信じようと、信じまいと―

         ,. -‐””'””¨¨¨ヽ
         (.___,,,… -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは殿様になったと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか年貢を納めていた』
        |リ u’ }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ’eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /’   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった
    ,゙  / )ヽ iLレ  u’ | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ ’/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7’T” /u’ __ /:::::::/`ヽ
   /’´r -―一ァ‐゙T´ '”´ /::::/-‐  \    超スピードだとか催眠術だとか
   / //   广¨´  /’   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ‘ /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::…       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



国民は殿様なんで年貢を増やして納めなければならない by 伊吹

これどこの国の話ー?
日本じゃないよねぇ、日本は民主主義だもんねぇ。


信じようと、信じまいと―

その国では最上位身分の統治者が、自分の家来である下僕にこき使われていた。
あまつさえ、その統治者は下僕に命じられてすべての財産を奪われているという。
その下僕は、その国ではすべてのうら若き青少年の育成と教育の全権を握っていたこともあるという。
その国は、今でもこの地球上に存在するのだという。

信じようと、信じまいと―


さて、この「信じようと、信じまいとー」で始まる短文は2chのオカルト板で起きた不思議な出来事において用いられたフレーズです。
伊吹の阿呆の話をまじめに聞いてると頭が腐ってくるっていうかもう次の選挙自民勝てねぇし、民主が政権とって在日が地方参政権確保するの見えたことだし、もういいよ。中華民国日本省にでもなればいいんじゃないの。北京ばんざーい。

僕らは次の世代に何も残せない。申し訳ない。僕らが表舞台に立つ頃には多分もうこの国は正当な手段では立て直せなくなっていると思う。

朝日が戦後60年かけて刷りこんできたインプリンティングは見事成功した。君らの前にあるのは暗く淀んだ道でしかない。
そんなものしか残せない。済まない。絶望にさいなまれて自決する若者が増えると言うなら、それを攻める資格は、少なくとも君らより上の世代の人間には、ない。ありはしない。

さーて。

信じようと、信じまいと―。

それは、一通の手紙から始まる。ある者のもとへと届いた、ロア、と名乗るものからの手紙。そこには、信じがたい不思議な物語が、四行文の形式で記されていたという。
そこに書かれた”ロア”は不思議な話でありながら、どことなく現実味を帯びていた。そう、その内容はまるで”実際に都市伝説で語られていておかしくない”ような内容ばかり。

そこで彼はその物語を2chに書きこんだのである。その手紙には、こう書かれていた。
”他人に話してよいのはこの手紙のロアのうち10個まで。そして、新たな「ロア」を一つ追加し、誰かに送れ”と。

発端

54 名前: ◆eWjx0HtbGI 投稿日:03/08/26 00:01
事の始まりは、一週間前、私宛に送られた一通の手紙です。
その手紙には差出人の名はなく、不審に思いながら開封すると、
そこには、ワープロで62ものロアが書かれていました。
そして、手紙の最後に次のような文が載せられていたのです。

信じようと、信じまいと―

この手紙にあなたの知るロアを一つ加えて、一人の人間に送れ。
そして、この中のロアについては10までしか人に教えてはならない。
もしこれを破れば、あなたの名前の載ったこの手紙がそのうち回りだすことになる。
私の名はロア。私が事実に打ち勝つ日まで―

私は、暗闇であり地下であり背後である。
私は、偶然であり運命であり奇跡である。
そして、無意味であり意味である。
私の名はロア。私が事実に打ち勝つ日まで―

信じようと、信じまいと―



彼は、日にいくつかのロアを連日2chに書き込んでいきます。もちろん、10、という制限を超えて。
その”ロア”はあまりにもそこらにある都市伝説のようなものであったので、どうせ誰かの知ってるお話だろう、という考えもあったのかもしれません。
2chオカルト板、そこの常連が知らないはずなどない、と。

しかし―

彼の書きこむ”ロア”は、”誰も知らない”話ばかり。しかし、創作とするにはあまりにも現実的な名前や地名がちりばめられ、創作都市伝説にありがちな空虚さを持たない。

まさに、異質。

そして、少しずつ変質していく彼の日常。

一週間、という過程の中で、彼は62のロアの半分以上を語り、

そして

204 名前: ◆eWjx0HtbGI 投稿日:03/08/30 00:08
明日、本当に病院に行こうと思っています。ヤバイ。本当にヤバイ。

姿を、消しました。その後、このトリップを記述する人物は現れていません。

一級品の、ホラーをあなたへ。

信じようと、信じまいと―

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