世界最大規模のおもちゃの祭典、E3が現在開催中です。
全世界の注目を浴びつつ、プレスリリース第二段は期待のSony PS3ですっ。
世界のソヌーですから、きっと初版はバグてんこ盛りのフル機能(主に使用されない)てんこ盛りに間違いありません。
いや、そうじゃないとネタが出来ないんで困ります。
というわけで、発表はこちら。
どこまでマジなのか知りませんが、なんか異様な機能が並んでいるので早速お料理です。
SCEIのサイトが毎度のことながらパンクしたようなので、プレスリリースをコピって勝手にアップ。
SCEIが快調になってきたら消します。
とりあえず速報としてここまででアップ。
さて、ここからはゆっくりと。まずはハードウェアスペックを重箱のスミをつっつくように見ていくことにしましょう。
CPUはうわさ通りPowerPCベースのlプロセッサ。クロックも3.2GHzとXBox360に並んでおり、しかも7つのSPE Cellを並列動作させるようです。
このCPU Floatingとして218GFlopsという数値を挙げてきています。
正直、ここまでクロックを上げてくるとは思っていませんでした。2.0~2.8前後で抑えたものがくるかな、とは思っていたのですが。XBoxに並べてきたようですね。
GPUはnVidia開発の新世代GPU、RSX、550MHz。しかし、ここにとんでもないことが書かれています。
1.8TFlops。
…えー。まあGPU自体は浮動小数点演算特化型なのは確かですが。ずば抜けたというより、にわかには信じがたい数字ですね。
しかも出力に1080pを二本。iじゃないのかよ!w というわけで、どうやらハイビジョンテレビへの買い替え促進も狙っているものと思われます。
メインメモリには256MB、VRAMに256MBのDDR3。このあたりは昨今のPCクラスのデザインです。
メインが多少少ないくらいですが、XDRって何ですか。
メモリクロックがCPUクロックと同調しているのですが。ってことで調べてみたところ、かつてのRumbus RAMの流れを汲む規格のご様子。それならこのクロックもアリですね。
RD-RAMっつとあまりいい印象は無いんですけど、バス幅は大きそうです。
実際、メモリバンド幅はDDR3を超える数字をたたき出しています。SBはサウンドバッファかな。
今回もコンパチ路線は健在。ソフトウェア資産を継承します。ぶっちゃけ、実はこれ、地味ーにありがたい。
ソフトごとにハードだと、どうしても古いハードを捨てることが出来ないのですが、わりと気楽に友人や家族に古いハードを渡せるのもポイント高い。
と、書いているうちに本家復活したようですが、まあ、プレスリリースはしばらく置いておきましょう。
インターフェース部分も突っ込みどころ満載で、あからさまに狙ってるトコが見えていますが、そうそうSonyの思惑通り世間は動くのでしょうか。
IPv4 over 6は技術こそ浸透したものの、その意味も利点も利用する理由すら一般では良く分かっていない現状。
狙いどころは非常に面白いのですが、一年でどこまでそれが浸透するでしょうか。
ともあれ、かねてよりいってた通りのところへ落としてくるようです。
そうなると、PCとゲーム機の融合「XBox」、家電とゲーム機の融合「PS3」さて、Nintendoはドコへ落としてきますでしょうか。
純然たるゲーム機こそ、最強。われわれはゲームメーカーであり、家電メーカーでもPCメーカーでもない。
ゲーム機はゲームさえ出来ればよい!
こんなことを言ってきそうな気がしないでもありません。
ゲームは、ゲームだけで閉じた世界を目指すのでしょうか?
それとも、あらゆるものとの結合の末、STBとなり、また違った未来をわれわれに見せてくれるのでしょうか。
それは、いま、ドレを選択するか、というあなたの手にゆだねられました。
それが、世界の選択だから。