カメラなんだけど、ちょっと趣の違うお話

えー、今回はカメラカテゴリですが、カメラじゃありません。
ちょっと毛色の違う話をしようかと。沙耶です。

技術とか構造とか抜きにして、こんな世界もあるんだよ、ってことで。


夜空を見上げると、今では街中ではさまざまな夜の光に邪魔をされ、星空を見ることは難しくなってきました。
大気のきれいな高度の高い場所にいくと今でもミルキーウェイを見ることは出来るのでしょうけれど、そうそうお出かけも出来るものじゃありません。
それでも、アレを使えばそれなりに星は見えてくるものです。

そう、テレスコープこと望遠鏡。望遠鏡を持って小学校の屋上で、星空の観測、なんて夏休みにやったことがある人も居るんじゃないでしょうか。
理科室にあった細長くてなんともいえない望遠鏡。で、お金持ちのお子様がやたらとゴツいやつをさも自慢げに見せびらかしたりする突発イベントもあったかもしれません。
スネオですか。

さてコンパクトデジカメはたいていの方が持ってるとは思いますが、実は結構ちいさな望遠鏡とこの安物のデジカメで夜空の撮影は意外と簡単に実現できてしまうのです。
特定の星座を撮るのではなく、夜空の星、を撮るだけなら、望遠鏡すら要りません。
赤道儀、と呼ばれる地球の自転に合わせてカメラの向きを少しずつズラしてくれる機材ひとつで事足ります。

…赤道儀って、ぶっちゃけ板二枚とねじ一本で出来ちゃうようなものですが、そうやって自作するには激しく数学の計算式が出てくるのでブッチします。
そこで、こんなものを。

初級者向けの安い、小さい、使いやすい(んじゃないかな)。望遠鏡を探してみました。
ミード ETX-70AT
反射式望遠鏡、しかも卓上で使うように設計されています。ついでに、オートスター(自動追尾)がついており、赤道儀としても動作し、見たい星をコントローラーに入力するだけで勝手にそっちへ向いてくれるという激しく手間のかからない賢い子のようです。
パソコンとの相性もいいようなので、ノート一台持って飛び出せば屋外でも十分活躍するんじゃないでしょうか。だいたい5~6万くらいみたいです。

ようですってゆうか使ったことないししらない。
反射式はなんかゴツい、ってひとは屈折式を。

ミード DS-2070AT
屈折式望遠鏡は理科室でもおなじみの形です。三脚もついてますし、こちらもオートスターで勝手に星をタゲってくれます。
アウトレット品ですが、アホほど安いです。

これから夏に向けて、キャンプなんかのついでに星を眺めるのもいいかもしれません。
デジカメアダプターをつけると、星や星雲の撮影も可能です。

こちらのサイトみたいな写真が撮れちゃうかもしれません。てゆーか撮れるといいですね。取れるモンなら撮ってみろ(え?

星の動きをとりたい場合は、カメラを完全固定し、夜空を撮ります。風景は動かないのに、星だけが地球の自転によって流れるように写りこみます。バルブ撮影が出来る必要はありますが、最近のカメラにはけっこう搭載されているようですね。
一方、星単体をきれいに取るなら先ほども言ったように、自転に合わせてすこーしずつカメラの向きを変えてくれる赤道儀を用います。

天体や自然現象というのは、非常に撮影するのが困難で、どんな機材を持ってたって運が悪けりゃ一生なにも撮影できません。
かたや、運さえあれば、世にも珍しい希少な自然現象を撮影することも出来るでしょう。
そうなれば、貴重な資料としてたくさんの人々に求められるデータになるかもしれません。

ま、そんなことはどうでもいいけど、星って結構簡単に撮れるんですよ、ってお話でした。

さて、夜空の撮影にはちょっと毛色の変わった撮影もあります。超高感度カメラを用いた、夜空の連続撮影です。
こちらは、東京の夜空でもかなりの数の星を観測できます。
「え、でも高いんでしょう?」「いえいえ奥さん。そんなことはないんですよ!」「えええ、そうなの?」ってまたこのネタかよ。使いまわすなよ。

個人で夜間の連続撮影をしているサイトは結構あります。彼らが狙うのは、流星、その中でも特に明るく輝く、ファイアーボールと呼ばれる流星の撮影です。
…なんていう割にはけっこう見つかるモノみたいですけど。

使用する機材はこれ。この手の夜空観測にはメジャーなものらしいです。モノクロですけど、まあカラーは高いですし、雰囲気は十分見れるんじゃないでしょうか。
高感度カメラとしては安いほうだと思います、というか手が出しやすい値段ですね。
本体が5万、レンズが3万くらいみたいです。

これの画像をそのままPCに取り込み、あるソフトを起動しておくと、何かが動いた瞬間に、そのちょっと前からの画像を勝手に記録してくれます。で、そのソフトってのがこれ。幽霊撮影ソフトとして一部で有名ですね(何の話か、わからない人はスルー)。

こちらのサイトの、サンプル動画なんかを見るとなかなか楽しいです。流星のみならずいろんなものが撮影できていますね。

カメラの話をすると「またカメラキチガイが何か言ってやがる」っていじめる巫女が居るので、ちょっと大人しめに「おもしろそうなこと」を綴ってみました。
面白そうじゃない、って思っちゃった人は勝手になんかやってみるといいと思います。
その後間違った方向に散財するのを、沙耶は笑って見物したいと思ってますので!w

0 thoughts on “カメラなんだけど、ちょっと趣の違うお話

  1. お久しぶりです。飼い猫の捨て猫。捨てるイコール殺す。。。涙腺が緩い&気持ちが弱い春日としては泣きっぱなしです;;
    捨て犬も似たようなものです・・
    結婚前に役所にいたんですが、もう、GW後や夏休み春休み後って捨て犬激増するんですよね。捨てる人は、山=自然だから生きていけると思うみたいですが。人を信じられなくなって、人を見ると牙を剥く犬たち。役所が飼ってあげる事は不可能、子犬はある程度生きていられるみたいでしたが(保健所のおじさん、自分の給料からエサ買ってあげてたんで、うちも同調してました)保健所の匂い嗅ぐと、判るんですね、此処は死ぬ所だって。始めてきた所なのに。今まで騒いでいた犬も、尻尾お腹にしまって震えるんです。ホンマに命は大切にして欲しいです。大切に出来ないなら最初から飼わないで欲しい・・・。

  2. おひさ~。というかお久の原因はワタシなワケだが!w
    犬にしろ猫にしろカメにしろ蛇にしろイグアナにしろセカアゴケグモにしろライオンにしろワニにしろカミツキガメにしろヤドクガエルにしろ、飼ったんなら最期まで責任持って頂戴。
    捨てるくらいなら自分の手で愛したその子を殺してあげなさい。そしてその罪を背負って生きなさい。
    それが、一時でも飼い主と名乗った者の責務でしょう、と思います。
    命を、ペットというゆがんだ枠の中に押し込み、おもちゃにし、商品にしたのです。
    ならば、それを正しく始末するだけの覚悟を持ちなさい。
    沙耶は、命に関してだけは鬼になりますですよ。
    ぎょぎょぎょぎょぎょ(やめれw

  3. お久しぶりです、ネタ持参で惨状・・・参上^^;
    捨て犬か・・・小学生の時に嫌な思い出があったなと、ここを見て思い出した、あの子犬はどうなったんだろうと・・・捨ててあったのを見つけただけですので、決して私が捨てたわけじゃないですよ
    私自身、動物は飼えないと性格上思ってるから飼った事が無いわけで、犬に関しては嫌な思いでばっか、小学3年ぐらいから犬が嫌いになりました、と言うか、動物自体苦手に^^;;
    昔大丈夫だったのにな~今では、まともにさわれるの馬ぐらいですよ・・・
    最後に、その笑い方怖いw

  4. げげげげげげげげげげ←変えてみた
    犬猫は嫌いな人はとことん嫌います。
    苦手な人は、犬猫に触れることすら出来ません。
    そして、犬猫が好きな人のかなりの数の人が、そういう人たちのことが理解できません。
    「何で?こんなにかわいいのに」
    そんなこといわれたって、怖いって思っちゃう人は理由なんかありません。
    嫌いだって思ってる人にだって、さして理由があるわけでもありません。
    だから、少なくとも飼う側として、迷惑をかけないように、それぞれの人の好き嫌いがあるのだから、と節度を持っていたいとは思っています。
    まあ、嫌い嫌いって言ってても飼っちゃえば好きになっちゃうモンだったりするんですけどね。
    ただ、子供の頃にレトリバーなどの大型犬サイズの犬に追い掛け回されたりして、それがトラウマになっちゃう人は少なくないようですね。
    まあ、島っちゃんが競馬場通いってのは良くわかりましたけど!w

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