日々冷え込みます。皆さん身体のほうは元気ですか?
沙耶です。たまには普通の挨拶をしてみるテストですw
世の中には不思議な人がいるものでして。吉野に召喚食らった方がこんなことを言い出したのがきっかけでした。
まあ、その方の名誉のために仮名で。
カールおじさん:俺、未だにエネルギーってもんがわかんねぇ
この時点で?マークが頭の上に並びます。ほえほえほえ?
とりあえず以下はニュートン力学世界ベース。フォトンやグラビトンに言及したらぜってぇ混乱する。
カールおじさん:中学の頃に理科のせんせーにしつこく聞いたが未だに理解できん
カールおじさん:概念としての存在と結果はわかるんだが、エネルギーというモノってのはないでしょ?
カールおじさん:子供の頃は、電気みたいなエネルギーってのがあると思ってた野よ
カールおじさん:結果は目に見えるけど、エネルギーってものはないじゃん
ここで違和感は感じたんですよ。エネルギーってのはベクトル要素であって、原因とか結果って概念で理解するものではないのではないかと。
エネルギーを持つ、というのはそういう状態の話であって、何かをしたから結果としてエネルギーを持ってる、と理解していると…
カールおじさん:○ →→ ○ ○ →→○ これって衝突してエネルギーが分散したってことでしょ?
カールおじさん:エネルギーが移動してんじゃん
カールおじさん:矢印に当たる モノが 形として 存在するのかなーと
カールおじさん:だから、結果は見えるけど、 それそのものはないでしょって話
カールおじさん:そこらへんの概念が理解できんw
こういうことになるわけ。
ただ、物理法則がどのように作用するか、とかエネルギーの移動とかは一応現実世界で実践すると体感しやすいものなので、その辺は体感的に理解している部分が多い。
が、エネルギーという「物」はなんだ、というとこで引っかかってて、そもそも根幹部分の理解は完全にヌルーされている。
エネルギーというのは、ベクトル要素での”状態”であって、結果ではない。
がんばって説明してみたらとりあえず納得してくれたのでほっと一安心。
が、ここまで基幹的なとこを説明するってのはそれはそれでムズいと実感。
カールおじさんがこれを理解できるかどうかわからないが、「物が静止している状態」はエネルギーが0というわけではない。
あくまで、エネルギーがいくつか作用しあったときに釣り合いが取れてしまった”状態”が静止。
だから位置エネルギーなんてものがあるわけで。エネルギーという物があってそれが物質的に移動したりしていたら、静止するものはエネルギーを持たないし、位置によるエネルギーなどないことになってしまう。
もっと言うと、空中でホバリング静止するAH64D Apache Longbowは引力というエネルギーの作用を受けている。
これに対して同等のエネルギーを下方向に放出して静止するわけだが。静止し続けるにはエネルギーを出し続ける必要がある。
エネルギーが作用することが原因と結果の因果によって成り立つものであるなら、Longbowは最初に重力の影響を受けた時点でそれを打ち消してしまえば完全静止状態でエネルギーを継続放出する必要はない。
さらに言えば、エネルギーが物だったのなら地球が持っているエネルギーはどんどん減少していかなくてはならない。物とはすなわち質量を持つわけで。
つまり、どんどん地球が小さくなっていかなくてはいけなくなってしまう。
そんな奇怪な現象は残念ながらおきてはいないし、Apache Longbowはホバリングするためにはエネルギーを放出し続けなければならない。
まして、引力とは質量そのものであると言った様に、あらゆる物質が持つ作用。
カールおじさんは毎年年々小さくなっている、何てこともなく。
エネルギーとはそういう状態、を表しているに過ぎない。だから、10km/hで走る自転車が人にぶつかったときの衝撃の計算が、エネルギーを与えた結果として10km/hで走る自転車、であろうが、10km/hで走る自転車のある空間を時間軸に沿って切り取っても現象としてなんら違いはない。
そして、このときエネルギーを与えた存在、はこの事象になんら関与しない。
さて。
このあとの疑問が秀逸でした。ご本人のためにもちろん仮名です。
さっきの方と同一人物かどうか、というのは否定も肯定もしない方向でwwwwwww
おじさん:昔からの疑問第2段w
おじさん:ところで疑問に答えてくれ、火ってなんだ?
ちょwwwwwwwまてwwwwwwwwwww
これを操るからこそ、人類が人類たるゆえんとすら言われた現象ですwwwwwっうぇwwwwww
沙耶:化学反応だ。
納得してくれませんwwwwwwww
おじさん:火って目に見えるよな?
おじさん:アレって何?
沙耶:光wwwwwww
おじさん:そうなん?!
沙耶:当たり前だ
吉野:ちょwwww
沙耶:お前いつから光以外のものが見える地球外生命体になりやがった。
すまん、このへん大爆笑してたんでかんっぜんにおちょくってるけどwwwwww
信濃屋 :目に見えてる時点で網膜に光が当たってるのはわかるwwww
沙耶@Gabot:光だっつってるだろうw
おじさん:光は何にぶつかって可視光線になるんだろうな
わかってNEEEEEEEEEEEEE!!!wwwwwww 網膜だ網膜wwwwwww
火が何か、ってのはエネルギーが結果、だなんて認識してたらわかんないかもしれないw
火、というのは熱エネルギーと光エネルギーを発する化学現象に過ぎないですね。
つまりあれです。”光”というモノが飛び出してくる、つまり光という物質がある、という前提なわけです。
まあ、光子のことをいうならあながち間違ってはいないですが、ニュートン力学理解しないで素粒子物理学を学ぼうって方がお門違い。門前払いくらうぞw
ニュートン力学は厳密に追い詰めると間違っていますが、素粒子があまりにもミクロなため、一般的な現実環境内ではほぼ正しく、素粒子レベルの話は誤差以下に押さえ込まれるわけです。
そのため、素粒子物理学だの量子力学だののアホややこしい数式を使うまでもなく、ニュートン力学の数式は今でも通用するわけ。
たとえばある計算をすると
式Aでは
1.0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000001
が求められ、
式Bは
1
が求められる。
式Bはとっても簡単で誰にでもわかりやすく、限りなく現実に沿っている。
式Aはとっても難解で解くのにすごーく時間がかかり現実に沿っている。
さて。あなたはどっち使うよ?w って世界。
式Aでなければならない大きな理由でもない限り、式Bを使うのが普通だろう。
ニュートン力学ってなぁそういうモンです。
というわけで、火は光エネルギーと熱エネルギーを放射する化学反応です。
えーっと、さて。
こっちも説明したところでこんなことを言いました。
おじさん:だって、誰もなぜその物質がその発火点なのかってのを説明できねぇべ?だってそれはそなんだからとしか言いようがないし
こちらですが、これも説明可能です。細かく説明可能ですね。適当ぶっこいてはしょりましたがねw
エントロピーは増大し、エネルギーは高所から低所へと流れ込み、物質はより高いエネルギーを保有しようとするのですよよよよよよよw
なんのこっちゃw
原子の構造と”不安定な物質”だとか、”安定した物質”などというものがなぜこの世にあるのか。
まあ、化学の基礎に近いですね、こちらは。
おじさん:OK。さっきの状態って言葉を使うとすっきりと理解できる
最終的にはこう言ってもらえたので理解していただけたのではなかろうかと。
あ、最初の問いと二番目の問いは同一人物じゃないかもしれないからヨロシコ!wwwwwwwwww