ゴツいタイトルですね。なんのコトかっつーと
PAC-3、通称パトリオットミサイル。地対空ミサイルの一種で、主に弾道ミサイルの迎撃が主眼に置かれたタイプとなります。
弾頭の種類によっては、航空機撃墜のための弾頭のものもありますが。
Surface-to-air missile、エースコンバットでSAM、と記載されているターゲットがコレです。
さて。琉球新報は今日も正常運転。
★金口木舌★
今年4月に来県した中国の王毅駐日大使は、沖縄の青い海、青い空に感動し「中国の3200万人の海外旅行者のうち1%の32万人でも沖縄に入ってほしい」と語っていた▼経済成長著しい中国は海外観光ブームが続き、ASEAN諸国に巨額の観光収入を落としている。2010年には海外旅行者数が5000万人に達するとの推計もあり、旺盛な旅行需要をいかに沖縄へ呼び込むか、知恵の絞りどころだ▼その沖縄は、パトリオット・ミサイルの嘉手納基地配備や、宮古島への陸上自衛隊の新基地計画などきな臭さが漂う。中国の動向を視野に置くものとみられており、中国の反応が気になる▼自国に向けて軍備を増強する国や地域に、旅行に行きたくないと思うのが自然な心情ではないか。沖縄の軍備強化は観光誘客に水を差すことにならないか▼来県した中国出身の朱建榮東洋学園大学教授は、「封じ込めでなく、中国と対話し、信頼醸成の措置を取ることが抜本的な道」と指摘した▼同教授はまた、「沖縄県民は軍備競争に反対し、平和を望む気持ちをもっと世界に表明すべきだ」とも。かつて沖縄は「武器を持たない平和の民」と西洋社会に伝えられた。平和ゆえの観光産業であり、観光の島に軍事基地は似合わない。
(10/30 9:41)
基地負担が沖縄に集中している、という沖縄の意見は十分に分かる。それは憂慮されるべきだし、うちだって基地の町岩国出身の人間だ。アレがどういうものかくらい、分かる。
だがな。それをこれと一緒くたにするこの手口は気に入らん。
整理させてもらおう。
1.沖縄は観光県->中国からの観光客も多い。
2.自国にミサイルを向けているところに行きたいと思う観光客はいない。
3.中国からの観光客を減らしかねないPAC-3は許されない。
違うだろ。PAC-3は地対空ミサイル。つまり、領空侵犯と国内を着弾点とする弾道ミサイルの迎撃が目的。
パトリオットは高空で爆発し、地表への攻撃能力を持たない。破片が落ちてきたら怪我するだろとかはまあ攻撃とは普通言わない。
そして、日本自体は対地攻撃能力を持つ武装を持っていない。ここはとっても重要。
対艦攻撃能力は持ってるけどね。内陸から打ち出せるシーバスターやF-2などはその際たるものだ。
つまり、PAC-3の向いてる先は自国の空だ。どこの国の方向も向いていない。
あえていうなら”日本にミサイルを撃ち込もうとしている国、あるいは航空機での爆撃を考えている国”にとって脅威になるだけである。
要約しようか。
「日本を侵略しようと考えない限り、怖くもなんともない兵器である」
基本的にパトリオットは攻撃航空機やミサイルに対する”防衛兵器”なのだ。
これを論拠に中国の観光客が減る、と論じるということは、逆説的に言えば中国が日本の侵略を考えている、と琉球新報自ら広告しているに等しい。
そのうえで、PAC-3は不要、と論じているのであれば、侵略を容認する、と公言したのと変わらない。
沖縄が一次攻撃対象となりうるから軍備強化反対、とかのほうがまだマシだ。
もっとも、一次攻撃で沖縄を沈黙させられるだけの兵力を集めれるなら、最初から日本の負けだが。
現状日本でどこが一番安全?って聞かれたら、ぶっちゃけ沖縄だぞ…。初撃であそこを沈黙させるのはマズ無理だし。
パールハーバーやったところで現有の沖縄の防空能力はハンパじゃない。
基地問題は基地問題であるのだが、それを防衛兵器と絡めて防衛兵器不要論に持ち込むその神経は理解不能だ。
沖縄を中国に譲渡してほしいってんならそう言え。そう主張しろ。
バカバカしいコラム書いてる暇があったらミスリードさせる文章をもちっとうまく書けるように勉強しろ。
トマホークとパトリオットの違いくらい学べ。
記者を名乗るなら最低限やるべきことがある。
それをやらないで脳内だけで文章を書くアホが増えすぎてる。
だからサイレントマジョリティの声を考慮して、とか言い出すんだ。
ふーびっくりした。開いた口がふさがらねぇ。日本語をイチからやり直せ。
題名にひゃっほいとあるのに
あ ま り ひ ゃ っ ほ い し て な い
のは気のせいですかね…いやふと思ったダケデスハイ
だって眠かったんですもの♪w
慣れてる木曽川マップで、援軍として過去最低の働きぶり…ひゃっほいって何???