ドリフターズ

日本の空を守るドリフターズ。沙耶です。

日本のお空を守っているのは

F-2支援戦闘機
F-15J制空戦闘機
F-4EJ多目的戦闘機

の三種です。P-3Cとかはとりあえずおいとけ。
AAMを搭載できる、制空戦闘が可能な機体ってことでね。

アパッチとかコブラとかも置いとけwwwww


F-4EJはいわゆる前世代機で、F-104の後継として導入された機体で、すでに耐用年数が過ぎてしまっているので、現状の仮想敵国との航空戦闘になった場合、北朝鮮相手なら何とかなる可能性もないではありませんが、韓国・アメリカ・中国・ロシア、どれとやってもたぶん一機も落とせないで全機堕ちます。

韓国はもしかしたらF-15Kがフルで爆装して飛んできて高空に上がれなくて落とせるかもしれませんが、機体性能的には基本的にボロ負けなので、F-15KがAAM搭載で上がってきたら逃げても追いつかれますし向かっていっても堕ちます。
好きな死に方を選べ。みたいな状態になります。

…それでも韓国なら…それでも韓国なら何かやらかしてくれる…ッ!

とは思いますが、諸元表だけで比べたら基本的に勝ち目はありません。

そもそもアメリカでは80年代にすでにF/A-18ホーネットにより全機が置き換えられ退役し、現時点ではそのホーネットすらすでに第5世代戦闘機との戦闘では役に立たないとされ、次世代マルチロールとしてのライトニングII、つまりF-35が投入されようとしているわけです。
つまりなんというか。

骨董品。

F-15Jは航空戦闘に特化したイーグルで、対地爆装を捨て去る代わりに、航空での起動性能と戦闘性能を引き上げた機体です。現状の日本の航空隊の主力ですね。弟4世代戦闘機としては最も優れた機体の一つです。
第5世代はみなさんよく知るF-35やF-22Aが該当します。イーグル以降の機体としてはほかにもEF-2000ユーロタイフーンなどがありますが、これらは俗に第4.5世代と呼ばれます。
F-15イーグルは、これら第4.5世代とも十分にやりあえる機体です。

戦闘機は一機だけ強い機体があっても仕方ありません。だって、一機じゃせいぜいミサイル4発やそこらが関の山です。つまり、どれだけ機体数がそろえられるか、ってのも戦力として重要なファクターなんですね。戦闘機が高いだの安いだのってのはこの供給がいかにお手軽にできるか、ってのも絡んできます。
F-22Aだって一航空小隊やそこらだけあったってしょうがないんです。

そういう意味で、F-15は非常に優秀と言わざるをえません。調達コストは比較的お手軽で(F-22とかと比べると、って話ですが)、日本はアメリカのほかに唯一このF-15をライセンス生産できる国でもあるのです。
※技術的な問題や高度に政治的な問題もあり、日本以外の国でF-15のライセンス生産は実現していません。

そういう意味で、F-15は非常に強力な戦闘機であり、今後も長く空を飛び続けるものと思われます。
発展途上国などではF-15なんてまさに最強戦闘機の部類ですしね。今だにあちらこちらの国がF-15を求めています。

そして、日本の誇る、さっさの愛してやまないのがF-2支援戦闘機。
F-16をベースに組み上げられたレイプされて生まれた悲しい子ですが、日本の厳しい要求にしっかりと応えてくれた青い子です。
対艦攻撃能力という点で他国の追従を許さないのも、このF-2の存在あってこそです。
蒼星石!蒼星石!(違

というわけで今日も今日とてF-2たんの話題です。

ひこーきというものは、世界のどっかで同型機が原因不明の事故を起こすと飛べなくなります。
このへんは国によって対処が違ったりもしますが、たいていは安全のため同型機の飛行を中止させます。
原因がわかって、その対処が行われるまでは飛ばしません。
原因がパイロットのミスなどのように機体の欠陥ではない場合は問題なくすぐ飛べるようになりますが、そうではなく、機体そのものの設計的な欠陥だったりすると大変です。
機体のチェックと改修が終わらないと飛べないですから。

さて、そういうわけで、F-15Jは一時期飛べなくなっていました。
原因は機体本体に用いられている構造部材の亀裂による空中分解事故が発生したためで、これは機体本体の構造欠陥であると発表されたためです。
空自のF-15Jが対象なのかどうかまでは知りませんが、アメリカ空軍のF-15は440機中180機がこれに該当。
改修するのも高くつくし、せっかくだから全部退役させよーぜ。ということにもなりかねません。
とはいえ、代わりにF-22Aをってわけにもいかないんですけどね。高すぎて。生産数ももうきまっちゃってますしね。

さて、F-15がそんな状態ですので本来領空・海侵犯へのスクランブルにはF-15が出るべきなんですが、飛べないんでってことで本来ならF-2たんがスクランブル待機と相成ります。

しかしそのF-2たんはF-15に先駆けて

F-2たんタッチアンドゴーで大失敗

ここまで大した事故も機体欠陥による問題も起こさなかったF-2たん(オリジナルが鉄板機のF-16ですしね)ですが、ここへきて事故。
あわや機体欠損!?まさか? ということで事故調査開始。この間日本のお空は骨董品がスクランブル。

結局、三菱のあほたれがメンテナンスの際にジャイロの回線を逆に接続するというふざけたことをやったせいで数億円が燃えたって結末なんですが。
三菱ナメてるだろ、貴様。いくら軍産複合だからつぶせないとはいえ、いい加減にしろクソ野郎。中島飛行機返せよ!
富士重工と石川島播磨に全部やらすぞくそったれ。90式だけ作っとけよ。

こうして再び日本の空に帰ってきたわれらのF-2たん!
さっさの喜ぶ顔が目に浮かびますね。


そしてごめんなさい。

F-2、今度は操縦かんが折れる

事故調査のため再び全機飛行停止。再び舞い戻るF-4の空。

<<聞いたことはないか。日本の空には亡霊がいるって噂を…>>
<<なんだそりゃ。新手のラーズグリーズか?>>
<<いや、なんでもF-4がいまだに…>>

<<石頭サンダーヘッド、いくらなんでもこんな時に冗談はやめてくれ>>

さて。操縦かんが折れるて。どんな事故だよ。
ドリフか。車にのったらハンドルが外れました。みたいな。
なんだこのコント。

三菱はどんだけふざければ気が済みますか。事故調査委がジャイロの逆接続の中間発表の前後でおれなくても。
まあ、すぐに原因わかってねじ止めきっちり締め直したら順次飛び立てるようですけどね。


ちなみに文中の中島飛行機、というのは太平洋戦争期から日本の主力だった航空機メーカーです。
三菱よりも巨大なシェアを有していましたが、戦後解体され、現在の富士重工などの基盤になりました。
ロケットエンジンの研究などもやっていましたが、この部署が石川島播磨になっています。
そのため、中島の研究していたネ号エンジンを石川島播磨、IHIが借りといて返さなかった話なんかは有名ですよね。「自分の子供を誘拐犯に返す馬鹿親がどこにいる!」ってねwwww

…普通に約束を反故にしてるのはIHIなんですけどwww

ま、そんなこんなで中島飛行機と言えば

陸軍に向けて作り上げた「隼」「疾風」などの戦闘機、海軍向けにはあの上向き銃で対地攻撃、な月光。
そして、悪名高い特殊攻撃機、橘花。
ちなみに、零戦は三菱の開発した機体ですが、中島飛行機もそのライセンス生産を行い、最終的には全機体数の2/3は中島製という結果になっています。

設計などでは三菱はいろいろ傑作を出していますが、どうも戦前から毎度毎度軍の要求仕様に対して自社の開発設計を誇大広告している企業のような気がしてなりません。
ちなみに、現時点での日本の航空産業はたった四社しか存在しない。
三菱重工・川崎重工(日本飛行機)・富士重工(もと中島飛行機)、そして新明和工業(もと川西航空機)である。2010年には本田も参入することを表明しているものの、かつての航空王国日本の面影はどこにもない。
すでに、設計開発まで行える企業体はほとんど残っておらず、その多くが自動車産業に呑まれていっている。

川崎・富士両者にはもちっと頑張ってもらいたいなぁ…。新明和はアレだ、へんなもんつくらせたらピカイチだからそのまま突っ走ってくれwwwwwwwwwwwww

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