とりあえず一通り終了、っと。

うはっ…観測はされていたが、やっぱ来たっ…

リーマン終了のお知らせ★破産法チャプター11適用申請発表

チャプターイレヴン、破産法適用ですね。


リーマンブラザーズさようならwwwww
連邦が支援する、といってももたなかったか。

モーゲージ債が一気に崩落を起こすなぁ。東証もあれてるだろうな。

そんな中、KRW/USDは先々週水準まで元気よく復帰。

すなわち大幅ウォン安。
1159W/$。

抵抗する気力もなし。年金、とかちつくちて。
さぁ、これはでかいことになってきました。リーマンブラザーズ。アメリカ最強の一角を担う一大ファンド。証券会社です。
ここから出てくる数字は、割と想像もつかない金額で話が進みます。

まず、物事をものすごく単純にしておきましょう。
ファニーメイ、フレディマック、というものがあります。日本でいいかえれば住宅金融公庫。
連邦の出資する、住宅用資金貸付機構で、こちらは政府直属。

で、このファニーメイやフレディマックを通した融資を行うのが銀行。

えー、日本だとフラット35とかがイメージに近いかな。一応こっちは住宅金融公庫に直接申し込むこともできたと思いますが…。

フレディマックの細かい貸付方法とかは知らんので勘弁してください。間違っててもスルーでw
さて、これらの貸付を通して住宅を担保に貸し付けていたわけです。これがサブプライムローン。
この貸付を債券化したものがモーゲージ債、というわけです。
リーマンなどのファンドは、銀行からこのサブプライムローンの貸付を債券化して購入し、運用債権として売り出します。これがモーゲージ債。

つまり、リーマンブラザーズ以外の金融機関もサブプライムローンは発行していますし、それらの債権化も行っています。

で、今回は土地バブルがはじけたことに発端が発しています。

借りた人はお金が返せなくなっていっているので、ばんばん自己破産してみたり、返せねーよって夜逃げしたりして、リーマンは仕方ないので担保である土地と建物を差し押さえて返済の代わりとします。
※この間に中間のテンバイヤーだのがいっぱい絡みます。いわゆる土地ころがし、ですね。

ところが、バブルがはじけていますから、担保が査定時の価格では売れないわけですね。
そうすると、当然モーゲージ債はこのローンの債権化ですから回収不能のお金が発生すると価値が下がっていくわけです。

日本も結構持ってはいます>モーゲージ

もともと連邦の金融公庫がバックってことでかなり信頼されており、利回りもよかったので結構出回っていますし、多くの国のグローバル証券インデックスでは30%を超えるインデックスシェアを持ちます。
国内証券のインデックスを見ればわかりますが、モーゲージ債のインデックスシェアはどこも結構ありますよ。

で、リーマン破たんなわけですが、日本でいうたらバブルがはじけて山一証券破たん、みたいなもんです。
リーマンの抱え込んでいたモーゲージ債の赤字総額が4905億ドルだとかいう話も。
日本円で49兆円。軽く日本の年間予算の半分。それが、たった一つの企業の、一部門の抱えた赤字。

支え切れるわけがないのですから。

ファニーメイとフレディマックへは連邦からの資金投下が発表されてはいますが、いずれにせよ、大本であるファニーメイとフレディマックの抱え込んでる負債総額はリーマンの抱え込んでた金額とは比較にもならない金額で存在すると見込まれています。

なので

吉野@猛犬注意 の発言:
今ドル買っとけばおいしいんじゃないの?



んなわきゃーない。まだまだドルは下がる。ていうかどこが底値かわからん。まるで見当もつかない。
ファニーメイとフレディがいったいどれほど抱え込んでるのか、そもそも連邦予算の何年分ブチ込めば正常化するのかすらわからない。
ぶちこむには連邦はもうドルを刷るしかなく、インフレを誘導するしかない。当然ドルは下がっていく。

強いアメリカ、はもうない。アメリカ版失われた10年の始まりだ。

かつて、双子の赤字を3年で解消して見せたアメリカ。今回もしのぎ切るのか。それとも、全世界を巻き込んで落ちていくのか。
日本も他人事じゃないんですが、もうここまで来ると笑うしかないんで笑いましょうww
どうにもなりませんwwww

で、韓国はこの状態乗り切れるんですか?? そのドルに対して安値遷移って異常ってそろそろ気付けよ?

まあこっちは六ッ子の赤字を抱えてるんでどう転んでも転落人生にしか見えませんが…。

日本も対米輸出メインでやってるとこはかなり影響食らうでしょうし、IT系の虚業にはリーマンは結構手を入れてきているので、かなり大変なことになるかと。

さてさて…。日本はこういうとき内需でしのぎ切るのが定番でしたが、踊り場から下り坂の今の状況で内需…って言ってもねぇ。
となると対中、対印、対欧対露の輸出をある程度強化していきつつって感じなわけですが、こうなると中華やインド、欧州・ロシアに主導権をある程度握られてしまう。

さーどうなるかねー。バブルってる国にすり寄るのが楽っちゃらくだけどw

詳しい経緯はWikipediaにもう反映されてるから読むといい。
負債総額は6,130億ドルだってさ。64兆円か。ほとんど日本の国家予算並みですね。当然日本のリーマンブラザーズもさくっと連鎖倒産しています。
メリルリンチはバンカメに喰われましたが、アメリカも金融再編ですかねー。

ゴールドマンサックス、モルガン=スタンレー、シティグループなんかはアメリカトップクラスのファンドで、リーマンブラザーズはこれらと肩を並べた名門ファンド(ハゲタカに名門もくそもあるかよwwww)でした。

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ご冥福をお祈りしますwwwwwww

1. ゴールドマン・サックス (20.2 億ドル)
2. モルガン・スタンレー (13.4 億ドル)
3. JP モルガン (10.9 億ドル)
4. クレディ・スイス (9.5 億ドル)
5. シティ (9.2 億ドル)
6. リーマン・ブラザーズ (9.3 億ドル)
7. メリル・リンチ (8.8 億ドル)
8. UBS (7.9 億ドル)
9. バンク・オブ・アメリカ (4.9 億ドル)
10. ラザード (4.0 億ドル)

ちなみにちょっと古いけど今年初め頃のリーグテーブル。野村証券とかはランク外もいいとこの25位とかです。
このうち、6位、7位が死んだわけです。

で、シティやバンカメは母体の銀行がものすごいばかでかい(日本でいえばメガバンクの証券部門に過ぎない)ので、まあ少々の赤でも本体が揺らぎません。
バンカメはアメリカ預金保有額トップですし、シティも総資産で250兆オーバーとかいうとんでもない金融機関ですから。
クレディ・スイスとUBSはスイス拠点です。アメリカのファンドいくつか食ってるんでリーグテーブル上位に来ていますが。
サブプライムで土台が揺らぐのは、投資銀行。そしていわゆるファンド、ファンド専門のとこ。要は証券会社。投資銀行は自己にほとんど資本を持たないので、揺らぎやすい。

このうちで投資銀行、ファンド一本に近いのは
・ゴールドマンサックス(これが死ぬときは世界が死ぬ時だ、たぶんw)
・モルガン=スタンレー
・ラザード

あたりか。ラザードはフランスだけどなっwwww

JPモルガンチェースは複合金融企業だしね。投資一本って感じでもないよな。

まーアメリカ版金融再編ー。ってかあちらさんはしょっちゅうくっついたり離れたりするからよくわからんけどなーwwwwww
さっさあたりが言いたいことがいっぱいあるだろうから好きに言えwwww俺は経済屋じゃないからよくわからんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

んで、まあこれらの金融機関が総じてモルガン財閥とロックフェラー財閥に所属しており、ラザードはロスチャイルドに属する。

はいはい、この辺から陰謀説ですよwwwwwwwwwwwwwwwww

一般にモルガンはロスチャイルドのアメリカ出張所、と見られているようです。
あとはつまり、ロックフェラーとロスチャイルドが”対立しているのか””仲間なのか””ロックフェラーも子分なのか”レベルでいくつかの陰謀論が展開されており、最終的にはユダヤ系のロスチャイルドが悪い、という論理です。

この辺はもうみんな大好き陰謀論なので、ユダヤが悪いだのいやいや、大本にはフリーメーソンがいるんだとか、何言ってんだボスの女王陛下を忘れるなとか、馬鹿言うな薔薇騎士団のことをしらんのかとか言い始め、最終的には中世の魔術協会だのギルドだのにたどり着き、時代錯誤な当時の明主の時代錯誤な世界支配思想を引き継いでいるのだとかなんとかかんとか。

UFOを隠ぺいし、魔術を行使する恐るべき秘密結社、ロスチャイルド家。

あんまハゲタカハゲタカって言ってたら消されちゃうよ! あ、誰か来た見たい、ちょっと待ってて。

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