ジャンクパーツ漁ってたらゴミの山からガンダムが見つかる話。
そのパクったガンダムで女の子救出しようと思ったら一目ぼれして拉致。
最終的には以前からいじめられてたからという理由で宇宙いっぱい並べたサテライトキャノン搭載のガンダムで報復行動に出た挙句、あとのことは知らないと後始末を他人に押し付けて行方不明になる話。

確かそんな話。沙耶です。


まあソーラレイの話なんですけどね。

太陽光をそのままレーザーにして地表の受電施設に照射する、というアイデアはだいぶまえからありまして、その試験もずっと行われていたんですが。
実用化技術の開発成功だそうで。

まあ、問題点はこれ、方向変えたらそのまま兵器転用できるとこですよね。それも、一瞬で。
ま、そこはしょうがないです。人間はエネルギーを消費します。
エネルギーって何よって話をしなきゃなりませんかね。電力もまたエネルギーの一種ではありますが。
エネルギーってのはベクトル要素の力そのもの。それには善悪などあるわけもなく。
その種別が電気だの原子力だの対消滅だの重力だのといろいろあるわけですが、一口に言ってしまえばぱぅわぁーであります。Power。
ブン殴るぱぅわぁーもｶﾞﾚｷをどかすぱぅわぁーも同じですよね。持ち上げる力、何かを動かそうとする力。

だから、とってもありきたりな結論になるわけです。
使う人次第じゃね。

火力発電に使われる原油重油だって分離行程で排出されるナフサなんかはナパーム弾に使われますし。
水力だってかつて水滸伝や三国志の時代には川をせき止め、故意に氾濫を起こして押し流すような計略に利用されました。
エネルギーを取り出す、という行為は、そのエネルギーを有する現象をコントロールできる、ということ。
それをどう使うか、なんてのは人のやること。
風力発電や潮汐発電はどうなんだって話ですが、結局どちらもその自然現象そのものを制御できていません。そのため、安定しておらず、実験の域を出ません。

風力発電が安定した供給施設になるためには、地球上での空気の対流を人間が制御できて初めて成り立ちます。
潮汐発電とて、汐の満ち引きを人間が自在に操って初めて「完成」と言えると思います。

ほら、自然の完全なコントロールなんて実現したら最強の兵器の一種じゃないですか。

クリーン、ってのはあくまで化石燃料をつかった燃焼による大気酸素消費がすくない、ってだけの話です。
安全で平和的で軍事転用できない超脳みそお花畑的な平和なエネルギー精製施設？　ありえない。
エネルギーが力である以上、それは絶対に実現されない。

さて、危険性はｶﾅｰﾘ高い部類ですが、完全なクリーンエネルギーとしては極めて効果の高いものでもあります。
中で計算している人がいますが、58%ロス計算でも2km²で約100万キロワット規模。
デブリによる破損等の問題をどうするかっつー安全性の確保が最大の焦点でしょうけども。

問題は航空機や照射位置のずれ。つまり、事故ですねー。

ま、いずれにせよ太陽光の利用は最終的な発電エネルギーとしての最終到達点でしょう。
天然の原子炉からの電磁波エネルギー。有効活用しないでどーすんの。って話でしょうしね。

ちなみに、太陽電池は太陽光の電磁波エネルギーを利用したものではありません。
そのため、太陽光の太陽定数での計算式で出力を計ると10～20%くらいの変換効率になったかと思います。

さてさて。何年後に実用化されるのでしょうか。

そうそう、ロシアではブラックホールを利用した軍事兵器が実用化に近付いてるそうですよ。
こちらは質量を利用した兵器ですね。

ブラックホールだって、十分にエネルギー源でもあるんですよ。シュバルツシルトの地平を超えた瞬間に回りのすべてをまきこみながら圧縮崩壊していく超質量物質。

保有するエネルギーを制御しつつ取り出す方法さえあれば、非常に高いエネルギー素体ですね。
制御する方法が難しいですが。