ニコニコにミクの楽曲がかなり出揃いはじめてきましたね。
正味なハナシ、そもそもボーカロイドの声で人間の唄を超えることは(現時点では)ありえません。
DTMも同じ。生演奏に勝てるわけがないんですよ。
ですから、DTMもボーカロイドも、基本的にはオリジナルで勝負するのが正しい。
原曲があったら超えられないんですから。
そして、そういう意味でオリジナルがかなり出揃ってきました。
もちろん、DTMとボーカロイドで原曲のカバーをすること自体は否定しません。
原曲の雰囲気を最大限まで再現してみせる、ってのもひとつの技術ですし、原曲を大きくアレンジメントするのも技術ですから。
オリジナルってのは、そういうことができるようになって、そうした技術の上に成り立ってくるものなんですよね。。。。
つーわけで、オリジナルが出揃い始めたミクはかなり完成度の高いのが多いです。
なにかとネタ曲を歌わされていることの多い彼女ですが、これ聴いてるとますますDTMに戻りたくなってきたなぁ…。
というわけで、ランクインしてる楽曲からいくつかご紹介。古いランキングまでさばくるのがめんどくさかったので、今回のやつからだけですがw
ミクだからこそ、って感じの歌詞のものもまだまだ多いですけどね。まあそれ自体は特になんとも思いません。ボーカロイドをテーマに歌詞を書けばそうなるでしょうしね。
逆に、歌詞が先にありき、って場合は楽曲自体の力が要求されますから、ミクであること、を理由にした逃げ場がない、という面では一歩先んじているなぁ、とは思っています。
・きみの体温
ふつーにバラードしてます。ピアノソロの弾き語り風。前回ランキングED曲。ぬこぬこ。楽曲そのものの音域をうまくミクにあわせてる感じ。ちと気になるところもあるけど、全体としてかなり上手くまとめてますねぇ。ていうかピアノが全力でウィンダムヒルって感じです。むしろピアノだけでも聴ける楽曲なので、その力が大きいですが、ミクの声の癖にかなり感情的に唄ってくれてますね。
・涙にさよなら
こちらもバラード。ミクはもともとバラード系に向く声ですしね。音を伸ばすとビブラートとピッチベンドでのつなぎが自然につながりやすくなります。短音は苦手でしょうね。アタックがかなり弱いですし、強めるとちょっとゆがむので。独特の声質に仕上げてきています。逆にそれが機械的に耳につくかもしれませんけど、こういう声質の歌手もいますし、好き好きじゃないかな。
・おやすみのうた
ミク関連ではパワフルに活動してるOSTERさんのオリジナル。バラード。
…みんなのうたで流れてても違和感ないレベルに仕上げてますなww俺俺うざいのでコメントきっとけw
・moon
テクノPOP。テクノサウンドはそもそも歌手の声にも思いっきりエフェクトかけるため、機械音声的になる部分があるので、ボーカロイド向きな楽曲ジャンル。アナログシンセは音作りがめんどくさいし、私はアコースティック系が大好きな人なのであまり詳しくないですが。どうせ機械音声なのだから、と割り切って機械に合わせた楽曲。人間らしく聞かせることよりも機械音声としての声質を逆手に取った感じです。
・消えない記憶
これは。。。なんつーかwww POPというよりは、かんっぺきにアニメなんかのOP/EDを意識したつくり。
歌詞そのものの意味はこれだけでは完結していない。何らかの本編との組み合わせをもって初めて意味を持つように想定して作られたものだと思います。語りはミクには無理、というのを改めて思い知ることもできますwwwwww
ただ、調教具合はかなり上手。アニメなんかのOP/EDなんかで声優なんかを起用して微妙に下手糞な曲と比べても遜色ない(ほめてます。
まあ、ゲームのボス戦風音楽とかのオリジナルなんかはDTMとかでは定番なので、特に違和感なし。
・levan Polkka
いや、ネタ曲なんだが、調教だけでみるとすげー上手いよ、これ。動画の面白さもあるんだけど、十分に上手に歌わせてるし、バックのアレンジも上手い。正直感心した。
ねぎねぎw
・アンインストール
とりあえず原曲追従系。再現性はかなり高い。低音をここまで歌わせているのはちょっと驚いた。ミクに低音は無理だって思ってたもん。
かなりトラックを重ねてるのはあるけど、ハーモニクスもミクに歌わせてるので、正味恐ろしく手間のかかってるシロモノ。調教しだいでここまでこれるってのはスゴイ。ただ、どうしても原曲が頭にあるので、それとの比較が生まれてしまうのは仕方ないところ。アレンジメントで仕上げるとまたかわってくるはずだけど。
・ハジメテノオト
バラード。セルロイドはブレスを効かせまくっていますが、あれはコンデンサマイクにフィルタかけずにやったときの声に近いかな。こちらはダイナミックマイクの拾うブレスに近い音を挟み込んで人間くささをだしているとこがあります。
歌詞自体もいいですし、ちょっと高音部で機械くささが出ていますが、この辺は全体にエフェクトかけておけば消せるレベルな気がします。
・melody
トランス系テクノ。もうこれでもかってくらいテクノ。ミクの声がむしろ人間くさすぎて、もっとエフェクト効かせろよと思うくらいテクノ。ていうかこれトランスサウンドとしての完成度が高すぎて、ぶっちゃけミクがおまけレベル。お前プロだろ…。トランステクノはヒューマンっぽさを消すのが仕事なのでミクは合うねぇ。
Flash板にでも落としとけばトランス系BGMとして普通にモーションFlash作ってくるだろ、これ。
ダライアスのBGMに使われてもわからんわwwwww貴様、ZUNTATAか!
・夕やみも夜明けにかわる
はいはいバラードバラード。どちらかというとムービーのプロモだね。動画がすごいけど、同時にミクの調教もかなり立派。
正直動画がすごすぎるけどwwwwwデジタルアニメの個人製作者っていまどれくらいの人口なんだろうね。楽曲はショートだし、バラードなんで盛り上がりもないけど、上手くマッチしてて十分に見れるし聴ける。このへんは何も知らずにアニメのEDとして見せられたら気づけないなぁ…。視覚情報と同時にくるとかなりごまかせるので。
・celluloid
もうなんていうか、見事。ちょっと舌足らずの子が歌ってるとしか思わなかった。歌詞で聴かせる曲じゃないけど。マイクがブレスを拾ってる演出が小憎い。スタジオ録りならありえないけど、ストリートならありうるシチュエーション。それゆえに楽器音にもほとんどエフェクトをきかせてない。全部わかっててやってる。
スタジオ録りの音でこのブレス入ってたらおもいっきりミステイク以外のなにものでもないけど。
歌わせる場合に、ブレスや微妙なピッチの外しは人間なら絶対にやるもの。それを歌わせた、という意味で凄いと思う。この後でこのデータからブレスをかなり小さくして、楽曲と音にエフェクトかければ普通に楽曲になるんじゃないかな。逆にミクの機械っぽさが出てしまうかもしれないけれど、音のつなぎ方は普通に人間くさい。
・優しい気持ち
はいはい、定番のバラード。今週のランキングのED。ドラムいらねぇんじゃね、これ…。ピアノソロもちっと強く張らせば十分じゃないのだろうか。ドラムのスネア強いなぁ…。と、楽曲側に気になる点はあるけど、ミクの声はうまくエフェクト効かせてていい感じ。かなり強めにエフェクトかかってて、リバーブまで利いてるので、お風呂状態になってるけど。声にここまでかけるとちょっと浮く…。
番外編。
・3秒ルール
笑い死ぬかと思ったわ!!!!!!!!!!!!!!!w
ちゃらららちゃらら~~~~
メイコ先輩ひどいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ちょっと昔まで鶏を庭で飼ってましたが。
アレなー。新鮮な卵がまいにち手に入るのはいいんだが。
最大の問題が野生動物!
ふっつーに野良猫とかテンとか狸とかが鶏を狙いに来やがるので、夜間の外敵対策が必須なんすよ。
理想的なのは、庭にでっかい飼育小屋。しかもある程度地面より下まで壁があるのが理想。
なんたってきゃつら穴掘って進入してくるからなぁ。
朝起きて卵回収しに行って、あれ、1羽足りない・・・てのは想像以上に精神にくるね。
まあ、老鶏の硬い肉もおいしいよ。味は。
物凄い弾力だけどナ。
うちもばーちゃんちは飼ってたらしいが、さすがに今はやっとらんなー。
とりあえずきのこの人がサルモネラ持ちだといううわさを流しておこう。