マリーがなければチョイスを食べればいいじゃない by ビスケット

いっぱい左翼批判もしたわけですが、本来労働者ってのは左よりであるべきなんです。

なぜなら。労働者が右よりの方向に傾くと。

こういうバカが生まれるからです。

★せっかくだから引用してやるよwwww★

 人材派遣業大手、ザ・アールの奥谷禮子社長が「週刊東洋経済」最新号で、
労働者の過労死などをめぐる労働環境について、労働者側に問題があるという見解を示した。


 これは9日発売の「週刊東洋経済」2007年1月13日号に掲載されたもので、
奥谷氏はインタビューの中で、「格差社会と言いますけれど、格差なんて当然出てきます。
仕方がないでしょう、能力には差があるのだから」「下流社会だの何だの、言葉遊びですよ。
そう言って甘やかすのはいかがなものか」と、同氏は労働者の収入格差を是認した。


 また、過労死問題について、「だいたい経営者は、過労死するまで働けなんて言いませんからね。
過労死を含めて、これは自己管理だと私は思います。ボクシングの選手と一緒」と独自の見解を述べた
上で、「自分でつらいなら、休みたいと自己主張すればいいのに、そんなことは言えない、とヘンな
自己規制をしてしまって、周囲に促されないと休みも取れない。揚げ句、会社が悪い、上司が悪いと
他人のせい。ハッキリ言って、何でもお上に決めてもらわないとできないという、今までの風土がおかしい」
と、労働者側に問題があるという考えを示した。


 さらに同氏は労働基準監督署が不要であると述べ、「「残業が多すぎる、不当だ」と思えば、
労働者が訴えれば民法で済むことじゃないですか。労使間でパッと解決できるような裁判所を
つくればいい」と私案を披露した。


 同氏は、日本航空退社後82年にザ・アールを設立。女性初の経済同友会会員として注目を集め、
現在同社社長のほか、ローソンや日本郵政の社外取締役を務める。 (ブルーベリーうどん)



世間をあまりに知らなさ過ぎるお子様の発言だな。言っていいことと悪いことの区別がついてない。

まず、過労死自体が自己管理の問題の側面を持っていることは事実で、その点において大きな誤りはない。労使間で単純解決できる第三者機関として労使交渉用の裁判所ってのもそりゃまあめちゃくちゃ突飛なアイデアでもない。手続きが簡易で、金かからないならね。

だがよく考えるがいい。その裁判所の運用費用は誰が出すんだ? 税金だ。なおかつ民間交渉の裁判所ともなれば政治状況の影響を確実に受けうる。地裁や家裁以上に恣意的に運用されるのがわかりきってる。
誰の意図下で運用されるか、ってそりゃ一番でかい政治献金できる組織の意図を一番反映するでしょwwwwねぇ、経団連さん?w
訴訟国家にしたいのかもしれんが、訴訟ってのはカネ持ってる側が勝ちやすいってわかってていってるからな。結果として、こういうアホが大量生産されると今度は右から逆に左に振れるきっかけとなる。

自己管理、という側面についても同じことだ。自己管理の側面もあるが、”社員が自己管理ができる環境”を作る責任は経営側にある。
その責務を果たしているかどうかを監視するのが(まったく機能していないふがいない)労働基準監督庁だ。

労基所を骨抜きにしたのは、やはり一番の政治献金集団だよね、経団連さん?w
公然とそれをイラン、と言えるのは、産業革命時のイギリスの状態にしたいですよ、と公言しているのと変わらないし、労働者を人間として見ていないことを公言しているのと変わらない、ということがまるで理解できてない。

結局のところ、金持ちってのは世間と現実を知らなすぎる。

自己管理ぎりぎりで入院までさせられてドクターストップかかってる人間を「現場に人手が足りないから」って理由だけで引きずっていって、結果殺してしまうような経営者なんて、末端にはいくらでも居る。
”過労死するまで働けなんて言いませんからね。”
言わないだけだ。いわなきゃいいってことじゃない。行動を伴って初めてそれはその意識を持って行動しているといえる。

成果評価の基本だろ。帝王学のひとつも学んでくるべきですよ、と。

結局のところカネ。カネカネカネ。共産にしろ資本主義にしろカネ持ってるやつの意図で世界は動く。
だから、まあカネ持ってる側にもいける手段を自由に用意してあるのが資本主義で、そこへいくのに決まった道だけしかないのが共産主義だwwwwwwwww(むちゃくちゃなwwww

日本ではクーデターが起こらない。とでも思っているのかもしれないが。
あまり針を左右に振るとこの国でもクーデターは起こりうる。

結局のところね、人心を持ってよく国を治める。ってのは。

”突出してまともな王が統治する時代の立憲君主制”以外では発生しない。しえない。
ただし、バカが統治すると目も当てられないほどありえない統治状況を生む。
選挙による議会統治は平均的にバカな統治を続ける制度に過ぎない。
共産主義は変形した立憲君主に近い制度に過ぎない。

一人の王が統治するか、みんなで意見出し合って統治するか、という二つしかない選択肢。
平均してバカか、とってもいいときもあるけどとっても悪いときもある両極端な制度か。
いままでその二つ以外の制度は生まれていない。

それが、現実。

だから、理想に狂っちゃうってのもわからんでもないさ。現実ってのは結局のところ行き止まりが見えてしまっているからね。

とりあえず、ただ、こういう「建前」の中でくみ上げられた枠組みを大きく逸脱したことを「口にしちゃう」バカは本物のバカなので死んでいい。まだホワイトカラーエグゼンプションの言い訳のほうがまともだ。
…どんぐりの背比べだけど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です