いくつか興味深い話が。沙耶です。
前から言っていますが、アレが有罪ならApacheもIISもftpdもvsftpdもtorrentもsshも全部有罪でなければならない。telnetも有罪。sambaも有罪。Windowsなんて有罪の塊。
さらに言ってしまえば、当然sendmailもpostfixもeximも有罪以外あり得ない。
もちろんGMailも有罪だしHotmailも有罪だしGoogleも有罪だしYahooも有罪だしニコニコ動画もようつべも有罪以外のなんだというのか。
というか、TCP/IPも有罪なので国内ではRFC準拠機材を利用してはならない、という排除命令が出なければネトワク屋としては全く納得できない。出来ない、のが技術屋の普通の感覚であり、それこそが矜持でもある。
ああ、もちろんオンラインゲームも全部有罪に決まってるだろ? ていうかネットワークカード自体有罪だよな。LANケーブルももちろん有罪にほかならないし、ルータなんてひどいもんだ。ハブももちろん有罪だしむしろコンピューターの存在そのものも有罪だな。
国民総犯罪者時代の幕開けと言える。
だってわかりきってることじゃん。ファイルをやり取りする。データをやり取りする。上を流れたデータが違法であればその技術を違法とする、というのであれば、そもそも一切の物流も含めて違法である。
極端な解釈を当てれば、日本国内では通貨すら違法としうる。いや、いっちゃえば会話すら違法性情報の交換が可能なんだから人間の肉体そのものを違法とできる。もちろん、憲法があるんだから人権を侵す判例は無効だろうが、じゃあどっちが正しいんだ、どこが線引きなんだ?ってのが明確になってない。
そんな判決だったとまずは地裁司法はその腐った脳みその中に叩きこむといい。
まあ、抗告するんだろうけどな。ダルい話だ。
抗告する前に検察はアインシュタインを大量虐殺者として訴えとけよ?
あ、湯川秀樹もな。それをしないなら詭弁論者と変わらんのだよ。
47氏こと金子氏「改良版Winnyを公開するか検討する」
というわけで京都府警と結ばれていたわけのわからん念書はどう考えても違法もいいとこで破棄ってことになるのかな。
つか京都府警は自分のとこの”つこうた”を訴えてない癖に偉そうなこと言える立場にねーんだよもう。
身内無罪はいい加減にしたまえ。
Winny開発者・金子氏にNHK記者が「インタビューに応じれば執行猶予」と手紙を送っていた
クズのもう一つ、メディアの所業もここにきて明らかに。
何書いてるかわからん? 弁護士に向けて「無罪を主張し続けたら一般の心証もわるいし実刑が免れられないから、メディア様が力貸してやるから世間に向けて反省してるふりを報道しまくって世論誘導したうえで罪を認めれば執行猶予は勝ち取れるぞ、それで行こうぜ。だからインタビューさせろ」って言ってきたってこと。
弁護妨害どころの話じゃねぇよこんなの。反吐がでた。めまいがした。
この国はどこまで堕ちたんだ。ていうかもしかしてNHKの裁判からみのドキュメンタリーには全部こんな話が水面下で付きまとってんじゃないだろうな? そう思われてもおかしくないぞ、こないだの台湾の抗議への念書の存在とかを見る限り、もはや信用に値するメディアとは全く言えない。
メディアがどれだけ思いあがってるか、なんてのがいやってほどよく分かるとしか言いようがない。
弁護士さんがわざわざ実名晒した自分のBlogでウソ書いてるんじゃない限り、ね。
無罪勝ち取ったこのタイミングでウソ書く理由があるならだけど。
47氏無罪受けACCS激怒「たとえ無罪だろうが、社会的・道義的な責任がある!」
もはやカンナビニストだの日の丸反対だのと同レベル。社会的責任があるかないかを決めるのが裁判であって、貴様が決めることではない。
貴様がそう信じるのは勝手だが、法はそれを認めない。と言うならば従わねばならない。それが法治の原則である。法を変えてから声高に糾弾すればいいだろう。
貴様のその主張を通すなら、おれも著作権など存在してはならない、と固く信じればそれをいくら踏みにじっても罪には問えない。それでいいのか? それでいいならそうするんだが?
つかお前もまずはIPAの岡を訴えろと。それをしない偉そうな口きくのは百年はえーんだよ著作権やくざのゴロツキチンピラが。IPAもIPAでやってることがめちゃくちゃだがな。
叩けば埃が舞い上がるのは何もメディアだけじゃない、できて年数の浅いネット関連の行政法人もいままでと同じ作り方しかしてねぇんだよ。
いくらだって舞い上がるし、いくらだって利権確定でじゃぶじゃぶなんだよ。
まさかネットの人間が保身とやらのために自分たちには刃を向けないとでも思ってんのかクズ。
こちとら別に”物理的に国内に”ある必要もいる必要もなくてね^^;
おかげでてめーらに刃向けるのになんの衒いもねーな、ヴォケがwwwwww
利権で威張り散らせるのは相手の首根っこ押さえてるからってことに気付けよw
首のない相手と戦ったことなんかない癖に無理やり利権構造に合わせるからそうなる。
結局、とどのつまり、ACCSや検察は著作権審議委員会のやってた「情を知って」ってのを最大限恣意的に運用できるように動いてみた、というのが今回の本質といわざるを得ない。
Apacheの開発者がWeb上からファイルをhttpで転送する際にそのデータが正であるか不正であるかを考えなければならない、などと思い至っていたかと言えばNoだろう、そんなもん。
じゃあ金子が「違法に利用されるとは思いもしなかった」と言えば一審で彼は無罪と言えたのか?
これもNoだろう。むしろ心象が悪化するだけだっただろう。
じゃあいまからWebサーバソフトウェアを作る人間は悪意を持ってそれを利用し、違法データを通信する手段として用いられる可能性があることを考慮してソフトウェアを開発しなければならないのか?
これもNoであるべきだろう?
だがそれじゃおかしいじゃないか。Webが違法データの伝達手法として利用しうることは、Apacheの開発当初ならともかく、今は”広く知られている”んだ。
ならば、開発者は「情を知って」開発した、としか言えないじゃないか。
金子を違法にしてしまえば、この三番目は少なくともYesでなければならない。また、1番目も修正などで対応しないならばYesにならなければならない。
2番目がYesならこれは成り立たない。情を知っていた、知らなかったという口先三寸で同一の事象への判決が変わる、というあまりにもテキトーな線引きでも許されるなら、それはそれで一つの線引きの形だ。
しらなかった、そう言いさえすればどれほど著作権を犯そうが自由。
それが正しいならば。
つまり、最初から金子をターゲットにした時点で詰んでる将棋でしかないんだよ。
逆に、これが”詰まない”場合の方が問題がすぎる。
言ってみりゃ詰み将棋で詰めろかかった玉がいきなり一手でフリーダムに70マスくらい動いて詰みを解消するようなものだ。
それがルール違反だってことに、いい加減気付かなければならない。
という意味をすべて乗せたうえで、常に沙耶はばーかばーかって言ってますwwwwwそれくらいわかってるよな?wwwww