さて。イスラエル建国後に関してはユダヤの悪い側面も多く出てきます。
なぜなら、パレスチナ側は国家という体裁を持った組織には至っていなかったからです。
ユダヤのそれをナチのホロコーストや民族浄化といった面で捉えるのは少々あてが外れます。
彼らのそれは、”自分たちの土地を守るための聖戦”にほかなりません。
そして、パレスチナのそれも、”自分たちの土地を守るための聖戦”なのです。
両者がともに正当な理由を有している、それゆえに解決不能に等しくなってしまっている側面が強いわけです。
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さて。イスラエル建国後に関してはユダヤの悪い側面も多く出てきます。
なぜなら、パレスチナ側は国家という体裁を持った組織には至っていなかったからです。
ユダヤのそれをナチのホロコーストや民族浄化といった面で捉えるのは少々あてが外れます。
彼らのそれは、”自分たちの土地を守るための聖戦”にほかなりません。
そして、パレスチナのそれも、”自分たちの土地を守るための聖戦”なのです。
両者がともに正当な理由を有している、それゆえに解決不能に等しくなってしまっている側面が強いわけです。
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第一次世界大戦。バルカン半島で始まったヨーロッパの戦乱。
その真っ最中に、さっさと戦争にケリをつけたい、と考えたイギリスは力のある各国の参戦を望みました。
ひとつは、アラブ諸侯各国。
もうひとつはアメリカ合衆国。
某所で言及してるのをみて、ありゃ、これはまずいなと。沙耶さんです。
ここまで認知度が低いとは思ってなかったよ。
メディアの報道などだけを見てれば、仕方ないかもしれませんね。
歴史に興味がなければぶっちゃけバルカン半島と同じでなんであの人ら戦争してるの?ってレベルかも知れません。
この問題の根っこは、パレスチナ側も、イスラエル側にも、誰が見ても正当な戦う理由があるのです。
だからこそ、国連も西側諸国もロシアもアラブ諸侯も。
”どちらにも加担するのが困難”な状況に陥っているのです。
#それでも加担してますがねwwwww
そして。一番大事なことですが、彼らの信念と心情とその理由の奥深さは、日本人にはまずもって心底理解し、共感できるものではありません。
なぜなら、日本人には彼らがその信念のよりどころとする”民族”と”信仰”への共感度は低いからです。
古来から海で隔たれ、ロクな民族闘争すら経験せず、信仰に至っては輸入ものの仏教と土着神話をごった煮にした挙句平和に共存し続けてきた国家など、むしろ世界にとって見れば異質な存在でしかありません。
それでいい、とは思いますが、決して忘れてはいけません。
この国は2000年を超える時間を単一の王朝によって平和を謳歌したミレニアムキングダムなのです。
その日本人に、血みどろの闘争と迫害と放浪とそして2000年の時間を使って自分たちの国への凱旋をした民族の何を理解できると思いますか。
われわれはあくまでイリーガルであり、マジョリティではないのです。