お前のうんこで宇宙がヤバい。

物理カテですが宇宙です宇宙。光速のうんこでヤバくなる地球が浮かんでるうんこじゃなかった宇宙。

宇宙の始まりは「無」だと? 1
宇宙の始まりは「無」だと? 2

なんで数日も開けずにまったく同じスレたててんだてめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


いろんな言葉が出てきていますが、どれくらい知っていますでしょうか。
インフレーション理論、超ひも理論、コペンハーゲン解釈、振動宇宙モデル、エヴェレット解釈…
宇宙論、というのは天文学の一分野ではない。れっきとした、物理学分野だ。それも、素粒子物理学と密接に絡み合い、さらには天文物理学をはじめとし、きわめて多岐にわたる学問分野を総舐めにする上、その難解さは極まっている。
何せ、この3.5次元空間の住人であるわれわれがより高次空間の現象を認識予測しなければならない上、実地的にその結果を示しうる結果が実験ではほとんど得られない(宇宙規模の観測でしか得られない点が多い)。唯一素粒子物理学の実験結果に大きく影響され、そのたびに主流の解釈理論がすり替わるというきわめて異質な学問だ。

さてさてw 私もイメージとして知覚はできないんですけどね。
宇宙が生まれる前の状態。そこには、時間も、空間も、何もありません。完膚無きまでの、無。
まさに何もない。時間も、空間もね。つまりそこには知覚すべきものすらない。認識しうるものもない。
そのための空間も軸もない。なーーーーーーーんもない。

ここまでならたぶんなんとかついてこれるだろう。
が、量子力学はここにさらに一歩踏み込む。

「なにもない、という”状態”があった。」

意味ワカンネぇよ。量子力学的には、スレ内でたびたび指摘されているが、「無」という揺らぎ状態にあった、とされている。
無、は究極の概念であるゼロ、ではなくそこには無であるが故のゆらぎがあり、そうして初めて無の状態にあった、ということらしいのだがよくわからない。

このゆらぎがひょんなことでなんかの拍子にどっかーん!と爆発したのがビッグバン。というか無の揺らぎ状態ってのは我々の時空の感覚で認知しうる状態ではない(さらに高次元の状態とされている)ので、分かる方が頭おかしい。
で、このビッグバンによって急速に宇宙は広がる。

宇宙が生まれたのは約137億年前である。物質は光以上の速度にならない。
さあ、宇宙の大きさは?と聞かれて137億光年って答えた人。君は正しい。日常生活の感覚の中では。

実際には宇宙はもっと広い。これを説明したのがインフレーション理論だ。この中身はもうすでに簡単に説明できるレベルの話ではない。とりあえずあまりにでかい爆発だったんでとんでもない速度で空間が広がったって思っておけ。俺もそれ以上の把握はしてない。インフレーション理論は量子力学でも重要な要素なんだけど、正直もうついていけない。大統一理論との兼ね合いが出てくるとこなんだけどね。

スレの中で、重力子の話が出てきているのもそれ絡みなんだ。大統一理論ってのは統一場理論の進んでいった先だね。アインシュタインがたどり着けなかった高み。弱い力も強い力も、そして電磁作用も含めてひとつのエネルギー空間の中に配置してしまうという試みだ。

重力ってのはとっても力の弱い素粒子(だがまだ見つかっていない)で、グラビトンとよばれる。
リサ・ランドール女史の話は、重力子は唯一すべての素粒子の中で次元間作用を持っているのではないか、というものだ。
それゆえに、重力子は保有するエネルギーの量に比べて異様に力が弱いのではないかというもの。
ちなみにこれは並行世界という話とは別だ。異なる次元空間ってのは、6次元だとか5次元だとかってゆーより高次元の空間を指している。

この大統一理論が正しいと仮定したばあいに予言されているのが宇宙ひも、スーパーストリングス。つまり車いすの天才、ホーキング博士の理論にたどり着く。また、単独の磁気しかもたないモノポール、磁気単極子もこの大統一理論の先にある(N極しか持たない磁石ってやつだ)。

そして、このモノポールの観測や大統一理論に基づいて起こる陽子崩壊の観測を行っているのが、超巨大ニュートリノ観測機、「スーパーカミオカンデ」である。神岡鉱山の地下に設けられた、超巨大水槽。
ニュートリノは陽子が崩壊する際に放出するため、これを観測することで陽子寿命が理論予言通りに怒るかを観測しているんだ。

さて、コペンハーゲン解釈ってのは何かっつーと、これはもう完全に物理学だ。
いわゆる箱の中の猫は霧状態。シュレーディンガーはそんなことはありえない、と否定するために出した例示だったのだが、コペンハーゲン解釈はいまではすでに多くの物理学者が正しいと考えている。
すなわち、きわめてミクロな量子力学の世界の中では、複数の状態が重なりあった状態で存在し、それが”観測”されるときに、初めて確率的にその状態が定まる、というものだ。
つまり、箱を開けるまで猫は生きてもいないし、しんでもいない。箱を開けてしまうと、猫はどちらかの状態へ、確率に従って収束する。

エヴェレット解釈とはこれに対するもう一つの答えだ。
並行宇宙だとか、並行世界ってのはこの解釈をもとに組み立てられる。すなわち、確率としてifの数だけ宇宙が分岐していくという考え方だが、並行宇宙の存在性が確立できないことや、コペンハーゲン解釈に大きな矛盾も破綻もないことからエヴェレット解釈は今は主流ではない。
ラノベやSFでは主役だがねw

量子力学的には現象は確率でしかわからない。現在、いま、それがどの状態なのか。は確率でしか現わせられない。観測してしまったらそれは事象の一つでしかなくなり、普遍性を失う。確率の結果としての表現に収束してしまう。現象を表すには普遍性がなくてはならない。
なお、次の予測ができない、というのはカオス理論。こちらは数学になるのかな。現在が定まっても先が定まらない。

振動宇宙モデルってのは宇宙はビッグバンで生まれ、やがて死に、ビッグクランチとよばれる状態になる。そしてそののちふたたびビッグバンを起こし(以下略
面白い考え方だけど、今はみんな大統一理論に夢中なんで割とスルー。そもそも、インフレーション理論でどこまで説明できるか、ってのも楽しいから振動宇宙はスルーwww
もっとも、宇宙が収束には向かわないんじゃね?ってのが最近の主流だったりするのも大きい。

もう頭がパンクである。よくみんなこんなの理解できてるよね。私は欠片も実感として理解できない。
そういうもんだ、って考えることしかできん。
物理学者とか数学者ってやっぱキチガイだと思う。

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