座に見もせずに却下されるのでご注意。

それでも未だに出願するアホは後を絶たないらしいですが。

さて、なんでこんなえたーなるふぉーすぶりざーど、相手は死ぬ…じゃなかった、永久機関の話をしているかというと。

宇宙には永久機関が存在できるらしいというトンデモ科学を見つけてしまったからです
それも、某国の一流紙が(また某国か!とか言うなwwwwwwwwwwwww)

前述の通り、永久機関は生産機関とはいえません。エネルギーを完全循環させる構造ですから、”何も消費しない”代償として”何も生み出せません”。

なぜなら、この永久機関から”なんらかの仕事”(回転運動だとかを)取り出した場合、エネルギーの一部がその運動という仕事をすることで消費されます。

さっきの汚い話に戻ると、ウンコの一部を仕事として取り上げた場合、残ったウンコを喰って出てきたウンコはグリコ一粒の量より少なくなるのです。

つまり。

☆ ありえません ☆

理由は簡単だ。無重力状態で機械を動かせば、永久に動き続けるからだ。工場稼動のため石油エネルギー消費は大幅に減り、工場のない地球は環境にやさしくなった。一時、世界最強国も夢ではなかった中国は産業空洞化で勢いが衰え、原油高でリッチだった中東諸国は自国の石油売り込みのため世界各地に貿易使節団を派遣している。



簡単だとかいう話じゃありません。物理法則を超越しないでください。非ユークリッド幾何学の支配する、時空の概念下ですら有効であるようにくみ上げられた素粒子物理学ですらそんな無茶なことを言いません。

さて。永久機関が存在しないとして、メイドインスペースはどのくらい現実的でしょうか。

1.宇宙船を作る。
2.メイドさんを乗せる。
3.ご奉仕させる。

まあさっさのメイドインスペースってのはだいたいこんな感じらしいです。堕落ですね。

まず、工場を宇宙に作るためには宇宙に行かなくてはなりません。
宇宙に行くためにはたくさんのエネルギーが要ります。

地球上の工場に運んだほうが安いと思いませんか、圧倒的に。

え? ああ、太陽電池? いい着眼点だね!

太陽電池を宇宙に運ぶ、そしてその生産エネルギーで宇宙に行けばいいじゃないかって?
やってみろ。特許取れるぜ。どれほど変換効率の高い太陽電池がどれほど宇宙空間を埋め尽くせば第一宇宙速度に達するほどのエネルギーを取り出せるかを計算した上でな。

とてもじゃないが現実的じゃない。たかだか30年で突破できる話じゃないですね。

特に、太陽電池は光子、いわゆるフォトンからエネルギーを取り出すシステムですが、フォトンってのは質量0の究極の物質です。何が言いたいかってーと、保有エネルギーはそれなりにデカイんですが、質量という形でのエネルギーを持たないため、そこからエネルギーを取り出す過程でものすげーロスが発生しまくるんですね。
まあ、その他にもいろいろ問題はあるんですが。そもそも、太陽電池は”光子そのものをエネルギー変換するものではない”んです。
光が当たることによって、誘電される光起電力と呼ばれる仕組みを利用したもので、フォトンそのもののエネルギーを変換するわけではありません。

と、いうわけで、ワリと無茶な話なんですよ、太陽電池で第一宇宙速度を出すってのは。
そもそも、電力生産されたエネルギーを今度は爆発力となる燃焼エネルギーに変えて加速させる必要があるわけで、電力->爆発燃焼エネルギー変換って、この間だけでもものすごい勢いでエネルギーロスが発生しそうです。っていうかそんな変換誰がするんだ。

軌道エレベーター。なるほどなるほどっていうかこれがまだ一番マシな話なんですよね。衛星軌道まで延びる巨大建造物。
まあ無駄遣いの極みって気もしますけどね。

と、いうわけで、宇宙で生産するには以下の条件が必要になります。

1.生産拠点のご近所に”エネルギー源”があること
2.同じくご近所に”資源”があること
3.運搬するのに”金が(なるべく)かからない”こと
4.上記条件がガン首揃えて並んだときに、そのトータルコストが(作業員を宇宙に送り出してあげるとかその訓練期間とか生産したものを地上に送り届けるのにかかる搬送費用だとか宇宙で生きていくための生活物資の供給だとかそういうランニングコストぜんぶひっくるめた上で)、地上で作るよりも安くなること。

この条件が完璧にそろって、初めて「Made in Space」は生まれるわけです。
30年足らずで到達できるわけねぇだろ、常識的に考えて…。

よほどの技術的なブレイクスルーと転換期でも迎えるなら話は別ですけどね…。
宇宙人からの技術供与がありましたとか、超古代のロストテクノロジーで無限エネルギー源が見つかりましたとか、実は現実と思ってたのは長期コールドスリープ中の夢でしたとか。

すいません、SF小説を新聞紙面に書くのはやめてくれませんか?^^

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