先日NikonのD70後継機、D70sとD50が発表されました。
Canonからはこれ


D70sとD50は前々から出る出る、とはいわれていたので、驚くことではないんですが。
スペック的にはD70の焼き直し。D50はレンズセットで定価10万をもくろんでいるようなので、店頭価格で7～8万スタートになる可能性があります。D70sの価格によってはもっと下がるかもしれません。
一眼レフとしてはありえないほどの低価格設定ですが、多少利用可能なオプションに制限はある模様。
とはいえ、レンズ交換の楽しさは十分味わえると思いますので、ちょっといい写真を撮ってみたい、なんて人にはKissDigitalNと並んでいい選択肢になると思います。

さて、CanonからはコンパクトデジカメのPowershot S2 ISが登場。
ISの名のとおり、ImageStabilizer、つまり手ぶれ補正つきです。マクロモードとかも充実しており、画素数も500万と日常使用には十二分。ISOは50～400。
12倍ズーム、ワイド端36mm、テレ端432mmのF値2.7～3.5。
レンズスペックだけみるならかなりの広範囲を、きわめて明るく捕らえるレンズです。
おまけにマクロ機能は最大0cm～10cmでの接写を可能とするスーパーマクロ、内臓のデジタルエンジンはKissDigitalNなどにも用いられている、DigicII。
音声付の動画も撮れますし、Canonがかなり本気で普及帯のデジカメを荒らしにきたな、って感じはしますね。
一眼レフはなぁ、って人にはこのあたりのコンデジがよろしいのではないでしょうか。

低価格帯だとFujifilmのFinePix F10などがISO1600まで対応しており夜景などにも実力発揮、しかも薄くて軽くてポケットカメラとしては優秀に見えますね。
価格も4万台でほぼ買えるでしょうし、35000で買ってきた大手サイト管理人もいたようです。

先日ふらりと名古屋のオアシス２１に行ってきましたが、夜景の幻想的な雰囲気はすばらしく、ぜひ写真に！と思ったのですが…さすがに三脚なし、カメラはEZ-Z5じゃ無理です。ノイズだらけで、自分がきれいだなぁ、って思ったことの1/10も切り取れてなくて、ちょっと凹みました。
やはり、残しておきたい、って思った瞬間が残せないのはさびしいものです。
何度でもいける場所ならともかく、本当にめったにいけない、とか一生に一度や二度しか来れない場所なら、少しでも多く、記憶以外の場所にも残しておきたいと思うものではないかなぁ。

もっとも、そういう場所とかモノとか現象って、あとになって、ああ、あれってもう見られないのだなぁ…って気づかされることのほうが多いのかもしれませんけどね…。
ばしばしなんでも撮る癖をつけると、そういう一抹の寂しさを、写真と言う形で少しは和らげることができるのかも知れませんよ。