よーやっと夕立がLv55になったので、改2に。
一応全艦艇が二段階改造できる、ということなのですが、まだ二段階改造が実装されている艦艇は少なく、二段階目の改造が実装された艦はやはり頭ひとつ抜けます。
駆逐艦夕立。
大惨事第三次ソロモン海海戦の立役者にして駆逐艦の持つ撃沈艦のレコードとしてもずば抜けた結果を出した武勲艦です。
ちなみにさっさに夕立育ててるーとか言ったら駆逐艦とかゴミじゃん死ねよ。
とありがたいお言葉を頂きました。
ソロモンの悪魔のひとり。修羅こと駆逐艦夕立、そして鬼神こと駆逐艦綾波を指してそう呼ばれますが、いずれも第三次ソロモン海海戦における武勲からそう呼ばれます。
第三次ソロモン海海戦は、2つの艦隊から成り立っていました。
ひとつは挺身攻撃隊、要するに囮みたいなもんです。
囮ですが豪華な囮でして、作戦そのものは非常にアレ。アレ過ぎて頭が痛い。
海上戦力で夜間突入し、艦砲射撃によってヘンダーソン基地を使用不能にし、その間隙をついて空母を含む大艦隊を送り込んでガ島部隊に物資輸送並びに師団規模の上陸を支援する、というもの。
11/13の夜から起きた第一次夜戦と、11/15の夜に起きた第二次夜戦。
夕立はこの第一次夜戦において大暴れし、綾波は第二次夜戦で大暴れします。
ちなみに金剛型戦艦霧島が戦艦サウスダゴダフルボッコしたのも第二次夜戦。
挙句戦艦ワシントンにフルボッコされたのもいい思い出です(要するに沈んだ)。
第一次夜戦は挺身攻撃隊はgdgdでした。なんせ激しいスコールなどで隊列ばらばら。旗艦前方で警戒するハズの駆逐艦が旗艦比叡と並走してたり、もうなんていうか始まる前からgdgd。
しかも連合軍はこの攻撃を事前に察知しており、フルボッコすべく大艦隊を展開、ほーらいつでも飛び込んでおいで~包囲殲滅の用意は完了してるよーってな状況。
もちろん例によって例の如く寄せ集めてきたので練度は推して知れ。そして合同訓練とかもちろんやってません。
これがいつものごとく、って時点でもう諦めろよと思うのですが。
ちなみに戦力は
帝国軍:戦艦2(比叡・霧島)、軽巡1(長良)、あと全部駆逐で14隻
連合軍:重巡2、軽巡3、駆逐8
数だけ見れば互角ですね!wwwwww
重巡二隻は戦前からの艦ですが、軽巡3がアトランタ、ジュノー、ヘレナの新鋭艦です。レーダーも最新型。まあ旗艦は重巡が勤めてますが。
ほぼ手薬煉引いて待ち構えてるとこに、まともな艦隊機動もできてない艦隊で飛び込んだら普通負けます。挙句、敵に先に発見されてたりします。
何事も予定通り進まないのはいつものことで、先に言ったスコールによって「ちょっとやめて帰ろうか」>反転>「あ、やっぱ晴れてきたからいこっか」>また反転みたいなことをやったせいで隊列ばらばら。夕立にいたっては艦隊を見失い、駆逐艦春雨と仲良く迷子にまでなっていました。
連合軍艦隊は、帝国軍がgdgd艦隊移動してるうちにこれを発見、包囲しつつ攻撃のための陣形のための運動に入りました。
ちなみにこの段階では挺身艦隊は全く気付いていません。
そこに、迷子になってた春雨と夕立が仲良く遭遇。敵艦隊発見を知らせ、同じくらいで比叡もこれを発見します。そして、自分たちが包囲されかけていることを知るのです。
夕立と春雨は、敵艦隊先頭で陣形作成のために運動してた駆逐艦カッシングにノーブレーキ全速力で吶喊。ぎりぎりまでわけわからんことして突っ込んできたどっかの艦においちょっとまておまえなんだ的対応してたカッシングですが、たまらず回避運動をとりますが、これ、艦隊先導してる艦がやったもんだから連合軍艦隊が大混乱。指示してない動きですし、そもそもなんでそんな運動してるんだってことで旗艦からは別な指示がとんだりして、情報統制が失われます。
春雨はその後挺身艦隊のもとへ戻りますが、夕立はそのまま敵艦隊の中を突っ切ってしまいました。要するに敵艦隊後方まで突き抜けて反転。
ここまで連合軍艦隊は夕立を敵艦と認識してなかった節があり、一発ももらってません。
前門に戦艦2を含む挺身攻撃隊。そしてなぜか艦隊後方に駆逐艦1。
連合軍艦隊、わけのわからない状況に追い込まれます。ほんとうにわけがわからない。特に後ろの駆逐艦。
ただ、この時点で比叡、霧島は対空用の三式弾を装填してしまっており、九一式徹甲弾は装填されておらず、艦隊戦がまともに出来る状況ではないのですがw
比叡は帝国海軍のなんかよくわからないルールに則り、旗艦なのでサーチライト照射。連合軍艦隊の総攻撃をその身に受けてアイアンボトムサウンドに沈む事となりますが、それはそれで別のお話。
夕立は敵艦隊の後方まで突き抜けたのち、反転、次々と雷撃、砲撃によっていくつもの艦を沈黙させ、戦場から退場させていきます、というかいったっぽい。正直第三次のこの夜戦の記録は双方が混乱の極地にあったせいか、記録がそれぞれで全然違ってたりしますが、どうも連合軍艦隊を背後から撃ちまくり、敵の艦砲射撃のみならず、味方艦の砲撃も飛んでくるなかをどたばたと駆けまわり、次々と攻撃していったのは事実みたいですね。
だいたい、記録を信じるなら艦隊の中を突破するついでに魚雷をぶっ放し、巡洋艦ポートランドに命中魚雷1で操舵不能(朝まで右旋回しつづけたらしい)、その後突っ切ったあと反転、巡洋艦1と駆逐艦1に命中弾。ただそもそも混乱だらけの中なので、何があたって何が沈んだのかも実はよくわからんレベルだったりします。
そのうち夕立にも命中弾があたり、機関停止。ハンモックで帆を作り、帆船状態で戦闘を続行しようとしますがいくらなんでも無理じゃね?ってことで総員退艦。五月雨と雷に拾ってもらってご帰宅しました。ちなみに五月雨は夕立の雷撃処分に失敗、翌朝になってから米軍艦によってアイアンボトムサウンドに沈みます。
あ、沈めたのはぐるぐる回ってた人ですw
この海戦、様々な要因からとはいえ、混乱の極みにあったような海戦で、ひとしきり殴りあったのち、撤退命令が出ますが、艦隊運動をしながら撤退したような状況ではなく、単艦などで現場を離脱したというような状況だったようです。
連合軍艦隊は軽巡2、駆逐艦5が飲み込まれ、日本側も駆逐艦1を飲み込まれ、夜が明けたのち、ついに比叡の曳航による救出をあきらめ、比叡もまたこの水底に沈みます。
これが、太平洋戦争において、最初の日本海軍戦艦の沈没となりました。
ビッグセブンである陸奥、長門にくらべ、金剛型はわりとあちらこちらへと引っ張り回されてよくお仕事をしていた艦ですが、このソロモン海戦において金剛型の半数を喪失します。まあ4隻中二隻ですけど、戦艦級の喪失ってのは結構デカい。特に金剛型は旧式艦ではあったものの、武勲に関しては温存されてたほかの船にくらべ、はるかに大きく、またそれを二隻、このソロモン海は飲み込みます。
生き延びるのは榛名、金剛ですが、金剛も1944年レイテ沖の後。
生きて1945年を迎えたのは榛名一隻ですが、こちらも終戦を一ヶ月後に控えた7月に着底。とはいえまあ姿を残せたという意味では榛名が一番幸せだったのかも知れませんね。
ところで榛名はうちの子なんであげません。
駆逐艦も調べると結構面白いですよ。
阿修羅、夕立。
鬼神、綾波。
呉の雪風(ただし死神)、佐世保の時雨。
不死鳥、響。
そして悪いことは全部暁のせい。
あと全速力で空母を追っかけたのに被弾した翔鶴においてかれて見失う潮さんとかかわいいですねww(この件は基本翔鶴さんが悪いwwww
深雪さんと電ちゃんを一つの部屋に閉じ込めたらどうなるのっと。