変態の、変態による、変態のためのゲーム。
それがアーマードコア。沙耶です。
基本コアなファンのつくゲーム、ってのは大なり小なり頭がおかしくとんがってたりはするんですが、基本フロムソフトウェアの作品はやたらとその傾向が強いわけです。
そんな癖の強いソフトウェアの中でも極め付け、といえるのがアーマードコアシリーズです。
ぶっちゃけ、正直な話を言ってしまえば、ソウルシリーズなんかは人を選びはしますが、そこに壁はありません。合う人合わない人、というのは居て、ソウルシリーズ自体がプレイヤを選ぶ傾向にはありますが、じゃあ難しすぎてどうにもならない、ってレベルかというとそうじゃないんですよ。
あれはただ死に覚えてすすむゲームであって、行き詰ってしまうタイプの難度ではないのです。だから、プレイヤーは選ぶけど、進めなくなる、なんてことはそんなにない。そもそも、死んだ原因もわかるし、理由もわかる。どうすればいいのかもわかるけど、それが操作としてうまくいかない、ってだけである。
アーマードコアは違う。
この作品に限って言えば、制作側はプレイヤーに明確に嫌がらせをしています。それはつまりクリアさせない、だとか、複雑にしすぎてもはやなにがなんだかお前プレイできるもんならプレイしてみろよ的な意図すらそこにはあります。
そもそも何がダメだったのか何がまずかったのかもわかんないし、なんで死ぬのかもわかんない。いや、なんで死ぬのかはダメージもらい過ぎたからなんだけど。っておもったら足場踏み外して海の底とか。
そしてもはやそれはチュートリアルがクリアできません。という笑い話にもならない話がそこら中に転がってる魔窟。それがアーマードコアの世界。
その世界の住人による、あたまのおかしいアーマードコア談義。
寝れんからアーマードコアシリーズのぶっ飛んだとこで打線組んだ
僕も現行にはもう追いつけていません。IVくらいでドロップアウトしました。fAは一応買ったけど…。
現状の主要戦場はどこなんでしょうね。一応VDなんかなぁ。つないでないからそもそもわかりませんが、QBのある戦場は彼の言う通り二段ができないとねぇ。
俺? できませんが何か。
ま、基本変態しかいません。変態しかいないので変態によっていろいろと変態な出来事がおき、加えて制作側もこまったことにこの変態サイドであったため、かつてのゲーメストのライターがテストプレイをして「こんなの簡単すぎるじゃないですか」といって難易度が鬼畜仕様となってしまい、一般人お断りになったグラディウス3みたいな悪循環をあたかも好循環のようにPDCAしてしまっているのがアーマードコアの世界。
つまり変態が作って変態が「なんだこの難易度!」と憤りつつ研究していく結果「あ、この程度なら^^」とかいうわけのわからないプレイヤー側が進化を果たし、制作側変態が「ぐぬぬ…!」ってなった挙句次はもっとおかしな変態作品を作って持ってくる。
以下繰り返し。
おかげでへたするといまだに何世代も前の作品の新テクニックとかこんなことできた!みたいな更新がいまだにあるのがあたまがおかしい証拠である。
なので、一般の人はだいたい途中でドロップアウトする。一作目が多分一番楽なんだが、冒頭で言った通り、購入者の大半がチュートリアルでコントローラーブン投げたのも一作目である。って言えば変態度合が伝わるんじゃないかと思う。
なお二作目以降は変態しか残っていないのでチュートリアルで投げる人なんかあまりいない。ソウルシリーズはあくまで一般人向けの鬼畜である。
アーマードコアは変態向けの変態である。
ぜひ、変態を目指してみてほしい。とりあえず簡単なとこからやればいい。一作目を初期装備で初期ブレード一本でクリアするとこからかな。
まあ、初代だって縛り無しでも普通の人にやらせたらチュートリアルでイラついて、ヴァルキュリア戦で激怒して、ナインボール戦で絶望するんだと思うけど。
ようこそ、変態の入口へ。