激動の1943(後半)

たった一人の気まぐれにより、起きてしまった世界大戦。
それは、止められない戦いだったのか。
核開発が早く終わらないかとwktkしてるヤツの脳みそは何が詰まっているのか。

そもそも、なぜ核を作っているのか。
ある日、彼に聞いた新聞記者がいた。
「核は、本当に必要ですか」
「もちろんだ。だって、撃ち込んでみたいじゃないか」

世界は、たった一人のキチガイによってその運命を握られていた。


野坂って誰。って話があるかもしれない。

野坂参三。1944年に日本人民開放連盟を組織したりし、帝国主義に反発した男である。組織名からすでにネタバレしてる気もするが。
帝国主義を敵とみなしたのは、民主主義もそうであったが、もう、ひとつ徹底的に帝国主義を敵視した連中がいる。

その名は、共産党。

ぶっちゃけ、この人は筋金入りの共産主義者であるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんでアメリカの属国の傀儡政権なのに共産主義者が政権握ってるのwwwwwwwwwwwwww
ただし、この人ソ連のスパイだったんじゃね?という疑惑が付きまとい、果ては二重スパイだったのかも?なんて話まであるため、彼の本当の姿を誰も知らない。
注意:共産主義は単一の主義ではなく、コミンテルンや中共など複数の主義主張を内包しており、相互に相容れない部分がありますw

彼は死ぬまでほとんど黙して疑惑に対し答えてはいない。
…こんなんが政権握ってて、ほんっっっとうにいいのか、日本w


これを機に英国の総帥権を返却。コックローチ・ローラーの開始である。
いまだ抵抗を続ける蒙古などは適当に日本に任せるとして、アメリカは最期の敵に立ち向かうのである。共産主義の雄、ソビエト連邦。その壁は高く、険しい。っていうかシベリア横断すんのかよ、だりぃ。

手始めにウラジオストック陥落。裏でオホーツクに揚陸、樺太、カムチャッカにも揚陸する。
わりと目についたら手当たり次第、といった感がある。中央アジア部の日本との国境線は日本軍を集めて強固な防衛線を張ると、アメリカ軍の大行進が始まる。
ぶっちゃけ敵の抵抗も強くないので、っていうかどこのアホがシベリアに大戦力を置いておくというのか。ヨーロッパ戦線で鍛えた部隊の敵ではない。

暇になったのか、ルーズベルトの目はコックローチは適当に進軍してくれ、とヨーロッパへ。
…あれ?
フランスとイギリスの糞野郎、なに仲良くポーランド地方の真ん中でおままごとしてやがる?
フランスはイタリアの国境線にばかり戦力を集め、ポーランド地方はソビエトの戦力と普通に拮抗。むしろ互角っていうか分が悪いくらいの情勢。
なにせ我が国の領土であるメーメルとケーニヒスベルグが陥落したのだから。

むか。これだから勤勉でない国の連中は。カトリックときたら形式ばかり重んじやがるし、プロテスタントどもはカネカネカネか。貴様らみんな死んでしまえ。
これからはモルモン教の時代だ。
…そろそろネタとしてもヤバいかww

属国化した日本だが、連合に加盟せず、孤立する方針を固めたようで、まあ勝手にしろ。
シベリア征服に混ぜてやろうかと思ったが、自ら孤高の道を行くならそれもよかろう。

ど・う・せ・属・国・だ・し。

シベリアに上陸したアメリカ軍は破竹の勢いで版図を塗り替えていく。

…最初のうちだけ。

そうである。今更ながらわかってはいたことなのだが。移動速度が糞お・せ・ぇ。プロヴィンスひとつ移るのにヘタすると数ヶ月掛かる。というかインフラ整備0%とか、普通に物資供給が滞る。民兵相手に戦車が負ける。なにこの無法地帯。

それでもなんとか守備兵を配置しながら突破口に戦力を集め、突破して版図を広げて…。

「やってらんねぇッ!!!!!」
ルーズベルトがキレた。折り悪く季節は秋に差し掛かり、もうすぐ冬。シベリアの冬は寒いだろうなぁ…(他人事。
突破戦力の中核の戦車師団が低速化する冬。というか寒くてタダでさえ戦力消耗が起こる冬。加えて物資供給が常に滞るシベリア。

ルーズベルトがキレるのも仕方が無い。うん、きっと仕方が無い。
急遽海軍の増産はここから段階的な縮小を行い、かわりに陸軍の拡張が図られる。
陸軍の増強が始まるまでの間、ヨーロッパ戦線に残した小数の兵力はまず橋頭堡となるケーニヒスベルグとメーメルの奪還に全力を投入。これを奪還すると、即時に増強用陸軍をケーニヒスベルグへ上陸させる。フランスとソ連が国境線で取ったり取られたりをしている合間に、アメリカ陸軍はそのソ連国境線を北部から南部に向けてアメリカ色に塗り替え始める。あわせて、海岸線沿いに戦線を拡大し、重要拠点となるレニングラードを占領。これにより、ソビエトの外海との接点は黒海の軍港のみとなる。
もっとも、海峡をイギリスとトルコが押さえており、外海に出られるはずもないが。
また、レニングラード陥落に伴い、アメリカ軍の主力中の主力、USNはその出番を完全に失う。

以降、ワシントンとケーニヒスベルグ・レニングラードとの陸軍輸送に専念することになる。
…せっかく作った超大型戦艦は出番がないまま終わった。

戦線の拡大を図りつつ、動乱の1943年は冬を迎え、終焉する。
ソビエトの陸軍は極東のインフラ未整備による進軍速度の遅さを加味し、西部戦線に総力を投じる。

いま、赤いゴキブリとの主義主張を賭けた、真の世界大戦が始まったのである。
殺るか殺られるか。相互の主義主張と生命を賭けてその答えとしよう。

この1943年1月11日をきっかけに行われた日ソ同時宣戦布告を持ってして、第二次世界大戦の幕開けとされている。
ちなみに、このときのルーズベルトは。
「ああ、イタリアをフランス色に塗り替えたらスイスが本当の意味で陸の孤島になるなぁ♪ やってみてぇ!」
などと書いたキチガイ丸出しの手紙を間違えてスイス政府に送ってしまったという噂である。
本来のあて先がムッソリーニという時点でいずれにしてもケンカ売ってることに違いはないのだが。

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