こんにちわ、沙耶です。
祭がこんなこと言ってきました。
★Router?★
加藤情報局@開店休業中 の発言:
283 名前:こっち見るな(仮) ◆KOTTImhF2U [sage] 投稿日:2006/10/20(金) 17:27:51 ID:1rOjQxzH
( ゚д゚) ていうかルーターなんざ比較基礎知識の部類に入ると思うんですが
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_それすら知らないとかある種御大以下かもしれません
\/ /
 ̄ ̄ ̄
294 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2006/10/20(金) 17:30:33 ID:rHwQkh+D
>>283
いやね。エンコリだとマジで知らないらしいよ。
一人で数台ネットにつなげるPC持っているといったら信じなかったから。
回線代いくらかかるんだって言ってさ。
んでルータの説明したら、そんなもん情報センターとかにしかないような
高価な機械が一般家庭にあるわけ無いだろって・・・
これ、ほんま?(;´・ω・)
で、調べてみました。
韓国のネット環境ってのはかなり早い段階からADSLに移行したのですが、それを牽引したのがKT、旧韓国通信でした。
こちら、もともと国営企業で、後に民営化されますが、実質的に韓国のISP事業をほぼ独占してしまったわけです。
で、このKTが2004年7月、ブロードバンドルータを利用した複数台接続によるPCの複数台接続を規約違反としたため、韓国でのブロードバンドルータは知ってる人は知ってるけど知らない人は全く知らない、という状況になってしまったようです。
※この規制は2005/07に解除されます。
まあ、日本でも似たようなことを言ってたプロバイダも居ますしね。
さて、その当時のエンコリを見ているとこんな言い争いが目に付きました。
JPN:うちのルータはこれだぜー!
KOR:それはルータじゃない。IP共有機だ! ルータは業務用とかのデカいやつでそれじゃない。
さて、どっちが間違っているか、というと。
どっちも間違ってるし、どっちも正しい。
あえて言うならネトワク屋としては、ブロードバンドルータをルータ、と表現する日本人がバカに見えるし、IP共有機と表現していることがNATBOX(BBルータは正確にはIPMasquradeBOXですね)を区別しているように見えてキブン的には韓国の方の肩を持ちたいですね。ただ、ルータではない、わけではない。
ルータ、Routerとは何か。
Routeというと国道。つまり道です。ルータとは、パケットの行き先を決める機械、のことを言います。
一般的にはその決定にルーティングテーブルを用いるものを指します。
厳密に区分するのであれば、Layer3でのIPヘッダを元に、IPアドレスとルーティングテーブルを利用してパケットの行き先を決定するもの、です。
Routerという呼称があたかもブロードバンドルータのことを指していると思ってたら大間違いで、L3 Switchの一種となります。
それ以上でも以下でもありません。つまり、とっても大きなくくりなのです。
ぶっちゃけた話、ボールを使うスポーツ、というくらい大きなくくりです。で、サッカーの映像見せてほーらルータだぜー、それはルータじゃない、ルータはこれ(野球の映像)だ!って言ってるのとかわんねぇ…w
では。L3Switchってなんでしょうか。L3ってことはL2もL4もあるんですか?
Yes。あります。
しかし、その前にSwitchの説明が必要でしょうね。
Switchとは、言葉のとおりスイッチです。インターフェースAから入ってきた電気信号をインターフェースBに繋いであげる機械のことです。
分かりやすく言うと、LANのPort1から入ってきた信号をPort2に流してあげることが出来る機能を持つ機械です。
見たことありますね、そういう機械。
そう、SwitchingHUBはその典型例。俗にみんながハブって言ってるアレ。アレは、L2Switchの一種です。まあ、普通L2スイッチって言ったら.1Qくらいは組めないと困ります。
スイッチングハブなんてのは、ARPテーブルとパケットのキャッシュメモリ持ってるだけの単機能スイッチですが、実際のところL2スイッチレベルでもネットワークは相当に複雑化できます。
それでも、L2の場合はL1、つまり物理的な結線での行き先決定ですから、それほど高度に複雑化はしません。
Layer2とは、IPヘッダを用いず、インターフェースが持っているMAC Addressをベースに行き先を決めます。このL2スイッチのうち、L3の機能の一部を取り込んだものがインテリジェントL2などと呼ばれるものになります。
では、L2スイッチがHUBなら、L3スイッチって何。
L3スイッチとルータって何が違うの?
って話になりますね。
一般に、L3SwitchとRouterの明確なライン引きはありません。ソフトウェア処理とハードウェア処理で沸けることがありますが、あまり厳密に分けていません。
TCP/IPのL3である場合、IPヘッダを読むため、L3Switchは必ずルーティングテーブルを持ってしまいます。このため、L3Swtichは必ずルータとして機能します。
このL3Switchのうち、ブロードバンド回線接続を前提に設計し、LANインターフェースを二つしか持たないものを主にブロードバンドルータと言います。
内部ではプログラム処理でPPPoEがWAN側にセットされたインターフェースにしか適用できなかったり、TCP/IP以外のプロトコルを処理できなかったりと実際問題、ネトワク屋にとってみればなんだこのオモチャっていうくらい制約がかかっています。んで、LAN側インターフェースの先にL2スイッチをくっつけ、LANポートが複数あるように見せかけているわけです。
LAN側からの接続に対してはIPマスカレードを適用させる、というのが一般的なBBルータの仕組みですね。
ですから、IP共有機、というのは言い得て妙。
ちなみに、この上のL4スイッチってなんでしょう。
Layer4は今度はTCP層を行き先決定に用います。TCP層で行き先を決定するもの、それはですね。
Proxyのことです。コイツを駆使することで、ネットワーク全体をウィルスから保護する検疫ネットワークとか、Web接続でのセッションIDを断絶させない冗長化ファイアウォールなどが作成できます。
つまり、ブロードバンドルータなんてものはL3のほんの一部の機能しか実装してない上に制約掛け捲っている代物で、いわゆるルータとして考えるとほんと低機能といわざるを得ないものでもあります。
ですから、BBルータをルータって言うのだけはやめてください、マジでw>自覚のあるメーカー各社
ちゃんとブロードバンドルータ、って言ってください。
家庭用機材でLANポートを個別に操作できる機械はあまり出ていませんね。一部でDMZ用に1ポート追加している機材はありますが。
さて、それでは最後に、現在のところ家庭向けとしてはきちんと仕上がってるハイエンドクラスのルータのご紹介。
・YAMAHA RT107e
VPN対地数を6に絞り込んだVPNルータ。家庭向けブロードバンドルータとしてもかなり優秀。
中身はATM/ISDNなどの機能を削り、VPN対地数を減らしたRTX1000である。
コマンド群はTCP/IPベースならRTX1000系とさして変わらない。Webインターフェースも持っているし、ファームウェアのアップデートがボタン一個で済むという便利機能までついてくる。
価格はちょっと張るものの、この機能でこのお値段はかなりお値打ちです。
IPマスカレードがWeb設定だと最大200個(マスカレードテーブルが一個しか割り当てられてない)ので、足りない場合はコマンドで増やしてあげる必要がありますが。
もちろん、さも当然と言う顔でsyslogもsnmpもしゃべります。
価格.comで¥41,100 ~ ¥53,860くらい。
・OMRON MR504DV/MR604DVB(604は近日発売)
MR104DVは触ったんですけど、504は知りません。触ってません。VPN対地数が50個になっているRT107eですが、個人的にはYAMAHAコマンドのほうが慣れているので好きです。コンソールポートが削られています。
604DVBには504DVにさらにISDNバックアップ回線機能・コンソールポートなどがついているもののようですね。
504DVが¥21,205 ~ ¥26,985、604DVBが予価\68,040-ってとこみたい。RT107eとガチでかち合うのは604DVBになりそうね。
OMRONはなんか熱くなる印象が強いんですよねぇ…まあ、それで止まったりする印象はないんですけどね。
VPNが組めなくてもいい、となるとマイクロ総研のSuperOPTとか、住友OEMのNEC製品なども悪くないですね。
ご家庭向け、とはいえヘビーな使い方をしている自覚のある人は、ブロードバンドルータには気を使ったほうがいいですよっと。
LinuxなんかでNAT Box組めばL4での制御もいけますが、ひたすらめんどくさいのと消費電力の問題がねぇ…。
と、言うわけで沙耶にルータ何買えばいいだろう、なんて聞いた日には間違いなくまず一番高そうなのからどうですかって持ってきますので、覚悟してねwwwwwwwwwww
で、どうでもいいけどルータのこういう知識って基礎知識なんかな?wwwwwww
BBルータだけを取りあげているならそこを区別しておいてほしいぜっw
納豆は「かける」。
ウチじゃ乗せるとは言ったことないな
いわれてみりゃそうだな。納豆はかけるっていうなぁ…。
てーか多分厳密な使い分けって無いんだと思うぞ、これw
かける 【掛ける/懸ける】<
(動カ下一)[文]カ下二 か・く
物をほかの物に取り付ける。
(1)物を壁や構造物の高い所に運んで行って上部を固定する。上方に掲げる。他の物にぶらさげる。
「壁に絵を―・ける」「戸口に表札を―・ける」「窓にカーテンを―・ける」「帆を―・けた船」
(2)〔自在鉤にかけて火の上に置いたことから〕鍋などを火の上にのせる。
「鍋を火に―・ける」
(3)〔竿秤(さおばかり)の鉤にかけて重さを測ったことから〕はかりに載せて重さを測る。
「肉を秤に―・ける」
のせる 【載せる】<
(動サ下一)[文]サ下二 の・す
〔「乗せる」と同源〕
(1)物の上に置く。
「机の上にテレビを―・せる」
(2)車などの上に荷物などを積む。
「荷物をトラックに―・せて運ぶ」
引用)大辞林 第二版 (三省堂)
慣習レベルの使い分けに過ぎない気がしてならんなぁw
スッキリしたようで結局スッキリしてないので夜も眠れません。
仕方ないので昼寝します >w<
【掛ける】この場合は、
「ある物をそこに加えて、その影響を受けさせる」という意味。
だから納豆はやっぱり掛けるのだし、「ふりかけ」という物があるわけだ。
だから、(色ぐらいは移るかも知れないが)ご飯に影響を与えないものは【のせる】ということになるのかな。
〔三省堂の国語辞典を参考にしました。〕
ふりかけ、は振り掛けるからじゃないのか?
集英社の国語辞典(10年以上前のだけど)には、
【掛ける】
物の表面に注ぐ。「うなぎどんぶりにさんしょうを掛ける」
ってのがあった。
うちの家では、納豆はかけてるかなぁ。のせて、まぜてる気がする。
私が良くやるのは、熱いご飯にちりめんじゃこをのせて、醤油と七味をかけて混ぜて食べるってのだけど。で、それをじゃこかけご飯、と自分では言ってるので、私にとっては、混ぜる、というところに、かけるとのせるの境目があるのかも。。。