箱をあけるとそこは

MADE IN TOKYOって書いてあった。TOKYOて。
いまどきよしのでもいわねぇよ。

沙耶です。


つことで、ロクロクまともな時間に帰宅していないのに、土日をサーバいじりで潰すのももったいないので

「今できることは今やろう。仕事中にできることなら仕事中にやろう。娯楽作品はこっそり業務中に読もう」


と偉いヒトが言ってた気がするので、サーバの箱開けました。
ぺほぺほと設置。まーこの辺は省略。

適当にOSを拾ってきてCD焼き焼き。Xenも入るしRHEL5クローン使いたかったのだけど、まだ出てネーしベータ版だし家帰ってまでトラブルと格闘したくないので安心安定安全多い日も心配無用。というわけでCent4.4に。

Centがそんなにいいのか、って疑問はないわけでもないが。え? Solaris10?

…めんどくさいじゃん(主にCDを焼くのが。
そもそもCDEが動かないとダルいことこの上ないSolarisで(ちょっと待てwwww)、コマンドラインで遊ぶとかやりたくありませんwwwww
Solarisは悪くないしいいと思うけど、お手軽におうちで使うのには向いてない。そのへんのお手軽さはLinuxが楽だね。
どっかの誰かさんみたいにdebianのdebパッケージツリーを彷徨うのもなんかやだし、BSDのportsは好きだけど最近触ってないのでBSD構築するのもだるい。そもそもBSDの仕事の案件でもあるなら家にも一個、とか思うけど案件が無い。

誰かBSDの仕事ください。

というわけで結局RedHatクローンに。だって楽なんだもん(流された。
インストールはいつものとおり。ていうか一ヶ月あったら何かしらでLinuxのインスコなんてどっかでやってるのでもういい加減画面をまじめに見る気も起きない。
CD入れてほーらインストーラー起動起動ー! 起動音は結構静かね。たまに熱源感知してると高速回転するけどどうせ一瞬だし。

インストーラーカーネルが起動、デバイスをがしがし検出開始。

Kernel Panic/panic.c nmi_watchdog no …

…え。

…はぃ?

……いやいやいやいや。ちょっと待て。これはきっとCD-Rが痛んでたんだな(注:どこにもDevice I/O errorとは書いてないのに現実逃避

いやぁおにーさん焼きなおしてきたよ! これで言うこと聞くよね! MD5もチェックしたよ! ばっちりだよ!

Kernel Panic/panic.c nmi_watchdog no …

…OK,落ち着いて冷静に話し合おうじゃないかミスタ。
まず俺の持ってるコレはx86_64版だ。お前の名前はPentium D 820だ。EM64Tサポートしてないのかい、ブラザー(注:そもそもサポートしてなかったらインストーラーのカーネルも起動しないと思います

こんなときは! よい子の味方! googleせんせー!

で、エラーメッセージでぐぐるとコレ

なんかいろいろエラー内容が違うんだが。まあ、いいや。とりあえずNMIのwatchdogタイマ関連なのは最初から分かってる。とりあえず基本対応だけ最初にやってみただけだw
BIOS修正すりゃいい話だろうたぶん。Cent本家のコミュニティ板にはより症例の近いものがあったしな。

”どっちもOpteronでの症例だったって現実から目をそむければ”対策は同じだろう。
Centの板にあるBIOSのMultimedia Timerとかhpの言うLinux x86_64 HPET Optionなんて項目が無いことを除けばな(ぉぃ

watchdogタイマをBIOSから全部カットしてみる。

Kernel Panic/panic.c nmi_watchdog no …

…うわーん、おかーさーん!!! hpがいじめうううううううううう!
というかBIOSのwatchdogの項目はNMI関連無かったんで当たり前といえば当たり前なのだが。どう考えても何の関係もない他のwatchdogタイマをカットしただけである。

と泣いても始まらない。そろそろめんどくさいがまじめに対応することにする。ていうかこんなん最初からちゃんと動くセッティングで出荷しろよめんどくせぇwwwwwwwwwwwwwww
BIOS起動。Advanceへ。どーせここだ。watchdogを全部元に戻す。コイツが原因じゃない。NMI watchdogを呼び出してるアホがいるって話だ。それは間違いないんだが、パニック時のメモリレジスタの吐き出しでその呼び出し元がよくわからないんだがな。

が、そんなもん適当に勘とココロの目で見ればわかるはずなのだっ。

項目を見てく。とりあえず一番最初の起動時にBIOSは開いたが、めんどくさいのでとりあえず後回しにしたわけだったのだが。

8042 Emulation[Enable]

ああ、キーボードコントローラがエミュレーションで動いてるのね。へー。
…ち・ょ・っ・と・ま・て 貴様

i386ベースならともかく、デバイスの補完がまだ完全じゃないx86_64にエミュレーションチップ喰わせたらそりゃ気が狂うかもしれないよね!wwwwww

ていうか横の説明読んだらREHL系のx86_64インストールするときはDisableにしろよってメッセージ書いてあったぜひゃはははははははははは
教訓:トラブルの時はマズエラーメッセージをまじめに読みましょう。

以下はさくさく進行。ま、問題なし。DiskDruidで/bootだけ切り取って、あと全部ロジカルボリュームに落とし込む。ひゃっほぅ。論理パーティションって素敵。

LVM(Logical Volume Manager)
接続ディスク全体から論理的な単一パーティションにあたるロジカルボリュームを切り出し、その中にさらに論理的にパーティションを切るてくのろじー。ロジカルボリュームの確保が面倒だが、一回切り出してしまえばボリュームグループへのディスクの追加なども流動的に行える上、パーティションが論理構造なので、パーティションを(ファイルシステムを選べば)オンラインで可変に操作できる。

…一回使うと便利さに病み付きになる。だいぶ安定してきてるしね。たまんない。
うあ、/homeたりねーってなったら適当にサイズ指定して追加でぶち込んでmke2fs。はい増量おしまい。
ってな感じだしね。ext3だと減量の時だけオフラインに落とさないといけないが。

下敷きとして今回はRAID5が組んであるので、LVMも気軽に行けるやね。これが下が単発ディスクだと論理ボリュームなんて怖すぎるが。
誰もやらんとは思うが、RAID組んだアレイからのボリュームと単発ディスクからのボリュームを同じLVにまとめてそこから論理を切り出すとえらいことになる(と、思う。やったことないがどう考えてもえらいことになる)はずなので、絶対ダメ。っていうかRAIDが無効化されるwwwww

どうしてもやるならメタデバイスとしてせめてsoftwareでRAIDを組んでから。当然別々のディスクでね。
LVMにはストライピングは実装できてるが、ミラーは実装する意味がないし、実装したところでなんの効果もないので、下地となる冗長性は別で作ってあげないといけない。
RAIDアレイの拡張と組み合わさった話になると突然面倒な話になるが、これもそのうちどうにかなるだろうと楽観視してます。もうどうにかなってるのかもしれないが。

さて。さくっと(?)インスコも終わったのでsshd立ち上げておしまい。あとは仕事中にリモートでいじればよろしい。
仕事してるっぽく見えるしね!(何

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