こんなレベルの記事しかかけないから

売日だって言われてるって気付けよ。

【毎日新聞】中国・台湾産ウナギは安い割には美味…冷静に比較して欲しい

まともにこれを真に受けるバカがいるとしたら、相当オツムの弱い子だ。小島正美さんはおいくらいただいてこのチョウチンを書いたんですかね。


ウナギに関しては国内業者も信用に足らない、と言う部分はあるが、それをさておき味と値段で中国産を選ぶ選択肢もあるのではないか、という論調ですね。

だけど。

引用

 日本で生産・流通業者がぼろもうけしているからではない。加温設備や人件費など日本の生産コストが高く、価格に転嫁されているにすぎない。だから、安い台湾産を仕入れ、国産かば焼きとして高く売ればもうけは大きい。産地偽装はそこを逆手に取る。中国、台湾からウナギを輸入するセイワフードの原野茂樹・営業2部副部長は「とにかく中国、台湾産ウナギの評価が低すぎる」と嘆く。

 「食品の迷信」の著書もある食品アドバイザーの芳川充さん(45)は「日本の業者が消費者をだませたのはむしろ中国、台湾産は質がいいから。イメージで国産にこだわるのではなく、冷静に価格と価値をはかりにかけることが大切だ」と話す。まったく同感だ。



前半部分の段には問題はない。後半の段については消費者の舌の品質の問題なので、これは個々の能力に依存しており、だませる人もだませない相手もいる。

だが、この段の主張の問題点はそこにはない。

この主張を鵜呑みにしてみろ。この主張通り、安価で旨いからと中国産ウナギに傾倒していけば、国内産のウナギの高騰はさらに拍車がかかるうえ、ついでに日本のウナギの食料自給率の大幅な低下を招く。
いくつかの食材はすでに99%を超えるレベルで海外に依存しており、国内業者の数などほとんどない。

それもこれも、「高いから」という理由で国内業者への需要が発生しなくなり、国内でやっていけなくなったからだ。

食料自給率が海外に依存しきることの危険性なんてのは貴様らずっと主張してるくせに、なぜ中国産は買えという話になるんだ?
高くても国内産を買う、そういう消費者が増えている、というのはむしろ歓迎すべき事柄。内需と国内産地にカネが回り、より多くの設備投資等に循環し始めるスパイラルに入れば、儲かるからと業者も増える。

業者も増えれば不埒な連中も増えるが、それを監視するための資本投下も可能になる。
国産牛のようにね。

なぜ、それを妨げようとする?
なぜ、それに対して不服を申し立てる?

国内への投資が消費者自らの選択として、明確に”国産”ブランドへの(現時点では盲信である部分も少なくはないが)、信頼としてカネの流れ先を大陸から国内へ改めて向け直しているということじゃないか。
内需の拡大はむしろ国内産業、一次産業から第三次に至るまでの全体にゆっくりと静かに、そして強力に浸透していく資本投下だ。

一次産業への十分な回復が行われれば、それは二次三次産業へも波及していく。この波及は恐ろしくゆっくりとした浸透なので、物価上昇と貨幣価値上昇を伴う上昇傾向とはいえ、インフレのように高速に進まない。

非常に健全な景気回復と資金循環構造への投資なわけだが、なんでそれがダメなんだ。
この流れで困るのは”中国からの”輸入業者”のみ”だ。
それ以外の企業はむしろ歓迎すべき傾向を示すはずだが。

産地偽装問題はそこで同列に並べることではない。国産と示されたものが国産であり、中国産と示されたものが中国産でありさえすればいい。
それを監視管理監督する手法やシステムについては別途論じられるべきもので、偽装されるから国産に負けず旨いのだから喰うべきだとはどんな暴論だ。

冷静さを欠いているのはあなただ

中国、台湾産のウナギの肩を持つつもりはないが、国産に比べ不当なまでに低い評価は、やはり冷静さに欠けると思う。



あなたの著書には食の安全性とリスクコントロールの書籍が多いように見てとれたが、よくもまあいけしゃあしゃあと。
食の安全性を論じるならば自国内の法整備で制御を推し進めることができる方が有利に決まってるじゃないか。そうでなければなぜあれだけ狂牛病の際にアメリカと長期交渉となったのか説明してみたまえ。

リスクコントロールと言うならばインスタントラーメンで人が死に、歯磨き粉で人が死に、ペットフードでペットが死んで、毒餃子を送りこんできた国家の食の安全性を一体どれほど信用すると言えるのだ。

よくもまあ言えたものだ。食の安全性を謳う人間ならば、自給率の低下の危険性を謳い、国産への誘導を起こすべきだ。
マラカイトグリーンにしろ、禁止されるにはされた理由があり、そして輸出対象国がその規制をかけたこと、それに対応する商品を出せて初めて対等の交渉だ。
中国で輸出検査で拾い出せていないことを棚に上げて2003年まで日本でも使ってたじゃないかとはずいぶんな話だな。

水際の輸入検査が国内に比べて厳しいのは”そういうことが頻繁に起きてきた”からだ。
物事の順序を間違えるな。国内についてもこれから先下らん偽装をした連中のおかげで厳しくはなっていくだろうが、そもそもの発端の部分に大きな差異があることを故意に無視しているのはどういう料簡か。

挙句の果てに何を言っている?

 愛知県犬山市の木曽川沿いで育った私は小学生のころ、竹を筒状に編んだ漁具を川底に沈め、よくウナギを捕った。いま最も心配しているのは、産卵する天然親ウナギが護岸工事やダムなどで海に帰る量が減り、日本、中国などの河口域で取れる稚魚が激減することだ。そうなれば、日本、中国、台湾の養殖自体が成り立たない。

 産地うんぬんよりも、食卓に上るウナギも身近な環境問題と密接にかかわっており、それがより重要だということにもっと目を向けてほしい。



ンなことは中国の七色の川にでも言え。ウナギは非常に強い動物で、国内の河川のほとんどに生息している。それこそ東京のど真ん中でだって釣れる魚だ。
もともと現時点の消費量がシラスウナギの確保量を圧倒的に上回ってんだから日本人に向けて「ウナギを食べるのを減らしましょう」と訴えるならこの段も意味があるが、いままでの段とまるで脈絡がない。
三重県のセンターで完全循環養殖にも成功したし、あとは資本の問題でできないだけ。
だとしたらあとはそこに資本さえ投下しまくれば環境へのダメージを減らしつつウナギの確保はできるはずだし、その最短の道は国内への資本投下ではないか。

ナニを言ってるんだ貴様は。

もういっぺん聞くぞ。

”誰にいくらもらって書いたんだ、この提灯記事は”


ジャーナリストの気概のかけらでも持っていたならかけた記事じゃないが、まさか事実の指摘で名誉棄損もくそもあるまい?w

冷静に比較したうえで、沙耶は国産を選びますよ。多少高くても。ケチつけられるいわれはないね。

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