そういや

R-Type Tactics IIがもうすぐでしたっけ?
10/29か。ちょっと楽しみ。R-Type Tacticsの方でもやっておくかなぁ。

R-TYPE、アイレムの作りだした、希代の名作シューティング。

懐古厨といわれようが、なんだろうが、こいつがシューティングゲームの悲惨極まりないストーリーの先鞭をつけたことに異論はないはずです。この設定の基本はR-Type IIIからですが。


超一級品のSF。それが沙耶の評価ですね。SFとしての手法自体はかなり一般的なロジックも多いのですが、それをゲームという形で表現し、デザインするにあたって、事実の断片断片を細切れにしながら提示し、プレイヤーに思考させる、という手法はなかなかです。

22世紀。

人類は突如現れた生命体とおぼしきものとの遭遇を果たす。それは、人類のDNAと同様の二重螺旋構造を有する”生命”であろうと思われた。
”それ”は自己増殖する超束積高エネルギー生命体。太陽系の外から、”それ”は地球めがけて侵攻して来ていた。

”それ”への攻撃はほとんど通用せず、調査船の持ち帰った”それ”の切れ端から、”それ”の発する波動エネルギーによる攻撃が有効であると判明。
これをバイドと呼称。銀河系中心部に、このバイドの繁殖する星があることも確認される。

こうして生み出されたのがR-9。それまで宙間戦闘機として開発されてきたRシリーズにバイドの切れ端の制御ユニットを取り付け、作りだされたのが、フォース。

22世紀の人類の、バイドとの戦闘の記録、それがR-TYPE。

しかし、実はバイドの正体は26世紀の人類のうみだした、惑星級戦略兵器。
26世紀に突如現れた正体不明の侵略者に対抗すべく生み出された超兵器。
暴走によって太陽系内で活動を開始したそれを、26世紀文明は次元断層を引き起こす兵器で次元のはざまへと放逐、一応の決着をみる。

バイドは次元をさまよい、そこでさまざまなものを喰らい、増殖し、そして、22世紀の時間へと出現する。
バイドには帰巣本能が存在し、彼らは”ただ地球に帰りたい”その一念で、自分の生まれた星を目指して、銀河の中心から長い長い旅を。

これがよく知られたR-Typeのコアストーリー。
しかし、R-Typeは流石に4世紀も先の兵器との戦闘ですので、相当な無茶が施されましたし、また各ゲームのエンドも悲惨なものが多いです。

たとえば、バイドコアを倒したものの、機体ごとバイドに侵食されてしまうR-9。パイロットの理性はすでになく、ただ、地球へ帰る。それだけの思いを胸に地球への帰還コースへ向かう機体。

それは、すでにバイドになってしまっているのに。

英雄の帰還を待ちうけるのは、仲間であったはずのR-9大隊による砲撃。

とか、機体を制御するにあたって、R-9カスタムのような設定はもはや戦争の裏側そのもの。

23歳の女性パイロットの肉体を14歳前後の少女の状態に幼体固定し、さらに四肢を切断、脳と機体のコントロールユニットをリンクさせる、というまさに“カスタム”の名にふさわしい非道。

とか、バイドコアを異次元まで追撃して撃破。ほかの機体なら脱出できる異次元から、そのとある機体だけは出力不足で脱出不能。撃破したはずのバイドコアに取りこまれ、落ちて行く機体。
救いは、いつかその場所へやってくる”誰か”に殺してもらうこと。
永劫の闇にさまよえ、ケルベロス。

とか。救いなんかありゃしません。

バイドは4度襲撃し、4度撃退される。彼らもまた、R-9のパイロット同様、ただ、地球に帰りたかっただけの、生命。

2163年、第一次バイドミッション:R-Type
同年、  人口天体エデンで起きた、エデン・パラドックス:R-Type LEO(並行宇宙の話)
2164年、起動上にある要塞収容の殲滅兵器が地表に落下、サタニック・ラプソディー:R-Type⊿
※この原因になったのが第一次終結後、外縁部でサルベージされた”バイド化した”R-9。
2165年、第二次バイドミッション:R-Type II
2169年、第三次バイドミッション:R-Type III

そして、R-Type FINAL、オペレーションネーム「ラストダンス」を持ってして、バイドの殲滅ミッションは完了する。もっとも、バイド自体はフォースという形でその後もこの22世紀の世界に残るのだけれど。


R-Type Tacticsはこの人類とバイドとの戦いをシミュレーションに置き変えたもの。そもそもRシリーズ自体がカスタムのような一部の特殊な試作機を除けば、汎用戦闘量産機の設定なので、むしろ生産してバイドの攻勢展開に対応する、というシミュレーション的視点はむろんあってしかるべきです。

そもそも今のアイレムにはシューティングは作れないでしょうしね。

で、今作であるR-Type Tactics II -Bitter Chocolate-。

バイドを太陽星系から追い出した人類。FINALまでバイドの完全殲滅はないので、この時点ではまだ太陽系から追い出した程度なわけですが、ひとまずひと安心、というところでしょうか。
まあこの状況下で人間ってのはやること一個だよね。

という非常に大人なにがーい設定。

つまり、人類共通の敵をぶっつぶし、人類はフォースというバイドを利用した強力な兵器を手に入れた。

やることは?


人類間戦争。


うわぁ。サイテーだこのひとたちwwwwwwwwwwwwwwゲームクリエイターなのに夢も希望もないよこの大人げないおっさんたちwwwwwwwwwwwwwwwwwもっとやれwwwwwwwwwwwwwww

というわけで今作は人類対人類の殲滅戦。きっとまあどっかでバイドも介入してくるんでしょうけど。
ちょっと楽しみですね。
トレーラームービーがかっこいいです。

…はずだった。で泣けてきます。いままでのR-9パイロットたちは、何のために、誰のために死んでいったと。
彼女は、なぜあんな姿で太陽系の果てで、孤独な死を受け入れなければならなかったのだと。
OPだけで泣けてきますね。主に懐古厨的にw

そして、ラストに出てくるのはどうみても…。

そうか、そうですね。つぶし合った人類の前に、彼らは再び。なにこの絶望感と悲愴感。
Rシリーズの出撃にこれほど適したシーンはないね。そしてまた悲劇のパイロットが飛び立つわけですねわかります泣けるわボケが。


あ、ちなみにFINALのCルートとかやっておくと実はさらに22世紀の人が馬鹿というすさまじい裏切られ方をします。ネタバレだから書かないwwwwやれwwwww

バイド誕生秘話みたいなもんだろあれは。
あとストーリーにフォースが出てくるってだけで一瞬で脳内でアラビアンムーンとかいう名前が出てきたあなた、友達になりませんか。

パーフェクトソルジャー大好きです^^;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
知らない人はそのまま知らないままでいればいいと思いますwwwww

0 thoughts on “そういや

  1. 密教・僧兵から見た他の徒党員:
    お願いだから死なないで!蘇生しても瀕死なんだから…;;

  2. 晶はわかるんだけど、ツノクマーに我慢挑発ってなんか軽減出来る術ダメあったっけ?
    錬気撃って術ダメついてるのん?

  3. しらねーw 俺が覚えてるわけねーw
    僧兵連撃の上位だな、錬気は。
    やってないからわからんが、僧兵連撃だと固定ダメ分追加だっけか。
    石宗高弟でも釣るんじゃないの、あいつ準備なし単体乱射するだろ?

  4. 5戦やって1回ぐらいしか五雷来なかったなw
    T仙モードか準備道モードのどっちかだったわー

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