呪いをぶつーけるー
しかばねのどきーどきー おぼえているーでしょー
も・の・く・ろ トーンで カメラがうつしたー
あの日のように うごめいてるー あなたーでいーてねー!
こんにちは、沙耶です。天変地異でも起きればいいのに。
というわけで道すがらすれ違うバカップルに片っ端から呪いの言葉を吐く季節がやってきましたみなさんいかがお過ごしでしょうか。
どうでもいいけど冒頭の替え唄がどう見てもゾンビです。
体調がちょっとよくないかも、とか思っちゃった人はすぐ病院へ。
それ、呪いです。
というわけでいろいろと負のぱぅわーを高めつつ年がら年中死ねばいいのにとかほざいてる沙耶さんですが、この時期の死ねばいいのに、は大変力がこもっています。
やなBlogだなおい。
大丈夫です、無能見てるようなクルシミマスに一人さみしくこたつでミカン喰いながら明石家サンタ見てるお前には呪いなんかかけなくてももう十分呪われてるから問題ないよ。
さて、今年も年末ののんびりとした長期休暇を味わう前に阿呆極まりない馬鹿げたイベントがやってくるわけです。これをどう乗り切るかが、吹っ切れてる人と吹っ切れてない人の違いなわけです。
例:吹っ切れてる人
モニタの中の彼女とクリスマスパーティを開いたのち、一人性夜に突入、抱き枕と添い寝する誰とはいわないけど君らが想像した人のこと。
ちなみに佐々沢さんは多分天使ちゃんマジ天使!って言ってたんで天使ちゃんと過ごすんじゃないんですか知らないけどw
さて、そんな黒い願いもむなしく、例のそりに乗ったイカれたした親父は今年もNORADに追跡されながら駆け巡るんでしょう。
ところで、西洋の物語にこんなのがあります。イギリスはスコットランド地方。ここに、サンタの原型であると言われる妖精の伝承があるのです。
その妖精は、人気のない城や、森、廃墟などに住んでおり、時折人に幸運をもたらす、とも言われる存在です。彼らは常に赤い帽子をかぶっており、それゆえに、彼らはレッドキャップと呼ばれていたそうです。
彼らは他にも、廃墟になった塔や、凄惨な殺人のあった現場、あるいは薄暗い墓地などに住み…。
墓地? 殺人?
…ええと、頭は赤い帽子、そしてその右手には斧。斧?
初期のサンタはきっとドアぶち破って入ってきてたんですねきっと。
その姿は、薄気味悪く伸びた髪、燃え盛るように憎悪と嫌悪を催す赤い瞳、突き出した歯と鉤爪のような手をした杖をついた老人の姿で描かれていて…ちょっとまって、なんかサンタとだいぶはなれてきたんだけど。
レッドキャップ。もちろんサンタの原型などで在るはずもありません。イギリスはスコットランドに伝わる、悪鬼の類。容姿は上記の通りで、人を見かければ襲いかかり、殺戮し、その帽子は被害者の血で染め上げ、鉄の長靴を履いています。
血で染めるその帽子は、酸化することにより赤黒く変色し、おぞましい姿として描かれています。
西洋でいうところの妖精、というのはこのように日本で言うところの魂や御霊に近いもので、よいもの悪いものが取り混ざって混在しています。
日本人が妖精、と言われてよく思い浮かべる羽根の生えたフェアリー、というイメージは、あくまで妖精のカテゴライズの中の一つに過ぎません。
言ってしまえば、ドワーフやエルフの概念も大きくは妖精のカテゴライズに入るもので、コボルドやゴブリンと言った西洋ファンタジーおなじみの面々もその多くは妖精です。
さて、妖精たちの中でも特に有名なのが上記のエルフやドワーフですが、要するにこれらは一体なにか、と言うとですね。
自然霊のことを指しています。つまり、これらはすべて、アニミズムの土着信仰の成れの果て。神になり損ねた者。
キリスト教による駆逐によって悪鬼と成り、追い払われ、打ち捨てられ、踏みにじられた、大自然への崇敬の念の行きついた先。
日本で言うならば、祟り神であり荒御霊であり、人に和する妖精を和御霊に位置づけられるべき神々の成れの果て。信仰を失った神の行きつく先。
さて、そんな妖精ですが、ヨーロッパでは特にドイツや東欧、そしてイギリスにはその伝承が多く残ります。
これらもまた、キリスト教の伝播経路と深くかかわります。
こういった面は日本人にはなかなか分からないとこですね、宗教一つのためにどれほどの歴史が動いたのか、と言うのは。
まあ僕はスパゲッティモンスター教の信者なんでどうでもいいんですけど。
作られた神、が許されるならば、クトゥルフもまた作られた神として有効と言えるかもしれませんね。