コーヒー。

私も別にそんな飲む方じゃないですが。沙耶です。

吉野と御伽草子の話をしてたらいつの間にかコーヒーの話に。おかしいですね、その前は録音スタジオとMTRとミキサーについて語ってた気がするのですが。

多分吉野の脳内からは半分以上欠落したものと判断されます。
合間でなんか娘がいたら監禁するとか言い放ってた人が居たような気もしますがそれは気のせいです多分。


ちなみに正確には

日食の話->デジタルレコーディング->(病院)->日食の話->マジコンの話->娘がいたら云々->プリキュア->御伽草子の話->コーヒー

自分でも書いててなんだこの流れ。って思ってんだから言うな。


ほんとなんだこの会話の流れ。


で、こうなって

沙耶@うらんじゃいますv さんの発言 (16:36):
*正直普段がインスタントならスーパーの豆でも世界違うんだよw
吉野@つぎは関東らしい さんの発言 (16:36):
*そうかねぇ
沙耶@うらんじゃいますv さんの発言 (16:36):
*うん
*別モノですよ?
吉野@つぎは関東らしい さんの発言 (16:36):
*ばーちゃんちいくと挽いた豆で淹れてくれるけどわからんw
沙耶@うらんじゃいますv さんの発言 (16:37):
*スーパーで売ってる豆の違いがまずわかるようになるべきかと。
*インスタントか挽いて入れたか、は飲んだだけでわかるよね?w
*それもわからん?
吉野@つぎは関東らしい さんの発言 (16:37):
*それがわかんねw
沙耶@うらんじゃいますv さんの発言 (16:37):
*OK
*インスタント普段何飲んでる?
吉野@つぎは関東らしい さんの発言 (16:38):
*いまはブレンディだったかな?



ごたごた話してた結果、めんどくさいからここに書いとくことになった。よって吉野以外には割とどうでもいいかもしれない。

コーヒーの抽出に関しては、エスプレッソを除けば基本的にスタイルは同じ。ま、水だしとかあるけど。
抽出方法をまずはまとめておく。

・ウォータードリップ 水がまずいと死ねる。
・ネルドリップ 淹れるのにちょっとコツが。
・ペーパードリップ 日本では一番デファクトスタンダードかな。
・サイフォン こぽこぽ音がとても楽しい。
・エスプレッソマシン/マキネッタ 超例外。イタリア人マジキチ。
・パーコレータ アウトドア専用。
・ジェズヴェ/イブリック いわゆるトルココーヒー
・ボイル なべにコーヒーと水入れて沸かす。上澄みだけ飲む。
・コーヒープレス プレス式の抽出法。フレンチプレスとか。紅茶にもあるでしょ。
・コーヒーバッグ 紅茶のアレと同じ感覚で。
・スティーピング 試飲なんかで使う。コーヒーに直でお湯注いで上澄み飲む。

いっぱいありますねー。えー半分以上どうでもいいです。おそらく日本で普通に行われているのはネル/ペーパードリップの二つ、そしてウォータードリップ。一部の酔狂な人が、サイフォン、エスプレッソマシン(もしくはマキネッタ)、プレス、パーコレータあたりを利用しているかも知れませんが、メジャーとは言いません。黙ってろこのマイノリティ。
※沙耶んとこにはデバイスタイルのマシンがいますが。

興味があれば調べればいいですけどね。

基本的にまずはペーパードリップを。サイフォンは個人的には大好きですが、あれはコーヒーが入るまでの時間も含めて楽しむものでしょうね。

じゃ、要るもの。

・やかん
・コーヒードリッパー
・コーヒーサーバー
・ペーパーフィルター
・コーヒー計量用スプーン

はいこんだけです。まあめんどくさかったら3000円くらいの電動コーヒーメーカー買ってくればいいです。
ドリッパーも取り外せるものなら、手で淹れるときにだって使えますし、めんどくさいときは任せてしまえばいいですし。

ま、初めてならここはめんどくさいんで電動のメーカー買って来てください。一番手間がないです。
電動だとまずカリタ式ですから、メリタのことは頭から忘れましょう。創始者なのに。

※カリタ式/メリタ式
カリタがドリッパーの底に三つ穴があいてるもの。メリタが一個。淹れ方も(同じペーパードリップですが)異なる。

さて。軽くお湯で濡らしてドリッパーをあっため、ペーパーをセット。粉を入れて水タンクに規定量の水を入れたらサーバーとドリッパーをセットしてスイッチ入れてできるまで待ちましょう。以上。


…いや、おれなんも間違ったこと言ってねぇのになんで石なげんの!wwwwwww

つかこれで十分わかります。インスタントとの違いくらいなら。この手順でわからないんだったら何か間違えてるんです。

ペーパードリップをする場合は、このメーカーが湯を沸かしてぽたぽたしてくれるとこを手でやるだけです。お湯をやかんで沸かして、たぱたぱと少量いれます。粉がもわーって膨らみます。
またたぱたぱって入れます。もわー。たぱたぱー。もわー。これを何回かに分けて実行。カリタ式。だったかなあ。人数分の抽出液がサーバに溜まったらドリッパーにお湯があってもさっさと取り除く。
メリタはアレだ。最初に一回たぱたぱもわーやったらあとは既定人数分のお湯をささっと注いておしまい。じゃなかったかな。

ネルはちょっと難しいので。ていうか細く途切れさせないようにさらに回しかけしつつなるべく高いところからとかふざけんなってレベル。


1.豆が悪い
豆の保存方法が間違ってるとか、賞味期限が50年前ですとか、なんか黒じゃなくてすでに青とか赤とかカラフルに、といった物理的にお前頭大丈夫か、な状態だったりとか。
まあそう言うのは流石にアレですが、コーヒーは酸素に触れると香りがじゃんじゃん飛びます。このため、スーパーでよくある500gの豆って結構大量なんですよ。
そういう時はちゃんと豆屋で100gとかで買った方が便がよかったりします。もっとも、割高感はあるかも知れませんね。

また、どうにもよくわからん、というならはっきり違いが出る単種の豆のコーヒーを買ってみましょう。
豆そのものの持つ特性もよく分かりますし、何より何がはいってんのかよくわかんないブレンドなんぞより~~を飲んだ!みたいなよく分からない満足感が得られます。とてもどうでもいいですけど。


2.挽き方が悪い
豆はそのまま使いません。挽いて、粉にして使います。スーパーなんかにもオートミルが設置してあるので、豆を買うときはそこでがーーーーーっって挽いてから買うわけです。まあ最初っから粉のやつ買うって? 個人的にはあまりお勧めはしないかな。豆を挽いた方がいいよ?

挽くと挽いた瞬間から加速度的に香りが飛びます。このため、なるべく挽くのは淹れる直前にしたいところ。
買えるならオートミルなり手動ミルなりは買っておくといいです。手動ミル楽しいですよ。すっげぇめんどくさいけど。
コーヒーってのが淹れる時間も含めて~って考えならミルは手動をお勧めします。

んで、結局ドリップ方法に合わせたメッシュ(挽き)があるわけです。コーヒーメーカーで抽出するなら荒目の12番とかにしたほうがいいとは言われます。よく売られてる粉の状態のコーヒーは中目、7~8番くらいのものが多いみたいですね。ペーパードリップ向きではあります。


3.淹れ方が悪い
それはコーヒーメーカーに言えよ。手でドリップしたなら腕の問題ですが。


4.水がまずい
水道局にかけあってください。俺の知ったことじゃないです。ていうか条件一緒なんだからインスタントとの違いくらい…。

はい。よく悩むのは挽き方、いわゆるメッシュかなと。ドリッピングについてはきちんとペーパーやネルドリップをするなら腕の差が出てきます雑味なんかをどうカットするかとかいろいろありますが。

コーヒーメーカーで作っといて何いってんですかwwwwへっwwww春日です。

というわけで、メーカー通すなら淹れ方、による差はそもそもメーカー自体の差と言わざるを得ませんから、文句があるなら高いコーヒーメーカー買えば?wwwwwwwwwwwwwww
ってことになってしまいます。

あ、あと淹れたあとサーバーで長期にほったらかしとかしてたらそりゃ不味くもなるぞ?w
さて。スーパーでブレンドじゃない単種の豆を買って来て飲んでみてもよく分からない。そんなとき。
つか横にブレンディ入れて交互に飲めば一発でわかると思うがなぁ…。
それでもわからん。そうか。そこまで舌がバカならしょうがない。


おもむろにデパートのコーヒー豆売り場にでも行って。行った? ん? ついた?

はい。そんじゃずらーっとならんでる豆の名前。覚えきれない? そりゃそうでしょうよ。俺もしらねぇよ。
だいたい覚えてねぇよ。

というわけで、ざらっと見た後、なんかいくつかは聞いたことがあるような名前の豆があるはずです。キリマンジャロとかブルーマウンテンとか、モカとか。うろたえずに、その中からいくつか、そうですね、2~3種ピックアップしてください。

ブルーマウンテンは”本物”ならとっても高価いはずなので、はずしたほうがいいです。似たような理由でハワイ・コナも外してください。ていうか100g/700円を超えるようなのは全部見なかったことにした方がいいです。

どうせ味の違いなんて分かんないんだから。
あと、ブレンドもとりあえずは避けておきましょう。常飲するならお気に入りのブレンドでいいんですけどね。

はい、選んだ?

沙耶的にはコーヒーには酸味があるのだ、と思い知るためのアフリカコーヒー、キリマンジャロかモカのどちらかは選んでほしいですね。
そして多分最近だとどこでもあるとは思いますが、トラジャ。インドネシアの豆。コクの強い豆です。
マンデリンも苦味とコクのある豆ですが金額的にちょっと高いかも。

ハワイ・コナとブルーマウンテンは値段的にちょっと他のと一線を画してると思います。キューバ産のものも高いかも。なのである程度外しましょう。

このほかにはグアテマラやコスタリカといった中米産、ブラジル・コロンビアといった南米産があるはずです。っていうかこの辺はずらっと並んでると思います。安いし。
あと、豆の後になんかついてると思います。が、気にしたら負けです。一応豆のグレードを表していますが、紅茶と違ってある程度きまったルールがあるわけでもなく、国ごとで違うつけかたになってたりするので。

やすいのはグレードが低い、くらいにおもっときゃいいです。ただ、このグレードって味で決まってるわけではない(ていうかほとんど見た目)なので、意識しすぎるのもどうかと思います。紅茶の場合はグレードがかなりダイレクトに響きますが、コーヒーは場合によっては(見た目で決めてたりするため)、低グレードのほうが味がいい、なんてことも起こります。

まあ大抵高グレードのほうがいい豆ですが。

コーヒー豆の品種はロブスタ種とアラビカ種、そしてリベリカ種があります。これが原種となり、さまざまな品種改良が加えられていますが、そもそもどれがどれかは品名だけでわかるとも限りません。

なので。

”適当になんか名前の響きが気に入ったとかそんな理由で選べ。”

選んだら、魔法の言葉を。

「~~と~~と~~を試飲させてもらえませんか?」

断るようなとこはないと思います、普通にコーヒー豆の店なら。
紅茶もそうですが、嗜好品である以上気に入ったものを買いたいですしね。もっとも、あまりたくさん飲ませろ、とかはただの嫌がらせですが。
試飲は何杯までで、とか言われたらまあそのとおりに従いましょう。

ま、たいていコーヒー豆屋なんて暇そーにしてるので、おしゃべりにも付き合ってくれます。
そして、それぞれを飲み比べてみてください。

酸味がぐっとくるもの。酸味がほとんどなくて、苦味が強いもの。コクが深いもの。香りがやたら賑やかなの。
一つ一つ、全部違っているはずです。その中で飲みやすいな、と思ったものを少量買って帰りましょう。たくさん買うとたぶんダメにするし。ミルがあるならなるべく豆のままで。


さて。豆本来の風味のほかに、焙煎、そして挽き方でコーヒーの味はだいぶ変わります。
焙煎は店頭に並んでいる段階ですでに終わっているのが普通ですが。

基本は深煎りは苦味が増し、浅くなると酸味が増します。名前はあるのですが、覚えなくてもいいです。

浅煎り—-
・ライトロースト
・シナモンロースト
中煎り—-
・ミディアムロースト
・ハイ・ロースト
ちょっと深煎り—-
・シティ・ロースト
・フルシティ・ロースト
深煎り—-
・フレンチ・ロースト
・イタリアン・ロースト

炭火焙煎などは焙煎方法の話で、深さではありません。ただ、炭火焙煎は熱量のコントロールが難しいので、たいてい深煎りになってるだけです。ちなみに、エスプレッソにはめちゃくちゃ苦味を高めたイタリアンローストを使うのですが、代用として炭火焙煎を使うこともできないことはないです。一回やってみましたがまずすぎてはきそうになったけど。
イタリアンローストの方がやっぱりちゃんとしてました。

次に、挽き方ですが、細かく挽けば挽くほどやっぱり苦味が出ます。粗挽きになるにつれ、苦味が減り、酸味が増します。

基本は中挽きを基本においてください。中挽きのミディアムロースト、これをベースに味を想定していけば何とかなります。そのため、この中挽きのミディアムをきちんとドリップできる、と言うのがベースですね。
ま、メーカー使うなら粗挽きのミディアムですかね。200gほどの豆を買えば、挽き方の違いによる味の変化は淹れ比べて飲んでみることができるため、一種の豆の味の変化を見てみてください。
中煎り~浅煎りのキリマンジャロなんかを粗挽きして飲んでみると、コーヒー独特の苦みより、後味にくる強烈な酸味を感じることになりますが、でも味はコーヒーなのもわかると思います。この酸味は好きな人は好きでしょうし、嫌いな人は嫌いでしょう。

ここから先は完璧に嗜好品のこだわりの領域なので、自分の好みの味を見つけにいく過程になります。
ブレンドはコーヒー豆の店ならまずまちがいなく配合比率も書いてあります。単体の豆では出し得ない、複雑さを持つのがブレンドの特徴です。ブレンドもお試しできますし、ショップ独自のブレンディングもありますから、好きな味を探せばいいと思います。

ただ、一応言っておくと、インスタントが不味いわけじゃないんですよ。万人受けするブレンディングと、それに近い味の再現が均質的に行える、という意味でインスタントは決して不味いわけではないです。
ただ、製造工程の関係上、香りや味はある程度飛びます。
もちろん、開封後も急速に飛んでいきます。

なので、インスタントと同系の豆のブレンドが販売されていたら飲み比べるのもいいかもしれませんね。
ブレンディのブレンドは何か知りませんがw マキシムのスペシャルが近いのかなぁ?
UCCなんかだとインスタントと同種のブレンド豆も販売していますね。

結局のところ、風味をどこまで維持するか、ですから、豆の管理に失敗すればドリップもしっかり味が落ち込みます。どれだけ空気にさらさずに保管するか、ですしねぇwwww

基本的には豆は冷凍庫へ。
密閉のキャニスターなどがあるならぜひそれに。
飲む前に挽く。

こんだけ守るだけで驚くほど味が変わってくると思いますよと。挽きたてのコーヒーの香りと味、ってのははっきりわかるレベルで違うと思うけどなぁ?
個人的にはミルはコーヒーを楽しみたいなら、絶対買っておいて損はないと思うー。

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