久しぶりに

通貨レート眺めてみました。いや、円が100円切った記念にね。
久しぶりですもんね、ここまでの円高。

日銀どうにかしろよ。この状況で日銀総裁でモメるって、国会は危機感ねーのかよ。

…ないんだろうなぁ。


さて。USD/KRWの状況でしたね。

覚えていますか? ちょっと前まで「ウリのウォンがウォン高ニダ!国際的信用の高まった通貨ニダ!ホルホルホル!円は安いニダ!」って喜んでましたよね。
一時は1$=900Wonが見えるほどにまで高騰した通貨ですが、これがハゲタカ工作であったのは疑いようもないところ。

さてさて。現状は、というと、今週に入ってから930あたりから一気にウォン安に向かって爆走中。特にここしばらくはぐんぐんウォン安に向かっており、本日は980ウォンを超えるとこまで行っています。そろそろ今日はストップ安じゃねーの。通貨はストップないんだっけ? あるよね?

何が起きてるのでしょうか。

まず、現在の世界経済の状況からはいらないといけません。
御存じのとおり、昨年の夏ごろから、浮上し始めたサブプライム問題。これが現在の世界経済の混乱の主翼となっています。
この問題の発覚で、ドル建ての経済圏が軒並みUSドルへの信用不安をのぞかせます。
なぜかって? うーん。この辺は細かい話になるから経済屋にでもフッときゃいいと思うんだけどね。

サブプライム問題ってのはアメリカ国内経済が大量の不良債権を抱えていたことを露顕させたわけです。
不良債権ってのは返せるアテのない借金。つまり、それはどういうことかっつーと、アメリカの国民の購買力の低下を意味します。
アメリカってのはじゃんじゃん買ってくれるから信頼されているところがある国家でして、それが買ってくれない、となるとドルに対する不信感が広がります。
不良債権の整理に大量の国税投入などが起これば当然アメリカ自体の力も弱まりますしね。いまのところその兆しはありません。
※よって大統領選は結構大事ですし、次期大統領が何を言っているか、というのも非常に重要なんです。

民衆の救済と国内経済の立て直しを行わなくてはならないのですが、そもそもそれをするお金がない。
だって戦争してたから。お金使いまくっちゃった、てへ♪
サブプライム問題の本質は不動産バブル。日本でも起きましたが、これの解消にはそこそこ時間がかかるのは皆さん体験済みでしょう。

アメリカの購買力が落ちる、ということはドル建て取引のために外貨として大量のドルを持っておく必要が薄れてきます。
余計なドルは売ってしまい、他の購買力のある国家の通貨を外貨準備として持っておくのが有利、という結論になります。これが、通貨に対する不信感、というやつですね。
では、ドルを売って、たとえばほかの基軸通貨、ユーロを用意しておきましょう。EUはいろいろ買ってくれるって言ってますし。
ってことになると、ドル売りユーロ買いが進みます。こうなると、1ドルの価値がユーロに対して安くなり、ドル安ユーロ高となり、つられるようにしてドルがそこそこ高いうちにうっぱらい、外貨取引の利益確定を行う動きも出てきます。

このようにして、ドルがばんばん売られ始めたのがサブプライム問題に端を発するドル全面安現象。
これにより、ドル以外の主要通貨は軒並み高値を付け始めます。

ユーロ、スイスフラン、日本円、スウェーデンクローネなど、世界的に主要通貨が軒並み高値に振れています。
はいここでクローネとか何言ってんのと思ったあんた。
スウェーデンは世界でも有数の軍事輸出国家です。軍事品の輸出で成り立っており、そのための輸入もかなりのものです。輸出先は先進主要各国と言うよりも発展途上向けや準先進国が多いですが、その分取引相手がものすごく多いです。
スイスフランはわかりますよね。スイス銀行に代表されるように、あそこは金融国家ですのでスイスフランは極めて安定した通貨の一つです。

もちろん、ロシアルーブルも高値に動いています。

はいはい。これはドルが信用できないからほかの信用できる通貨への逃亡なわけです。

ではもう一度冒頭の言葉を。

「現状は、というと、今週に入ってから930あたりから一気にウォン安に向かって爆走中。特にここしばらくはぐんぐんウォン安に向かっており、本日は980ウォンを超えるとこまで行っています。」

世界的にドルが安値に振れている状況で、”そのドルに対してさらに安値に振れる”という意味。
つまり、市場がウォンに対してサブプライム打撃を受けているドルよりも”お前もっと信用できない”という結果をつきつけていると言っていいでしょう。ハゲタカどもが引き上げている可能性も看過できません。
ドルの不安定はともかく、資金源確保に株売りからのドル戻しを行っているかもですね。
これをキャピタルフライトといいます。これは通貨不安が起きたときなんかに起きますが、先日話したハイパーインフレの発生なんかはその前段階として外資の逃亡や農場主の逃亡などが起きていますよね。
これが、キャピタルフライトです。その国での資産を全部うっぱらい、海外通貨に変えて持ち出してしまう。
これをすると、それまで死んでいたお金が国内にあふれかえるわけです。

そして、韓国の持つ借金はドル建てで建っています。これでウォン高であれば少しでも借金額面は減ったんですが。

これは、とっても怖いことです。投資家がウォン安を買い支えるにも手持ちのドルの価値はぐんぐん下がっていきます。じゃあ、ウォン=ほかの通貨は、というと。
日本円に対しては慢性的なウォン高。円安ウォン高にあります。円安は輸出によく、輸入に不利です。
韓国は部品を日本から輸入し、加工して輸出することで生計を建てており、日本との輸入高は大きく、逆に日本への輸出高はそれほど大きくありません。これは世界進出した結果です。

これにより、慢性的に日本は韓国を食いものにしてると言ってもいいでしょう。

中国元はレートを政府が制御しているので純粋な市場原理が働いていません。
そして、韓国は世界各国に輸出していますので、これらの輸出はドル建てで行われますので、先日までのウォン高はまさに生き地獄でしょう。売っても売っても儲からないわけです。
さあ、ウォン安に転じました。やったー!と思うでしょう?

これがそーもいきません。全面ドル安ってことはですね。
世界的に不況なんです。作ってもモノが売れにくい。しかし国内通貨が円高やユーロ高であれば国内の購買力はあがるため、国内販売に切り替えればしのげるんですね。
逆にウォン安に転じ始めているということは、国内販売による国内の購買力が期待できないので海外に売るしかないんですが、海外がこれが不況でして。買ってくれない。
国内に売った方がいい。国内経済の立て直しが急務。ってわけですね。

売れればなんとかなるのに売れない。わけですよ。かといってつくらないわけにはいかないから部品輸入して作る。借金増える。

いやーなんというかこうなるとはwwwwwww
御当人もこれはどうなんだろうって思い始めてはいるようです

確かに短期で終われば傷は小さくて済みますが…。外資が大逃げ打ってたら完全にキャピタルフライトで加速しますよ。

韓国銀行ニューヨーク事務所チーム長のユン・ヨンジン氏は「円相場が1ドル=100円を目前に控える水準まで上昇し、ウォンだけが独歩安を続けるのは困難だ」と話した。ウォン相場の先行きをめぐっては、当面は1ドル=930-980ウォンのレンジで推移すると予想する意見が多い。

困難だ、って根拠がよくわからない。すでに今日の時点で最安値が1000ウォンに迫る勢いだし。
ウォン高でダメージ受けてるとこにこれは、かなり切羽詰まってる状況だと思いますけどねぇ。

あと、不安要因として韓国の国内不動産バブルの焦げ付きがいまだ発表されてないんだよね。


全然関係ないけど、

韓国による「きぼう」無料利用案に小日本ネチズン共が反発

無償で使わすとか意味わからねぇよ。
JAXAはいい加減目を覚ませ。NHKのいいなりでいつまで服従してるんだ。議事録を読んで反吐が出た。
池上と田中は死ね。ふざけるな。

挙句持ちこんで研究するのが独島だの東海だのと名前をつけたバクテリアだと?

日本はてめーらの奴隷じゃねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

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