サーバの入れ替え

新サーバ買ったはいいんだが、忙しかったり風邪ひいたりでまともに相手して上げれていません。

とりあえずCent4.4突っ込んだんですけどね。沙耶です。


しかしッ。RedHatがES5を3/15で発売開始。

今日まで待ったのだけど、Centがbetaからアップしてくる気配なしッ…
まあ、betaの4.92が出たのが3/10なんで当たり前といえば当たり前なのだが。

しかしここで4.4に逃げっぱなしってのもなんかシャクに触る。そもそも家サーバなんて実験台してナンボのもんだ。
#入れ替えてからあまった鯖で実験すりゃいいだけの話でもあるのだが。

やはり人間探究心と知識欲がなくなったら終わりである。
日本語のドキュメントがないよーって諦めるようなアホは会社の上司と同僚くらいでかまわない。
日本語のドキュメントがないなら自分が書けばいいのである。

と、いうわけで早速トレントでごっそりDVDイメージを落としてくる。


…hpにCD-ROMしかついてなかった。
あまってるDVDドライブつけても良かったんだが、あとあとどうせ何回か入れなおさなきゃならない事態に陥る可能性もあるので、メンドクサイがCDを落としなおすことにする。

…7枚組み…絶望感を感じる。そろそろ諦めたほうが、とか開始する前からイヤになる。

Cent4.4などはServerという名前のCD一枚だけのパッケージセットがありまして、こいつはX-Windowなんかのまったく持って不要な連中やサーバには使わないでしょ、って言うようなものや、devel系の後から入れりゃいいだろ、みたいなモノはごっそりそぎ落としたイメージがあるわけで、普段はこれを愛用しているんですね、私は。
そもそもコンソールがあればそれでいいんだし。

しかし、まあbetaですし。仕方ありません。そもそも、ES5系をやろう、ってきめたのはXenの公式サポートに触発されている部分が大きかったりします。
仮想化ソリューションは仕事ではメモリ周りが腐ってると評判のOpenVZ系を利用しているんですが(実際メモリ周りは腐ってる、というかulimit/chrootを駆使しているので仕方が無い部分でもあり、運用でカバーできるレベルですしね)、やっぱVMwareと直接対決に踏み切った仮想化ソリューションのOSS勢力圏最終兵器ですからね。

仮想化PC。古くからの老舗としてVMwareが君臨し、特にサーバ分野での仮想化ソリューションでは頭ひとつ抜けている。
VTが提供される以前から、OS自体を廃し、VMwareコンポーネントだけでPCを起動させ、その上でVMwareを起動するというESX系の力技は、仮想システムの泣き所であったオーバーヘッドによるパフォーマンス低下をきわめて小さくし、サーバ分野における完全仮想化ソリューションとしてはほぼ最終的に”安全性と安定性”を目標とすると他に選択肢はない、といえるほどに支配圏を作り上げた。

これに対抗してMicrosoftがかなり遅れて追従。Intel/AMDを口説き落とし、VTを提供させつつVirtualPCソリューションを展開。サーバ分野での追従はムツカシイと見たのか、コンシューマー領域での支配拡大を試み、VirtualPCの無料提供を手広く開始。VMwareもまたVMwarePlayerを無料提供とし、クライアント分野の損失に歯止めをかけることを狙うが、この領域ではVirtualPCに分があるように見える。

UNIXにおいてはどの道VMwareしか選択肢は無かったのだけれど、ここへきてOSSグループからXenがソース提供。まだまだ完成度はあまり高くないとはいえ、VTシステム上ではそのテクノロジーを利用した完全仮想化/準仮想化の両方をサポートする。
現状ではまだ完全仮想化ではないのだけれど。

仮想化のソリューションは二つ。
ひとつは、完全仮想化と呼ばれる、OSの上に”ハードウェアそのもの”を完全にエミュレーションし、そのハードウェア上で異なるOS(ゲストOS)を稼動させる。これが、完全仮想化と呼ばれるもので、VMwareやVirtualPCがこれに属する。

もうひとつは、準仮想化とか擬似仮想化とも呼ばれるが、これはWindows上に類似のソリューションはほとんど存在しない。UNIX上では非常に多いのだけれど、かつて、こんぴーたーがホストコンピューターと呼ばれ、クライアントを俗に”端末”と呼んでいた時代から存在する手法。
ファイルシステムの一部をあたかも端末に置けるディスクであるかのように見せ掛け、その中にOSの仕組みを組み込む。これをネットワーク越しに行っていたのが、端末とホストコンピューターの関係で、この技術をうまく利用して単一のホスト上にあたかも複数のOSが起動しているかのように見せかけるのが、擬似仮想化。
ハニーポッドなどと呼ばれる侵入者用トラップとして作成されるシステムも、本物のサーバを一台割り当ててトラップにするのはもったいないので、よくこの仮想化手法が利用された。

擬似仮想化は完全仮想化ほどの空間の分離力はないが、その分完全仮想化の泣き所であるオーバーヘッドの低下はきわめて小さい。
VMwareESXのオーバーヘッドが小さい、といってもそれは擬似仮想化とほぼ同レベル、という世界。
もっとも、その時点でESXに対する擬似仮想化ソリューションの勝ち目はなくなっているのだけれど、手軽・安価という意味ではまだまだ現役。
OpenVZやUML、Xen2.0やLinux-vServerなんかもこの擬似仮想化になる。

正直、ESXは高いwwwww 現在、ESXはVMware Infrastractureという統合製品に組み込まれているが、こいつはそもそも数百台のサーバをさらにESXで倍加させ、その上でそのすべてを一元管理するデータセンター向けソリューションで、とってもぷらいすれす♪www
使ってみたいけど誰かお金クダサイwwwwwwwwって世界だw
仕事以外で触ることなんてまずないし、HPC業界でもなけりゃなかなかお目にもかかりにくいだろうと思うwww

というわけで、4.92。XenですよXen。いや、別にはじめて触るわけでもないけどw

つーことでしばらく時々無能は沙耶の備忘録化する恐れがありますwwww
ご注意をwwww

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