㍉ヲタ

ミリヲタ。それは大小問わず兵器そのものを愛でる基地外。もとい。変態。ああ、いや違う。

偏執的嗜好癖所有者。

…訂正するたびに悪くなってる気がする。沙耶です。


オブイェクトさんとこでなんか面白いことやってた。

じっくり読んでみた。あいっかわらず反撃がいちいち的確だなぁ…。軍事面だのなんだのと言ったところは置いておいて、「軍事マニアは大抵が、右翼からは「サヨク」と罵られ、左翼からは「ウヨク」と罵られる運命にあります。」という文章にうんうん、と思わず。

実際のところ、ミリヲタはサヨクから見れば間違いなく軍国主義の権化に見えるでしょう。ネトウヨネトウヨって言われますしね。

しかし、同時に右翼から見たとき、ミリヲタほどヘタレなやつぁいません。
だって、そもそもからして戦うことが目的じゃないんですもの。

かといって、じゃあめちゃめちゃ武装するぜ!とか言うアホがいたら、さめた目で見るだけです。
その武装を用意するお金はどこから生まれるのか。で、その武装をしたら誰も死なないで勝てるんですか。

んなわきゃない。戦争で人が死なないなんて、いまのところまだ幻想です。
だったら、身の丈にあった武装で相手に攻めにくい国だ、って思わせときゃとりあえず見かけは平和になるだろうよ。ってのがミリヲタ連中の基本スタンスでしょう。何が何でも勝つために軍事力、なんていってるやつは右翼ですwwwwwwwwwwwww

結局、グローバリズムが幻想である以上、単にミリヲタだののそう言う姿勢(見せ掛けの平和へのアプローチね)がきわめて現実路線に近いだけ、という話に過ぎません。サヨクのいうグローバリズムとやらが本当に実現した世界の中では、ミリヲタの意見は極右にしかなりませんし、右翼のナショナリズムで合致してしまった社会のなかでの武力均衡による平和を、なんて意見は左翼そのものでしょ。

そもそもからしてカッコいいからほしいとか、そんな動機なときすらあるのに、ミリヲタが右翼とかwwwwwwこっけいすぎて笑えますね。

しかし、反戦主義の人向けの軍事入門書が軍事情報として間違ってたら、反戦主義の人がかわいそうですね。それを信じてミリヲタにケンカ吹っかけたら「お前何間違った情報垂れ流してンの」って総攻撃喰らうだけじゃないですか。
イデオロギーに合致する心地よい情報だけをフィルタしていたのでは意味がない。情報は正確に。そして、その情報群の上で、どれだけの論理武装をキメれるか、が大事な事。

情報の一部を隠匿されてくみ上げた論理武装では、”~~って情報は知らないの?”って言われたら論理そのものが破綻する。
情報そのものが間違ってたら、論理は最初から破綻している。

身内の左翼に心地よい言葉を聞かせて騙しておきたいだけならそれでも結構。
朝日新聞と同じコトをしてるだけのことだからね。

だけど、著者はそれを信じて論理武装してバカ右翼やミリヲタにつっかかっちゃう人に対する責任ってもんがあるんじゃないかねぇ。つっかかってくるのは全くかまわないんだが、コテンパンに言い負かされてしまった人のココロは誰がまもってあげるんですか。

とはいえ、左翼ライターの気持ちも分からんでもない。
実際、正確な情報の上で組み立てたらどうやったって現実路線にしか落とし込めない。左翼の幻想ファンタジーの世界がありえない、というのを立証してしまうだけになってしまう。だからこそ、正確な情報は出せない。左翼の幻想ファンタジーが成立するように誘導できる情報操作しか手法がない。

だが結局のところ、それが生み出すのは、そのイデオロギーの中でしか通用しない情報と論理武装。

何の役にも立たないそれを、彼らは持たされて、さあ右翼とケンカして来いって社会に放り出されるわけだから、かわいそうっちゃかわいそうだよね。
どっかで見たことあるとは思わないのかね。軍国主義だのなんだのと批判してるときの日本がやってたのと大差ないんだぜ?
情報を統制して、思想をコントロールして、竹やり持たせて、「日本は勝ってる、さあ戦場にいってこい」ってね。

自分のしていることを、一度見直してみろよ…。その武器はもう、通用しないんだ。

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