みっそー!みっそー!

みっそーについてって書いたことあったっけか? 忘れた。
いかんな、めっきり若年性痴ほう症である。沙耶です。

というわけで書いていようが書いていまいがまた書く俺様。
ごーいんぐまいうぇい。天上天下俺様のもの。


日本は基本的にアメさんから買うことが多かったのですが。
ICBMとか大陸間や中距離弾道なんかもミサイルっちゃミサイルですけど。まあ、ここでは艦船・航空機なんかに搭載できる短中長距離ミサイルってことで一つ。原潜の存在は忘れておけ。

対艦ミサイル
基本的にシースキミングとよばれる海面近くを巡航し、敵艦船のレーダーに捕まらないよう接近し、直撃させるのが対艦ミサイル。最終ステップでホップアップとよばれる上昇を行うこともあります。

・ハープーンミサイル(アメリカ)
頭を出した潜水艦を長射程から射ぬくのが本来の目的ですが、海面近くを水平飛行して敵艦船にブチ当てる使い方もできます。射程は120kmを超えます。発射直後は慣性誘導となり、最終段階でアクティブホーミングに切り替わります。事前に敵艦の位置情報などを入れておく必要があるため、フェイズドアレイや三次元レーダーなどのレーダー範囲外に対して攻撃できません。67nmのレーダー波で120kmほどの距離を抑えるので120kmってことです。日本の護衛艦や駆逐艦などもよく搭載していますね。CIWSファランクスは自律でこれをブチ落とします。亡国のイージスとかハープーン一発でイージス防空網を突破できるとか、マニヤからすると突っ込みどころの多い映画でした。なんだあのダメコン。
なお、最終段階でアクティブホーミングするので、超射程からめくら撃ちして最終段階のアクティブホーミングで運よく敵艦をみっけて方向修正してくれることを期待して撃つようなこともできます。
ちなみに、アメリカの航空機搭載の対艦主力ミサイルもこのハープーンの一種です。ついでに潜水艦からも撃てます。とっても特殊な立ち上がりをするので、見たことない人にはお勧め。
魚雷発射管から打ち出し、水面に到達すると外枠となっていたカプセルが割れ、中からハープーン登場。そしてそのまま艦船に低空で向かう、というもの。
…素直に魚雷撃てよ。

・トマホーク水上巡航ミサイル(アメリカ)
はい、こちらは湾岸とイラクで有名ですね。対地に主に利用される巡航ミサイルで、これにハープーンのレーダーをブチ込んでみたもの。トマホークはそもそも中~長射程ミサイルなため、射程が長いものでは2500kmもあります。対艦に改装されたものでも、460kmもありますが、地球は丸いのでレーダーの届く範囲が決まっており、そもそもレーダーの見える範囲はハープーンでカバーできるうえ、ハープーンのほうが安かったということで今は使われていません。
ハープーンシステムが流用されていますので、シースキミングなども一通りこなせますが、460kmも先を見れる目は航空哨戒機でも使わないと無理で、艦船や地上部隊からのレーダーでは捕捉できないため、射程は長すぎて使いにくいわ高いわと使われなくなりました。

・エグゾセミサイル(フランス)
フォークランド紛争でその実力をいかんなく見せつけたのがこのエグゾセです。弾頭の火薬もハープーンに比べ少なく、射程も80kmほどとハープーンに比べ劣りますが、実戦でその実力を見せつけたことにより、世界にその能力を認められ、商業的にはハープーン以上に成功しています。
アルゼンチンの使ったエグゾセはイギリスの艦船を次々と撃沈、大破。シェフィールドなどは不発弾を喰らったにもかかわらず大損害を蒙り、撤退曳航中に沈没。この時点でイギリス軍の戦局予測はインビンシブル、もしくは旗艦ハーミーズの大英帝国海軍の誇る旗艦軽空母の轟沈の可能性を予測しており、フォークランド奪還はこのままでは成功しない、と判断するに至ります。
最終的にはご存じのとおりイギリスが再度フォークランドを奪還しますが、その間の大英帝国艦隊の被害は見るも無残と言わざるをえません。水面下ではフランスのエグゾセの輸出を差し止めるなど、様々な工作が行われました。ちなみにフォークランド後価格が急騰してたりしますwwww
イラン・イラクでもこのエグゾセは大量に用いられます。ハープーンに比べると安いですし、その癖シースキミングの性能は状況次第では海面3mで巡航するという高性能。ハープーンの対抗馬として、常に貧乏人の味方なのです。フランスはいつもろくなことしませんね、カエル面の癖に。ミラージュといいEF-2000といいエグゾセといい…。お前ほんとうに西側なんだろうな?w
ちなみにもっか鋭意開発中の新型エグゾセは射程が倍になっておりますwwwwww
まさに貧乏人のハープーン。
最初が慣性で最終でアクティブレーダーシーカーによるホーミングなのも同じです。
あ、そういや韓国の船が積んでるよw

・ペンギン(ノルウェー)
軍事大国ノルウェーの誇るのがこのフザけた名前のミサイル。ていうか北極ってペンギンいないんじゃ。
もっとも早い時期にデビューしたASMで、今だに改良を続けながら使われています。
AGM-119Bでも射程は40km、火薬も120kgと小さめの体で比較的軽量。弾頭も最終段階は赤外線センサーで、レーダーを利用する上記のミサイルとは簡略な構造になっていますが、安くて軽くて小さい上に、割と搭載プラットホームを選ばないので世界中のちょっと財政が厳しい国で大人気です。
相変わらず死の商人やるのが大好きな国ですよね、北欧三国って。
これで福祉国家とか、自国民には優しく、他国民は皆死ねwwwwwって正しい国家の在りようだと思いますwwwwwwwwwwwwwwwwwww

・ASM-2(日本)
前身のASM-1は80式空対艦誘導弾、こいつはその後継の93式空対艦誘導弾、通称ASM-2です。
ASM-1は射程50km、改良型のASM-1Cで150kmを実現し、ASM-2もそれを継承。ASM-1系がレーダーホーミングなのに対し、ASM-2は赤外線画像解析ホーミングというフザけたことをやってのける。これは赤外線画像から艦船っぽいのを見分けて、そこに向かうという、なかなかふざけた機能だったりする。
弾頭は220kgとハープーンに匹敵、全長はハープーンよりも長い。そこそこ不格好で重たいミサイルです。

これのASM-1Cの地上運用型がSSM-1 88式地対艦誘導弾、シーバスターであり、これの艦船搭載型がSSM-1B 90式艦対艦誘導弾である。艦船搭載型はハープーンを置きかえることができ、艦船型はさらに全長が1m追加され、射程は200kmとも言われる。

現在はステルス性を付与し、エンジンにラムジェットを採用したXASM-3(ASM-3にあたる)が鋭意開発中。対艦を陸上運用するのは別にシーバスターが初めてではないし、エグゾセもそのように運用可能ですが、VLS並のミサイルポッドに96発も積み込んで、フェイズドアレイレーダー指揮車両、発電車両など小型ミサイル基地機能をすべて詰め込んだ陸上移動車両を有しているあほ国家は日本くらいです。

ASM-3開発のあとはSSM-1/SSM-1Bもアップグレードされるんじゃないでしょうか。

…キモい陸軍になること請け合い。

対空や対地も書こうかと思ったけど疲れたのでまた今度。

あーちなみに当然ロシアのもありますよ?

SS-N-22 サンバーン
艦船搭載型の超音速対艦ミサイル。マッハ2.5で飛んできます。西側の対艦は基本シースキミングのために亜音速ですが、こいつはそんなこと気にしません。シースキミング?なにそれ。相手が反応できるよりも早く着弾すればいいでしょ?というポリシーで作られてるのがロシア製です。
ちなみに航空機からも撃てます。Kh-41モスキートとよばれ、こっちはさらに加速してマッハ3で突っ込んできます。

SSC-3 スティクス
こちらはハープーンのような亜音速ミサイル。ただ、基本沿岸防衛用。非常にデカく、移動にはトレーラーを用いる。シースキマーですが、海面高度はASM-2の5mやエグゾセの3mとは比べ物にならないほど高く、25m前後を飛びます。ハープーンだと高速巡航の高度ですね。
着弾寸前に一度海面にダイビングして海面付近に着弾します。シーバスターのようにトレーラーの発射基地を有し、それを移動しながら自律運用も可能です。とはいえ、シーバスターほどの性能はありませんが、それでも100km前後を射程とできます。

SS-N-19 シップレック
超長射程超音速ミサイル。ていうかすでに中距離弾道の改良って言った方がいいんじゃないのかこれは。射程700kmを誇り、ニミッツ級空母の射程圏外からの攻撃をすることを主眼に開発されたミサイルである。そもそもレーダーで見えないじゃん、というのはロシアの誇る原子力レーダー衛星などの地球規模の目を借り受け、ターゲットへ超高速で突っ込んでくる、ミサイルというか無人ジェット火薬付き。
最高速度マッハ2.5のシースキマー。
あまりにでかいのですぐ見つかるが、見つかっても着弾までがやたら短時間なので、対応が難しいと言われている。ただ、一応シースキマーなミサイルで、最終段階では高度10mでの巡航を行う。これは、レーダーを避けると言うより、単にCIWSなどで落とされるのを避けるだけかと思われる。
オスカー級とキーロフ級の原潜と、アドミラル・クズネツォフ級の空母がこれを搭載している。
すでに生産はされておらず、現存分だけではあるが、ロシア最強の対艦ミサイルであることには違いない。
なんせ、当たりさえすればたとえ不発でも運動エネルギーだけで駆逐艦程度なら沈む。間違いないwミサイルを複数斉射すると、ミサイル同士が連携しあい、艦隊を個別に分散撃破しつつ、主要の旗艦に最も到達可能なミサイルを集中運用する、といったことを自律制御すると言われており、ロシアはまさにわんだふりゃーである。どこまでほんとなんだか。

ちなみに当たり前だが弾頭に核も載る。

そんな感じ。スティクスやサンバーンは輸出されていますが、さすがにシップレックは売られておらず、ロシア海軍保有の300発のみのようです。

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