予算を探す

欲しいものをリストアップしていったら際限がなくなったので、さすがにそれはやめて予算を立てていきましょう。ということで。

沙耶です。

自宅内仮想基盤の構築。まあVDIとかもやろうと思ったらもうちょっと気合い入れないといけないかもだけど。

とりあえずはそこまでの台数は考えなくてもいいだろう、と。欲出し始めたらきりがないのですが、いったん仮想基盤を組んでしまえば仮想基盤クラスタに仮想基盤を追加して仮想ホストをのへのへとオンライン移動していけばいいだけのことなので、あとあとスレッド数の多いコアが安くなったら一台ずつリプレースすればいいのです。

なので、現状必須なのは数が絞られてくる。

ML110 G6は一台あるので、コレ用にXeonを一個。X3450で安く上げるか、L系買って電力消費を抑えるか。ランニング考えたら後者ですね。また、いい加減電源はさすがにへたってそうなので、電源ユニットはリプレースしておきたい。

これで一つ目の仮想基盤。二台めの仮想基盤はひとまず横においておく。

4GBx4でメモリモジュール。

それからSANになるべきストレージ。RN316とかでいいんだけど、今んとこコレの安売りが起きていないので、ML110 G4を転用しておこう。ディスクは今ある分をぶち込むか、TB級をいくつか買う。

それからスイッチ。さすがに仮想基盤ストレージとはせめてLAしておきたいのと、VLANを切っておきたい。仮想基盤の世界だとVLAN切りまくってタグで行先変えるのがきっと正義。そう信じてる。

というわけでVLAN切れてLAできてそこそこスイッチングファブリックのでかい子。ジャンボもちゃんと対応してくれるとよい。結局NETGEARか。ループ検知ってあるけどSTPじゃないよね、多分。

まあご家庭内にスパニングツリーは要らんからこれで十分。LACPも非対応だけど、LAできりゃそれでいいし、タグVLANは通る(ことになっている)。

というわけで、最小限構成においての必要部材をリストアップ。

  • Xeon L3426(4Core/8Thread)
  • Memory 4GBx4 ECC non Reg
  • なんか適当に電源君
  • HDD 適当
  • L2Switch GS116E-200JPSあたり。

最小限はコレで済む。L3426も探して来れば安いとこありそうだし、まあ高いのはHDDとスイッチくらいだろ。それでも1万そこらだろうし。合わせても5万かそこら。これならなんとかやる気が出ますね。
#というか仮想基盤二台めができるまでSANは要らないといえば要らないのでHDDとスイッチも実は要らない。

ちょっとうるっさいのでファン回りを整備したい。ということでファンコネクタ(マザー側にピン配列を入れ替える嫌がらせがしてある)と適当によさげなはんだごてでも新調したいかな、くらいのおまけがある。あとはでかめのLGA1156対応静音クーラーか。

最小限なら割と安価に行けますね。まあ、この段階ではまだオンプレミスを仮想化しただけ、というあまりメリットの感じられない状態ですが、エントリーでここまでやっておけば、仮想化はここから先の投資と制御がとても楽になっていくのです。
ESXiでもいいんだけど、あいついろいろうっさいからなぁ。個人的にはXenよりESXiの方が古くからの付き合いなのでなじみ深いのですが、HCLにうるさいので、安い部材でこてっと動かす。ってことを目的で始めるとうまくいかないことも多いんですよね。

VDIはその気になったらVGA入れてやろうね。
そして、上に乗っけるホストですが、正味Web<->DB間ってそんな帯域要らんやろ。というのと、ゲストに余裕を持たせておきたい。ってことで、既存の手持ちルータをローカルルータにでも転用すればよいので、それはそれで。まあ4セグメントあるのでちょっと手持ちで足りるか怪しい。NICにセカンダリつけられるYAMAHA君とかならいいんだけど、手持ちはてけとーなBBRばかり。Opt100EとかMN8300とか。

かといってルータにゲストOS一個持っていかれるのもなんかもったいないんだよね。
スレッド数のちっこい基盤だから。かといってローカルにRT810とかなんかもったいない。
ま、いいかとりあえずはゲストでやります。ルータOSの組み方とかでも記事にはなるしね。
VyOSをまともに組んだこともないから、どこまでできるのか興味がある、というのもある。
というわけで

  • WebServer(1Core/1GB/Apache)
  • DBServer(2Core/4GB/MariaDB)
  • VyOS(1Core/1GB/Router+LoadBalancer)
  • ActiveDirectory(1Core/2GB/Samba4)
  • FileServer/MediaServer(2Core/4GB/MediaTomb+Smaba4+NFSとかかなぁ)

これで7Core/13GB、あまりは1Core/4GB。2Core余らせておきたいけどまあそこは最終的にはVyOS除去すればよいかと。そしてiSCSIストレージとしてML110 G4をopenfler化する。

あー制御ドメインのこと忘れてた。ま、いっか。足りるし。

これで計画はよいかな。まず初段の仮想基盤の構築に入りましょうか。

必要なものをまずは調達してこないとねー。

なお、この時点で二台めの仮想基盤をどうするか、の構想もある程度たっているわけで、

  • WebServer(1Core/1GB/Apache)  Act-Act
  • DBServer(2Core/4GB/MariaDB) Act-Act/Master-Slave
  • ActiveDirectory(1Core/2GB/Samba4) Act-Act BackupDomainControler

こうなる。4Core/7GBでだいぶ余ってるね。なので、一台めからVyOSかFileServerあたりをMotionさせれば、だいたい均等。まあFileServer持ってきて、一台めを5Core/9GB(3Core/7GBあまり)、二台めを6Core/11GB(2Core/5GBあまり)ってとこかね。

XenのHAをどう組むのかは知らないから、HAする子しない子をきめないといけないけど、Act-Actは死んでもOK。DBもGTID入れといてSlaveの自動的な昇格アルゴリズムを観察したい。ADはー…Samba4がどこまでできるか知らないので試行錯誤でしょうねー。VyOSとFileserverは動く対象なので、移動後は最小限で2Core/4GB余らせておく必要がある、って感じに考えてる。

なお、ハイパーバイザの上にハイパーバイザをネストインストールする、ということによってハイパーバイザ自体をHAしたりMotionするというなかなか面白いこともできる。パフォーマンスが余ってるなら実はとてもお勧めなやり口で、仮想基盤そのものを仮想化することによって仮想基盤自体の取り扱いも簡単にできるし、いろんな検証にも使える。まあ三段目を作るのはアホらしいが。

よし、あとのお仕事は埋蔵金を探してくるだけだ!w

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